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MINI John Cooper Works GP Concept:妥協なきレーシング・スピリット IAA Cars 2017にデザイン・スタディを出品

BMWグループは、フランクフルト・アム・マインで開催される「フランクフルト国際モーターショー(IAA Cars 2017)」に、MINIのモダンレーシングカーとしての資質を形に表したデザイン・スタディ、MINI John Cooper Works GP Conceptを出品する。

デザイン、コンセプトカー
 

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BMWグループは、フランクフルト・アム・マインで開催される「フランクフルト国際モーターショー(IAA Cars 2017)」に、MINIのモダンレーシングカーとしての資質を形に表したデザイン・スタディ、MINI John Cooper Works GP Conceptを出品する。ちょうど50年前、MINIはモンテカルロラリーで伝説的な勝利を挙げた。その偉業にインスパイアされたこのデザイン・スタディは、サーキットと公道の両方における卓越した運動能力と究極的なドライビング・プレジャーを体現する。このコンセプトカーは2012年のMINI John Cooper Works GPと2006年のMINI Cooper S with John Cooper Works GP Kitからバトンを受け継いでいる。限定台数(それぞれ2,000台)が生産されたこれら2つのモデルは、当時のパフォーマンスの限界に挑んだ。

 

「MINI John Cooper Works GP Conceptは、モータースポーツの世界で感じる限りないドライビング・フィールとハイレベルなフォーマンスを象徴しています。」と、BMW AG取締役会メンバーで、MINI、ロールス・ロイス、BMW Motorradを担当するペーター・シュワルツェンバウアーは述べている。「これはドライビング・プレジャーを最も純粋な形で表現したクルマです。」

 

デザイン - コンパクトなプロポーションとスポーティな俊敏性

MINI John Cooper Works GP Conceptのデザインは純粋さと感情的な豊かさに溢れている。現行のMINIよりもワイドなこのデザイン・スタディはダイナミズムと力強さを醸し出している。大型のフロント・エプロンとリア・エプロン、サイド・スカート、突き出したルーフ・スポイラーが自信に満ちた姿。カーボンファイバーをはじめとする軽量な素材を使用し、パワーウェイトレシオの向上を図っている。そして均等にバランスされた重量配分が、MINIの特徴的なゴーカートのようなフィーリングを生み出す。

 

「MINIに詳しい人なら、このブランドのモータースポーツにおける長く栄光に満ちた歴史をご存知でしょう。」と、BMWグループのデザイン部門担当の上級副社長、エイドリアン・ファン・ホーイドンクは語る。「MINI John Cooper Works GP Conceptは、MINIのデザインを定義している要素一式を用いて、MINIとして最もスポーティで最も刺激的な姿を見せています。いま私たちが目にしているのは、最大限のパフォーマンスを最大限に表現したMINIなのです。」

 

フロント・エンド

フロント・エンドを強く印象づけているのは大型のエア・インテークと精密にモールドされたエア・デフレクターだ。小気味よい造形のアドオンパーツが、なめらかなMINIのシルエットを縁取り、それが真正面から見たときにMINI John Cooper Works GP Conceptのレースらしさを際立たせる。フロント・エンドのメイン・ボディとエア・デフレクター間のスペースが、このクルマの存在感をさらに強調する。エクステリアのカラーリングは、John Cooper Worksモデルでおなじみの対照的な色のコンビネーションである。ブラック・ジャック・アンスラサイト(黒と灰色の中間のような色)に、アクセントとしてメタリックのカーブサイド・レッド(マット仕上げのメタリック・レッド)が組み合わされる。メタリックのカーブサイド・レッドは、クラシカルなJohn Cooper Worksのレッドに新鮮な印象を与え、パフォーマンスとアドオンパーツが最適化されていることを視覚的に訴えかける。

 

フロント・エンドの中心にある楕円形のヘッドライトと六角形のラジエター・グリルといった象徴的なMINIのデザイン要素が、このクルマに備わる唯一無二の個性をアピールする。同時に、ボンネットと突き出たエア・スクープが形づくるパワードーム、六角形のラジエター・グリル、フロント・エプロンのエア・インテークといった要素が、このクルマのスポーティな外観を際立たせている。さらにハイスピード・オレンジ色のアクセントが、ヘッドライトとエア・インテークの視覚的なインパクトを高めている。

 

大型のフロント・エプロンはアスファルトに吸い付かんばかりに下に向かって伸び、ワイドなトレッドと大きく張り出したホイールアーチがトップレベルのハンドリングと高いコーナリングスピードを予感させる。もうひとつの技術的なハイライトは、フロント・エプロンが全カーボンファイバー構造になっていることで、これにより軽量化が図られている。表面はカーボン・クロスが直接見える高光沢のクリア仕上げで、赤い六角形のグラフィックで飾られる。

 

側面

伝統的なMINIの様式で、少しずつ狭まっていくウィンドウと緩やかに高さを増していくショルダーラインの相互作用がウェッジ・シェイプのサイドビューを形成し、ホイールが回り始める前から突き進んでいるような印象を生み出している。低く身構えたボリュームあるサーフェスが逞しいボディと融合して、側面に身軽さと躍動感を与えている。なお、カーナンバーの0059はクラシックMINIが誕生した1959年を示すもの。

 

カーボンファイバー製のサイド・スカートがボディの最も低い部分を特徴づけている。19インチの「レーストラック」軽量ホイールのクラシカルなマルチスポーク・デザインが、このデザイン・スタディのパフォーマンス指向を強調する。カーブサイド・レッドのコントラストが、ハイスピード・オレンジにペイントされたリム内側とGPのロゴとともに、ホイール・デザインに活気を与えている。また、ドアミラーの基部とドア・ハンドルがそれぞれカーブサイド・レッドとハイスピード・オレンジに塗られ、ハイライトを添えている。

