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PressClub Japan · 記事.

2010年パリ・モーターショー BMW出展内容

プレミアム・カー・メーカーであるBMWの最新モデル・レンジの特徴は、圧倒的な美しさと卓越した効率性です。BMWは2010年パリ・モーターショーに各種のニュー・モデルや車両コンセプトを出展し、BMWの開発戦略によって成し遂げられ、これらの特徴によって裏付けられた進化を皆様にご覧いただきます。傑出したパフォーマンスと比類ない燃費性能、低排出ガス特性を同時に実現しながらも、高品質なデザインで見る者の欲望を駆り立てるそれぞれのモデルは、BMWでしか体験できない未来志向のドライビング・プレジャーを提供し、世界の自動車市場において、企業としてのBMWに高い収益と成長をもたらします。

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プレミアム・カー・メーカーであるBMWの最新モデル・レンジの特徴は、圧倒的な美しさと卓越した効率性です。BMWは2010年パリ・モーターショーに各種のニュー・モデルや車両コンセプトを出展し、BMWの開発戦略によって成し遂げられ、これらの特徴によって裏付けられた進化を皆様にご覧いただきます。傑出したパフォーマンスと比類ない燃費性能、低排出ガス特性を同時に実現しながらも、高品質なデザインで見る者の欲望を駆り立てるそれぞれのモデルは、BMWでしか体験できない未来志向のドライビング・プレジャーを提供し、世界の自動車市場において、企業としてのBMWに高い収益と成長をもたらします。

 

BMWブランドが市場攻勢のために生み出した最新モデルが、ニューBMW X3です。世界で初公開されるこのモデルは、2010年パリ・モーターショーの最大のハイライトのひとつに数えられます。スポーツ・アクティビティ・ビークルとしてセグメントに初めて参入したこの最新世代モデルは、世界各国で累計60万台以上を販売した先代モデルの成果を受け継ぐ一台であり、その特性をあらゆる面で最適化しています。ニューBMW X3は、スポーティでエレガントなデザインに加え、クラスで最も広い室内空間と多様性を備えて登場します。俊敏性において、クラスをリードする地位をさらに磐石なものとし、快適性も大幅に向上しました。またBMW EfficientDynamicsの生み出した各種テクノロジーの採用により、数ある競合モデルの中でも燃料消費量と排出ガス量を最も低く抑えた一台です。

 

BMWは、2010年パリ・モーターショーで2+2シーターのラグジュアリー・モデルによるコンセプト・カーを世界初公開し、スポーツ性能と運動性能に対する情熱を皆様に提示します。それが「BMWコンセプト6シリーズ クーペ」です。これはスポーツ・ドライビング・プレジャーとBMWブランドならではの独自性を、未来に向けて新たに定義した一台です。クラシックなBMWクーペの特徴を随所に組み込んだこのコンセプト・カーは、70年以上にわたるBMWブランドの伝統をさらに進化させるものです。最新のデザインが施されたこのコンセプト・カーは、調和のとれた流れるようなラインを特徴としており、波の動きを連想させることでダイナミックなパワーを表現しています。

 

市場導入と同時に好調な実績を残したニューBMW 5シリーズ セダンと5シリーズ ツーリングは、美しさ、躍動感、効率性というBMWブランドの価値観を、アッパー・ミドル・レンジ・セグメントの中で魅力的なモデルとして見事に融合しました。パリ・モーターショーでは、これらのモデル向けのもうひとつのエンジン・バリエーションと、初採用となるインテリジェント四輪駆動システムxDrive搭載モデルも展示します。さらにBMW 5シリーズのセダンとツーリングの各モデルに設定されるMスポーツ・パッケージも世界初公開されます。BMW 5シリーズ グランツーリスモに関しても、xDriveは進化を続けています。将来的には、このモデルに用意されるガソリン・エンジン、ディーゼル・エンジン搭載車の全てに装備することも可能です。

 

 