 

リア・エンド

MINI John Cooper Works GP Conceptのリア・エンドには、異なるフォルムを見事に組み合わせたフロント・エンドと側面のデザイン処理が踏襲されている。ここでも大きなサーフェスが、精密に造形された整流効果を持つエレメントによって縁取られ、LED式リア・ライトが外側いっぱいに配置され、運動能力に重きを置いていることを強調している。両側のハーフ・ユニオン・ジャックなどの洗練されたディテールが、このコンセプトカーが英国生まれであることをアピールするとともに、スポーティでテクニカルな外観をつくり出している。突き出たルーフ・スポイラーはこのクルマの意思の強さの視覚的な主張であり、側面のエレメントの領域にまで割り込んでいる。

 

フロント・エンドおよび側面と同様、車体の最も下の部分は精密かつダイナミックなデザインになっている。カーボンファイバー製のエア・ベントとエア・デフレクターは最適なポジションに配置され、またリアの外側の端に取り付けられた2つのレイン・ライトはウェット・コンディションのレースで被視認性の向上に役立つ。リアの低い位置に据えられたクラシカルなセンター出しのツイン・テールパイプは、John Cooper WorksのDNAを体現した注目度抜群のアイテムとなっている。

 

インテリア - ストリップ・ダウンされ、見た目もレース指向

MINI John Cooper Works GP Conceptのインテリアは不要なものが削ぎ落とされている。残されたのはレーシング・ドライブを支える本質的な要素、すなわちロールケージと、低い位置に据えられた2脚のバケット・シート(5点シートベルト付き)、すっきりとしたデザインのインストルメント・パネルである。ギアシフトはステアリングホイールのパドルで行う。

 

インテリアのすべての要素はドライバーに焦点を合わせている。デジタル式インストルメント・クラスターとヘッドアップ・ディスプレイを備え、状況に応じて必要な情報を直接ドライバーの視線上に表示する。これによりドライバーは視線を路上に維持することができる。ドライバーとクルマとの相互交流の手段は主にデジタル式であり、例えばサスペンション・セッティングは、MINIならではのセンターメーターからのタッチ調整となる。デジタル化により、ディスプレイは大型のスクリーンとなった。大型の緊急カットオフ・ボタンと、スタート/ストップボタンが付いたMINI伝統のトグル・スイッチが、デジタルの世界とアナログの世界を繋いでいる。

 

リアシート・ベンチ、ヘッドライニング、従来型のドアトリム・パネルは軽量化のために省かれている。その代わり、ロールケージのエレメントの間とリア・コンパートメントの面には、テクスチャー仕上げで六角形の模様が付いた軽量パネルが張られている。これが、飾り気のないリアと、デザインされたフロント・キャビンを橋渡ししている。

 

ドアは溝の形をしたグリップとファブリック製ストラップを使って開閉し、ドライバーと同乗者はレーシングカーのようにロールケージをまたいで潜り込むようにしてシートに座る。

 

インテリアは、削ぎ落とされたスポーティなフォルムと、印象的なエレメント、大胆なカラー・アクセントの組み合わせで構成される。その結果、室内ではレーシングカーと同様に無機質なボディシェルと、ハイクオリティなプロダクションカーの上級な内装がにらみ合うことになる。ホワイトでベーシックなスペースを背景に、ブラックのレザー張りのヘッドレストとボルスターが、ブラック/ホワイトのニット生地が張られたシートの中央セクションと鮮やかなコントラストを成す。新技術の3Dニッティングにより、上品でモダンな感触があり、かつ赤色のアクセントが視覚的な主張をしている。輝いているアルミ製のロールケージも、3Dプリンティングによって作られたドアとインストルメント・パネルのブラックのパーツ類とは好対照だ。六角形のグラフィックがあしらわれた軽量構造のトリム・エレメントは、スポーティでモダンな見た目を強調する。一部の機能パーツはメタリック色のカーブサイド・レッドでペイントされ、カラー・アクセントを添えている。また、ベルト・ストラップやロゴ、ステアリングホイールとシートのステッチといったディテールにはハイスピード・オレンジが使われ、赤色を補完するアクセント・カラーの役目を果たしている。MINIがこのコンセプトカーのインテリアに用いたテクノロジーは3Dプリンティングと3Dニッティングの技術によるもので、将来的に大掛かりな設備なしに生産できるシンプルなパーソナライゼーションを可能にする。

 

MINI + ハイ・パフォーマンス + サーキット・フィーリング = John Cooper Works

MINI John Cooper Works GP Conceptのキャラクターは、50年以上前にまでさかのぼるモータースポーツのヘリテッジによって定義づけられている。クラシックMINIは、伝説的なスポーツカー・デザイナーのジョン・クーパーの手によって、公道ではドライビング・プレジャーの代名詞とまで呼ばれる存在へと、またレースとラリー・シーンでは類稀な成功を収めたコンペティション・マシーンへと生まれ変わった。モータースポーツにおけるMINIの経歴はちょうど50年前に始まり、モンテカルロラリーでの3連勝でその頂点に達した。現在、John Cooper Worksの名前は、確立されたモータースポーツのノウハウに裏付けられた高い品質と、長い歴史を誇る英国のプレミアム・スモールカーと密接な繋がりを持つ製品/モデルの同義語である。このクルマのステアリングを握ることによって、モータースポーツの興奮が日常生活においても体験できる。

 

MINI John Cooper Works GP Concept特設ページ:

https://www.mini.jp/ja_JP/home/Concept/mini-john-cooper-works-gp-concept.html

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