最新のモデル・ラインナップでBMWは、ドライビング・プレジャーと優れた燃費性能を最適に統合したモデルをあらゆるセグメントに提供しています。現在の厳しい競争の中でこうした独自のステイタスを確立することに貢献したのが、「BMW EfficientDynamics開発戦略」と、未来のモビリティに向けた多彩なコンセプトです。CO2をまったく排出しない走りの世界への道を切り開いたのが、BMWコンセプト・アクティブEです。このコンセプト・カーも、2010年パリ・モーターショーでフランス初公開となります。BMW 1シリーズ クーペをベースとしたこのコンセプト・カーは、電気駆動システムと画期的な蓄電システムを搭載し、1回の充電で、BMWならではの俊敏性を楽しみながら約240kmを走ることができます。

 

魅力的なビジョン:BMWコンセプト6シリーズ クーペ

プレミアム・クラスの2+2シーターが持つスポーツ・ドライビングの歓びと独自性を再定義したのが、BMWコンセプト6シリーズ クーペです。2010年パリ・モーターショーで世界に向けて初公開されるこのコンセプト・カーは、スポーティでエレガントなクーペを作り続けてきた歴史の中で、BMWブランドが進化させてきたさまざまな特性を際立たせた一台です。このコンセプト・カーは、美しさと躍動感を特徴とする新たな概念のカテゴリーの創造に道を切り開く一台でもあります。

 

BMWコンセプト6シリーズ クーペは、BMWのエレガントな本物のデザインによって、比類ないエンジンとシャシーが提供する突出した軽快さを表現しています。このコンセプト・モデルでは、ロング・ノーズ、ショート・オーバーハング、後方に寄せられたパッセンジャー・コンパートメント、ロング・ホイールベース、低い姿勢のシルエット、ダイナミックに流れるルーフ・ラインなど、クラシックなBMWクーペ特有のデザインが随所に採り入れられています。フロント・エンドからリア・エンドまで流れるように伸びるボディ・ラインが、ボディの各セクションをまるで一体構造で作られたかのように融合させています。

 

ボディ表面は、面の構成に従って緻密に流れるラインによって形作られています。こうした線と面の対比によって、BMWコンセプト6シリーズ クーペは生まれながらにしてスポーティなオーラを放ちます。線によって描かれる形状と面の造形がもたらすこの作用は、風や潮の満ち干き、潮流によって生まれる海面の波をヒントにしたものです。

 安全性を向上させる革新技術:アダプティブ・ヘッドライト機能を内蔵したフルLEDヘッドライト

このコンセプト・カーを形作る一つ一つの要素の中で、最も注目すべき特徴のひとつが、新開発のフルLED式ヘッドライトです。BMWで初めて採用されたフルLED式ヘッドライトは、鮮やかな白色光を放ち、前方の路面を明るく均一に照らし出します。さらに、このシステムにはアダプティブ・ヘッドライト機能も組み込まれています。同じくLEDライト・リングによるデイ・ランニング・ライトは、ひと目でBMWだとわかる徴的なフロント・エンドのスタイリングをいっそう際立たせます。

 

このコンセプト・カーのリア・エンドに装備されるBMWの特徴的なL字型テール・ライトは、ボディ・サイドとリア・エンドのデザインを視覚的に結びつけています。ユニット内部にはLEDライト・ストリップが2本組み込まれ、BMWならではのナイト・デザインを表現しており、L字の下側のライト・ユニットがその効果を高めています。また、ターン・インジケーター、テール・ライト、ブレーキ・ライトにもLEDを使用しています。

 

 

BMWコンセプト6シリーズ クーペのインテリアは、機能性とエレガンス、独自性を特徴としています。センター・コンソール周辺は、BMWの特徴であり、スポーツ・クーペの裏付けでもあるドライバー志向のコンセプトに基づくもので、比類ないスタイリッシュな空間がデザインされています。ダッシュボードの中央にはiDrive用の独立型10.2インチ・コントロール・ディスプレイが装備され、斬新なアクセントを添えています。このコンセプト・カーにはBMWの各モデル・シリーズに採り入れられているヘッドアップ・ディスプレイも装備され、世界の他メーカーのモデルには見られないほどの優れた機能性を提供します。また、BMWコンセプト6シリーズ クーペには、専用設計のHiFiオーディオ・システムと、デンマークのオーディオ専門メーカー、バング・アンド・オルフセン社による高品位コンポーネントも装備され、最高のサウンド体験を提供します。

 

パリで世界初公開:ニューBMW X3

ベストセラー・モデルとなった先代モデルの後継となるニューBMW X3は、パリ・モーターショーで世界に向けて初公開されます。この新型スポーツ・アクティビティ・ビークルは、大きな実績を残した先代モデルを上回るほどの俊敏性と快適性をもたらします。室内空間と収納力が増したことで、後席の乗員がメリットを受けるばかりでなく、ラゲージ・ルームもさらに使いやすくなりました。ニューBMW X3の後席に装備される40:20:40の割合で分割可能な可倒式リア・シートを折り畳むと、ラゲージ・ルーム容量は通常の550リッターから1,600リッターまで広げることができ、同クラスのどの競合モデルよりも広々とした空間と多彩な用途を提供します。

 

ニューBMW X3のボディ・デザインは、洗練されたエレガンスと野生的な俊敏性が表現されています。フラットなフロント・エンドに高く引き上げられたリア・エンドを組み合わせたことで、躍動感あふれるウェッジ・シェイプのサイド・ビューが完成し、このモデルのスポーティな資質が強調されています。抑揚ある面構成は、いくつかの印象的なラインによって引き立てられ、ボディに精巧な造形美をもたらしています。ニューBMW X3のフロント・ビューは、前方へ突き出すようなキドニー・グリルと大型のヘッドライト・ユニット、パワフルな印象をもたらすフロント・エプロン、キドニー・グリルから伸びる6本のラインが特徴的なボンネットで構成され、自信に満ちた表情を形作っています。

 

空間的な広がりと多様性を備えるインテリア・コンセプトと、高品質の素材、特徴的なラインを描く表面デザインによって、ニューBMW X3の室内にはモダンでプレミアムな雰囲気と高度な機能性が加わりました。シート・ポジションを高くしたことで乗り降りがしやすくなったと同時に、前方の車の流れも見やすくなりました。また前席にも後席には、随所に収納部や収納トレイ、カップ・ホルダーが組み込まれています。大人3人が乗車できるリア・シートは、足元やひじ周りのスペースが先代モデルよりも大幅に広がったことで、長距離ドライブでも快適な乗り心地を提供します。

 

 

BMW EfficientDynamics:最新の駆動テクノロジーとオート・スタート・ストップ機能を、6気筒エンジン搭載の8速オートマチック・トランスミッション車に初搭載

新たに導入されるニューBMW X3には、2種類の最新技術を搭載したエンジンが用意されます。ニューBMW X3 xDrive20dには、4気筒ディーゼル・エンジンが搭載されます。最高出力は先代モデルを5kW上回る135kW(184ps)を発生。EUテスト・サイクルによる100km走行あたりの平均燃料消費量は5.6リッターで、先代モデル比で14%向上しました。ニューBMW X3 xDrive35iには、最高出力225kW(306ps)の直列6気筒ガソリン・エンジンが搭載されます。

 

 

ニューBMW X3 xDrive35iには、8速オートマチック・トランスミッションが標準装備されます。このトランスミッションは、BMW X3 xDrive20dにも標準仕様の6速マニュアル・トランスミッションに代わるオプションとして用意されます。競合モデルにこのような装備がオプション設定されている例はありません。またこのオートマチック・トランスミッションには、交差点や渋滞の区間で停車したときにエンジンを自動的に停止させるオート・スタート・ストップ機能が初めて組み込まれており、エンジン停止後、ブレーキ・ペダルから足を放すとただちにエンジンが再始動します。

 

新開発のサスペンション、改良型xDrive、オプションのダイナミック・ドライビング・コントロール

ニューBMW X3には、フルタイム四輪駆動システムxDriveが標準装備されます。このインテリジェント四輪駆動テクノロジーは、運動性能の強化を狙いとした革新的なチューニングが施されたことで、トラクションとコーナリング中のハンドリングを向上させており、一定速度でのコーナリング中には駆動トルクの多くをリア・ホイールに配分します。オプションのパフォーマンス・コントロールを装備すると、この俊敏なハンドリングをいっそう強化することができます。

 

ニューBMW X3には、まったく新しく開発されたサスペンションが搭載されます。フロントのダブル・ジョイント・スプリング・ストラット・アクスルに5リンク・リア・アクスルを組み合わせたことで、俊敏性と快適性を共に向上させるための理想的な条件が整いました。BMWのXモデルに初めて採用されるエレクトリック・パワー・ステアリング(EPS)も、このモデルの精密なハンドリングに大きく貢献するシステムです。オプションとして用意される新開発のバリアブル・スポーツ・ステアリングを装備すると、急カーブを走行する際に最小限のステアリング操作で前輪の舵角を変えることができるようになります。

 

ニューBMW X3にオプション設定されるダイナミック・ダンピング・コントロールは電子制御ダンパーを内蔵したシステムで、路面状況やドライバーの走行スタイルに応じてダンパーの減衰力を調整します。ドライバーはダイナミック・ドライビング・コントロールを介して、ダンパーの特性マップを切り替えることができます。BMW X3に初採用のこの機能は、センター・コンソールのボタンを操作して、「NORMAL」、「SPORT」、「SPORT+」の3つのモードを選択することができます。

 

BMWコネクテッド・ドライブによるユニークなドライバー・アシスタンス・システム

BMWコネクテッド・ドライブが提供する各種のドライバー・アシスタンス・システムは、このクラスでは例がないほど充実しています。中でもニューBMW X3には、ヘッドアップ・ディスプレイ、アダプティブ・ヘッドライト、ハイビーム・アシスタント、ブレーキング機能付きクルーズ・コントロール(BMW X3 xDrive35iには標準装備)、トップ・ビュー機能付きリア・ビュー・カメラが用意されています。その他にも、2ゾーン式オートマチック・エア・コンディショナー、電動パノラマ・ガラス・サンルーフ、ハイエンド・オーディオ・システム、HDDドライブを内蔵したナビゲーション・システム「BMW Professional」、オートマチック・テールゲート、電動ボールヘッドを内蔵したトーバーなど、多彩なオプションが用意されています。またパリ・モーターショーでは、ニューBMW X3向けに2011年から導入されるMスポーツ・パッケージも出展されます。

 

 

新エンジンとxDriveの導入でさらに多彩になったBMW 5シリーズ

2010年パリ・モーターショーでは、導入間もないニューBMW 5シリーズ ツーリングが、各種の新エンジンと共に披露されます。5シリーズ ツーリングのモデル・バリエーションには、3つ目のガソリン・エンジンとディーゼル・エンジン2機種が新たに加わります。ニューBMW 528iツーリングには高精度ダイレクト・インジェクション・システムを装備した最高出力190kW(258ps)のガソリン・エンジンが、ニューBMW 525dツーリングには最高出力150kW(204ps)の3.0リッター直列6気筒ディーゼル・エンジンが搭載されます。BMW 535dツーリングの直列6気筒ディーゼル・エンジンには、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用し、最高出力220kW(300ps)を発生します。

 

さらにBMWのインテリジェント四輪駆動システムxDriveを搭載した2つのモデルも、世界に向けて初公開されます。ニューBMW 535i xDriveツーリングには、BMWツインパワー・ターボと高精度ダイレクト・インジェクション・システム、バルブトロニックを装備した、最高出力225kW(306ps)の直列6気筒エンジンが搭載され、そのパワーは自在に比率を変えながら四輪全てに配分されます。ニューBMW 530d xDriveツーリングでも、最高出力180kW(245ps)の直列6気筒ディーゼル・エンジンによるパワーが、同じように分配されて路面へ伝えられます。いずれのモデルも、2011年春に導入の予定です。

 

BMWツインパワー・ターボを採用した直列6気筒ターボ・ディーゼル・エンジンは、BMWのディーゼル・エンジンの中でも最強のパワー・ユニットで、圧倒的な推進力と優れた効率性を兼ね備えています。ニューBMW 5シリーズ セダンには四輪駆動システムxDriveも導入され、同じく好調なスタートを切りました。5シリーズ セダンのトップ・モデルに用意されたこのシステムは、初めて8気筒エンジンと組み合わされ、直ちに効果をもたらしました。BMW 550i xDriveセダンでは、BMWツインパワー・ターボと高精度ダイレクト・インジェクション・システムを装備した、最高出力300 kW(407ps)のV8エンジンと、8速オートマチック・トランスミッションにこのフルタイム四輪駆動システムを組み合わせています。パリ・モーターショーでは、このエグゼクティブ・セダンの四輪駆動モデルを、さらに2車種出展します。このインテリジェント四輪駆動システムは、5シリーズ ツーリングの2車種以外にも、最高出力225kW(306ps)の直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載したBMW 535i xDriveセダンと、出力180kW(245ps)の直列6気筒ディーゼル・エンジンを搭載したBMW 530d xDriveセダンに搭載されます。BMW 5シリーズ ツーリングのxDrive搭載車と同じく、これら2車種も2011年春に導入の予定です。

 

BMW 5シリーズ グランツーリスモでも、四輪駆動モデルの選択肢がさらに広がりました。搭載されるエンジンは最高出力300kW(407ps)の8気筒ガソリン・エンジン、出力225 kW(306ps)の6気筒ガソリン・エンジン、出力220 kW(300ps)および180 kW(245ps)の6気筒ディーゼル・エンジン2機種です。トップ・モデルのBMW 550i xDriveグランツーリスモとBMW 530d xDriveグランツーリスモに続き、さらに2つの6気筒エンジン・モデルにxDriveが搭載されます。BMW 550i xDriveセダン、2010年秋に導入されるBMW 535i xDriveグランツーリスモ、BMW 535d xDriveグランツーリスモに、2011年春に市場への参入を予定している5シリーズ セダンとツーリングの最新バリエーションを加えると、BMW 5シリーズの四輪駆動モデルは合計で9車種となります。

 

 

この他にもBMWはパリ・モーターショーで、BMW 5シリーズ セダンとツーリングのために開発された革新的なテクノロジーを、導入に先立ち公開します。それが「ハンズフリー・テールゲート・オープニング機能」です。BMWコネクテッド・ドライブの開発哲学の一環として考案されたこの機能は、他には例のない手法によって、荷物の積み込みをさらに容易にします。オプション装備品のコンフォート・アクセスに含まれるこの機能は、バンパーに内蔵されたセンサーで記憶した足の動きに従って、テールゲートを自動的に開きます。これにより、多くの荷物やかさ張る荷物を運んでいるときでも、これらを一度地面に下ろし、手動操作でテールゲートを開ける必要がなくなりました。この「ハンズフリー・テールゲート・オープニング」機能は、2011年秋から5シリーズ セダンとツーリングに導入予定です。

 

最適な運動性能を目指して:BMW M GmbHの製品ラインナップ

2010年秋から、BMW M GmbHの製品ラインナップがさらに充実します。パリ・モーターショーで初公開されるのが、BMW純正アクセサリーとして用意される新開発のレトロフィット用コンポーネント、Mパフォーマンスです。BMW M3に装着することで、さらに個性を際立たせ、躍動感あふれるポテンシャルをいっそう強化できます。

 

ニューBMW 5シリーズ セダンおよびツーリングのダイナミックなキャラクターをさらに際立てるのが、各モデル専用設計のMスポーツ・パッケージです。パリ・モーターショーでは、ニューBMW M3用のMスポーツ・パッケージを、2010年11月の導入に先立ち公開します。BMW Individualのラインナップも 、BMW 7シリーズやBMW 5シリーズの各モデル向けに新登場した魅力的な製品によってさらに充実します。

 さまざまな基準を確立し、新たな可能性を切り開いたBMW EfficientDynamics

BMW EfficientDynamicsは、BMWブランドならではの駆けぬける歓びをこれまでにない形で表現し、燃料消費量と排出ガスを減らすためのさらなる方策を提供することを目指した、BMWの開発戦略です。2010年パリ・モーターショーでは、その最新の成果と将来に向けた長期的展望もご紹介します。傑出した効率性を備えた新開発エンジンや、駆動システム関連テクノロジーの最適化は、いずれも燃料消費量の軽減を目指したものです。これによってBMWの車両は、あらゆるセグメントで最高のドライビング・プレジャーと効率性を同時に提供することが可能になります。数多くの革新的な車両コンセプトは、燃料消費量と排出ガスの軽減、そして究極的にはCO2を排出しないモビリティへの道を示すものです。BMWはエネルギー源として水素を活用したり、電気駆動システムの開発に継続して取り組んだりすることで、現在もこの目標の達成を目指しています。

 

ニューBMW X3の導入は、BMW EfficientDynamicsによるテクノロジーをモデル・ラインナップ全体に標準仕様として導入することに向けた、さらなる前進でもあります。ニューBMW X3では、初めて6気筒エンジン搭載車にもオート・スタート・ストップ機能が用意されることになりました。また6速マニュアル・トランスミッション仕様車ばかりでなく、8速オートマチック・トランスミッション仕様車にもこのシステムを装備できるようになりました。大きな実績を残したスポーツ・アクティビティ・ビークルの最新世代モデルには、BMW Xモデルとしては初めてエレクトリック・パワーステアリング(EPS)が装備されます。このシステムでは、電気モーターがパワー・アシストの機能を果たします。このモーターはステアリングを操作する必要があるときを除いて作動しないため、エネルギー消費量の軽減に大きく貢献します。

 

 

2010年秋から、BMWの全ての現行モデルは、ヨーロッパの排出ガス基準EU5に準拠した車両となります。また、オプションのBMW BluePerformanceを装備することで、2014年から施行されるEU6をクリアすることができるモデルもさらに増えました。BMW 530dセダン、BMW 320dセダン、BMW 320dツーリング、BMW 330dセダン、BMW 730d、BMW 730Ldに続き、このテクノロジーを装備することでEU6をクリアした7番目のモデルがニューBMW 530dツーリングです。

 

BMW EfficientDynamicsのもうひとつの支柱として、BMWアクティブハイブリッド・テクノロジーも用意されています。燃料消費量と排出ガスを大幅に減らしてダイナミックなパフォーマンスをさらに強化するため、そのキャラクターに応じて内燃式エンジンと電気駆動システムを高度に融合した2つのモデル、BMW ActiveHybrid 7とBMW ActiveHybrid X6が今年から導入されました。

 

BMWスタイルのエレクトロモビリティ:BMWコンセプト・アクティブE

アクティブハイブリッド・テクノロジーのさらなる開発と並び、BMWは電気駆動分野に関する知識と経験もさらに広げつつあります。パリで披露されるBMWコンセプト・アクティブEは、BMWスタイルのCO2を排出しないモビリティがどのような形をとるのかを示す一台です。BMW 1シリーズ クーペをベースにしたこのコンセプト・カーは、フルサイズ・シート4つと、容量200リッターのラゲージ・ルームを備え、同時に、BMWならではの俊敏性と駆けぬける歓びを、テールパイプから排気ガスを出さずに体験できます。このコンセプト・カーのためだけに開発された電気モーターは出力125kW(170ps)で、発進と同時に250Nmにおよぶ最大トルクを発生させます。駆動するための電力は、車内へ巧みに組み込まれたリチウム・イオン・バッテリーから供給されます。

 

電気自動車の実際の運用に関する知識をさらに収集するために、BMWでは来年、試験車両による大規模な実証試験を予定しています。この試験は個人ユーザーによって日常走行を行うもので、フランス(予定)を含む複数の国で実施される予定です。MINI Eの試験車両を用いたパイロット・プロジェクトに続くこの実証試験によって、BMWグループはエレクトロモビリティに関する広範囲にわたる研究開発を、組織的に進めていく方針です。実証試験によって得られた各種情報は、都市部での使用を目的としたメガシティ・ビークルの開発に携わるプロジェクトiに提供されます。このまったく新しい車両コンセプトにも電気モーターが使われ、2013年に生産を開始する予定です。

 

BMWコネクテッド・ドライブ:外部との通信機能でいっそうのドライビング・プレジャーを

ドライバー、車両、外部を結ぶインテリジェント・テクノロジーについて、BMWは革新的な手法を生み出しています。BMWコネクテッド・ドライブによるドライバー・アシスタンス・システムやモビリティ・サービスは、ドライブの快適性やインフォテインメント機能、安全性を向上します。2010年パリ・モーターショーでは、ドライビング・プレジャーをさらに上のレベルに引き上げるため、BMWコネクテッド・ドライブが新たに提供する革新的な機能をご紹介します。

 

 

パリ・モーターショーでは、BMW 7シリーズ向けに開発された最新の後席用車載電話が披露されます。この車載電話の大きな特徴は、WiFiホットスポット機能内蔵のコードレス・ハンドセットであることで、ノートPCやアップル社のiPadなどの各種通信機器を使用することで、走行中にワイヤレスでインターネットへアクセスすることができます。BMWはこの他にも、新たなBluetoothインターフェースをご紹介します。このテクノロジーは、アップル社のモバイル・オペレーティング・システム「iOS 4」向けに開発されたもので、アップル社の新しいiPhone4をはじめとした各種携帯端末による通信が可能になります。同じくパリ・モーターショーに出展されるiPod Out機能は、車内でアップル社の各種携帯音楽プレーヤーを使用する際の操作性を向上するためのものです。さらにBMWは、BlackBerryスマートフォンを車内で使用するための世界的にもユニークなテクノロジーをご紹介します。このテクノロジーでは、テキスト・トゥ・スピーチ機能でEメールを表示させることも可能になります。車内で利用できる、Google社による各種サービスの幅もさらに広がりました。例えばナビゲーション・システムで目的地を指定すると、Google社の「パノラミオ」サービスを経由して、オンボード・モニターにその場所の画像を表示させることができます。

           

2.    主なハイライト

 

●      世界初公開:BMWコンセプト6シリーズ クーペ

2010年パリ・モーターショーは、BMWコンセプト6シリーズ クーペを世界に初公開するための舞台です。プレミアム・クラスの2+2シーターをテーマとしたこのコンセプト・カーは、美しさと運動性能に対するBMWの情熱を形にした一台です。流れるようなラインと造形美にあふれる美しい面構成が、BMWコンセプト6シリーズ クーペの特徴です。クラシックなBMWクーペ特有のデザイン・エレメントが、モダンな形で新たに表現されています。またこのコンセプト・カーにはフルLED式ヘッドライトや、新開発のiDrive用独立型コントロール・ディスプレイなど、革新的な装備も数多く採り入れられています。

 

●      世界初公開:ニューBMW X3

これまで以上の運動性能と走行快適性、室内空間の広さ、多様性を誇るニューBMW X3は、同セグメントにおいて先代モデルが確立した競合モデルとの差をさらに大きく広げます。効率性の面でも、このたび導入される2つのエンジンが、新たな基準を確立します。6気筒エンジンと8速オートマチック・トランスミッションの組み合わせに、初めてオート・スタート・ストップ機能が組み込まれます。また、ニューBMW X3にはBMWのXモデルとしては初めて、エレクトリック・パワー・ステアリング(EPS)が標準装備され、ドライビング・ダイナミック・コントロールもオプションで設定されます。ニュー・モデルにはこの他にも、アダプティブ・ヘッドライトやヘッドアップ・ディスプレイ、トップ・ビュー機能付きリア・ビュー・カメラなどが用意されています。いずれもBMWコネクテッド・ドライブによるドライバー・アシスタンス・システムであり、このセグメントでは他に例のないものです。

 

●      世界初公開:新エンジンとMスポーツ・パッケージが用意された
ニューBMW 5シリーズ ツーリング

ニューBMW 5シリーズ ツーリングでは、さらにディーゼル・エンジン2機種とガソリン・エンジン1機種が新しくラインナップに加わりました。BMW 525dツーリングには、最高出力150kW(204ps)の3.0リッター直列6気筒ディーゼル・エンジンが搭載されます。一方BMW 535dツーリングのパワー・ユニットは、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーを採用した直列6気筒ディーゼル・エンジンで、最高出力は220kW(300ps)に達しています。BMW 528iツーリングには、高精度ダイレクト・インジェクション・システムを装備した、最高出力190kW(258ps)のガソリン・エンジンが搭載されます。パリ・モーターショーでは他にも、このエグゼクティブ・ツーリング・モデルで初の四輪駆動車、BMW 535i xDriveツーリングとBMW 530d xDriveツーリングも披露されます。また、BMW 5シリーズ ツーリング向けに新しく開発されたMスポーツ・パッケージも初公開されます。

 

●      世界初公開:ニューBMW 5シリーズ セダンのxDriveモデルとMスポーツ・パッケージ、ニューBMW 5シリーズ グランツーリスモのxDriveモデル

ニューBMW 5シリーズ セダンには新しくディーゼル・エンジン1機種がラインナップされ、エンジン・バリエーションがさらに広がりました。BMW 535dセダンに搭載される直列6気筒ディーゼル・エンジンは、最高出力220kW(300ps)を発生します。パリ・モーターショーでは、ニューBMW 5シリーズ セダン向けに初めて開発されたMスポーツ・パッケージも公開されます。さらにニューBMW 5シリーズ セダンには、BMWのインテリジェント四輪駆動システムxDriveも用意され、BMW 5シリーズ セダンとしては初めて、8気筒エンジン搭載車にも設定されることになりました。パリではこのxDriveを装備したBMW 550i xDriveと共に、BMW 535i xDrive、BMW 530d xDriveが初公開されます。また今後は、BMW 5シリーズ グランツーリスモでも、全てのエンジンにxDriveを組み合わせることができるようになります。

 

●      イノベーション:ハンズフリー・テールゲート・オープニング機能

2010年パリ・モーターショーでは、BMWコネクテッド・ドライブが生んだ、荷物の積み込みをいっそう楽にするための革新的な快適機能も初公開されます。それが「ハンズフリー・テールゲート・オープニング」機能です。この機能は、ニューBMW 5シリーズ セダンとニューBMW 5シリーズ ツーリングに装備され、会場で披露されます。この機能では、ユーザーが車両の後ろに立ち、センサーが記憶した通りの足取りで歩くことで、自動的にテールゲートが開きます。この革新的な機能はオプション装備品のコンフォート・アクセスに含まれており、2011年秋からニューBMW 5シリーズ ツーリングとニューBMW 5シリーズ セダンに用意される予定です。

 

●      イノベーション:BMW M GmbHによる新製品

BMW M3のレーシング・カーを連想させる躍動感を、いっそうシャープに際立てる新たなオプションが加わり、BMW M GmbHの提供する製品ラインナップがさらに広がりました。BMW純正アクセサリーとして用意される新開発のレトロフィット用コンポーネント、Mパフォーマンスは、エアロダイナミクスとインテリアの強化に重点を置いた製品で、2010年のパリ・モーターショーで初公開されます。また、ニューBMW 5シリーズ セダンやニューBMW5シリーズ ツーリングに加え、ニューBMW X3にもMスポーツ・パッケージが用意されることになりました。

 

●      イノベーション:BMWコネクテッド・ドライブによる新機能

ドライバー、車両、外部を結ぶ高度な技術によって、BMWコネクテッド・ドライブは、ドライブの快適性やインフォテインメント機能、安全性を向上させるための魅力的な可能性を創造しました。また、スマートフォンや携帯音楽プレーヤーを車内に接続するテクノロジーでも、BMWコネクテッド・ドライブは世界をリードします。2010年パリ・モーターショーでは、BlackBerryスマートフォンを接続するための、世界的にもユニークなテクノロジーを公開します。これによって、テキスト・トゥ・スピーチ機能でEメールを表示させることも可能になります。この他にも、新たなBluetoothインターフェースをご紹介します。このテクノロジーは、アップル社のモバイル・オペレーティング・システム「iOS 4」向けに開発されたもので、アップル社の新しいiPhone4をはじめとした各種携帯端末による通信が可能になります。同じくパリ・モーターショーに出展されるiPod Out機能は、車内でアップル社の各種携帯音楽プレーヤーを使用する際の操作性を向上するためのものです。車内からのオンライン接続に新たな可能性を切り開いたのが、後席用車載電話に組み込まれたWiFiホットスポット機能です。この機能により、ノートPCやアップル社のiPadなどの各種通信機器を使用して、走行中にワイヤレスでインターネットにアクセスすることができます。

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