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PressClub Japan · 記事.

The new BMW M3 Sedan and BMW M3 Competition Sedan. The new BMW M4 Coupé and BMW M4 Competition Coupé.

本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2020年10月時点)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更される可能性がありますので予めご了承ください

G80
·
F82
·
クーペ
·
3 シリーズ
·
4 シリーズ
·
M モデル
·
M3
·
M4
 

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新型BMW M3セダンおよびBMW M3コンペティション セダン

新型BMW M4クーペおよびBMW M4コンペティション クーペ

 

モデル・バリエーション:

BMW M3セダン 353kW[480PS]、加速性能[0 – 100km/h]:4.2秒、
燃費(複合モード):10.8リッター/100km、CO2排出量(複合モード):248g/km

BMW M3コンペティション セダン 375kW[510PS]、加速性能[0 – 100km/h]:3.9秒、燃費(複合モード):10.2リッター/100km、CO2排出量(複合モード):234g/km

BMW M4クーペ 353kW[480PS]、加速性能[0 – 100km/h]:4.2秒、
燃費(複合モード):10.8リッター/100km、CO2排出量(複合モード):248g/km

BMW M4コンペティション クーペ 375kW[510PS]、加速性能[0 – 100km/h]:3.9秒、燃費(複合モード):10.2リッター/100km、CO2排出量(複合モード):234g/km

 

パワートレイン

出力が異なる2つの直列6気筒エンジン、マニュアル・トランスミッション、8速Mステップトロニック・トランスミッション、オプションの4WDシステムM xDrive

 

日常のドライビングで得られるモータースポーツ・フィーリングが、新たなラウンドに入りました。初代BMW M3がデビューしてから35年、BMW M GmbHはプレミアム・ミッドサイズ・セグメントに新世代の高性能スポーツ・モデルを導入します。新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペは、いずれも伝統的なスポーツ・スピリットと最先端技術を融合させ、日常のドライビングでの極めてダイナミックな駆けぬける歓びを表現するモデルです。5人乗りセダンと4人乗りクーペというモデルごとの独自のコンセプトに加え、最新のパワートレイン・テクノロジーを駆使してこれまで達成できなかったより個性的なセットアップの自由度も獲得しました。これら2つのモデルは、Mツインパワー・ターボ・テクノロジーによる高回転型直列6気筒エンジンで駆動され、2種類の出力ステージを選択できます。またこのセグメントでは唯一、高性能スポーツ・カー向け6速マニュアル・トランスミッションが提供されています。さらに、ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションと、従来の後輪駆動に代わるオプションとしてインテリジェント四輪駆動システムM xDriveも用意されています。

 

競合ひしめく環境においてさえ類を見ない多彩なドライブトレイン・ポートフォリオによって、新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペには3つの独立した車両特性が与えられています。新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペに搭載される直列6気筒エンジンの発生する最高出力353kW/480PSを6速マニュアル・トランスミッションを介してリヤ・ホイールに伝達し、極めて純粋なパフォーマンスを提供します。新型BMW M3コンペティション セダンおよび新型BMW M4コンペティション クーペには、出力375kW/510PSを発生するパワフルな直列6気筒エンジンが搭載され、8速Mステップトロニック・トランスミッションが組み合わされており、いずれも標準仕様では後輪を駆動します。2021年夏に発売予定のこれら2つのコンペティション・モデルにはオプションで四輪駆動システムM xDriveも用意され、俊敏性を損なうことなくさらに一段上の走行安定性と卓越したトラクションを提供します。

 

これらスターティング・ラインナップにより、BMW M GmbHの新型高性能モデルは競合ひしめく環境の中での主導的ポジションをさらに強固にするでしょう。新型BMW M3セダンは、BMWミュンヘン工場で製造されます。この本社工場では新型BMW 3シリーズ セダンも製造されます。新型BMW M4クーペはBMWディンゴルフィン工場で製造されます。ここではさらに、新型BMW 4シリーズ クーペ、BMW M5に加え、BMW M8の全モデル・バリエーションも生産されています。世界市場への導入は2021年3月から始まり、2021年夏には四輪駆動のコンペティション・モデルが導入される予定です。

 

Mならではの卓越したパフォーマンスを発揮する高回転型直列6気筒エンジン

新型高性能モデルのパワートレインは、BMWの直列6気筒ガソリン・エンジンの中でも出力およびトルクに関して最高値をマークします。先代モデルと比べても、その進歩は目を見張るものがあります。コンペティション・モデルのパワー・ユニットは先代モデルよりも最高出力で44 kW/60PS上回り、最大トルクは100Nm上回っています。

新型の直列6気筒エンジンには、BMW M GmbH製エンジン特有の高回転特性と最新世代のMツインパワー・ターボ・テクノロジーが一体化されています。排気量3リッターのパワー・ユニットは2種類の出力ステージを用意しており、いずれも胸のすく出力特性と高回転特性を発揮し、これらを途切れることなく最大負荷域まで維持します。こうした特性がリニアに出力を増加させる比類ない出力特性を生み出し、BMW Mモデルならではのパフォーマンスとして体験できます。この新型直列6気筒エンジンは、耐久レース用に新開発されたBMW M4 GT3の極めてパワフルな心臓部のベースにもなっています。

新型BMW M3セダンと新型BMW M4クーペに用意されているエンジン・バリエーションは、2,650~6,130rpmの幅広い回転域で最大トルク550Nmを発揮します。353kW/480PSの最高出力は6,250rpmのエンジン回転数で発生します。コンペティション・モデルのパワー・ユニットの出力特性も同様に高められており、幅広い負荷域で最大トルクを発揮します。コンペティション・モデルのエンジンは2,750~5,500rpmの回転域でトルク650Nmを提供し、375kW/510PSの最高出力を6,250 rpmで発生させます。最高回転数は7,200rpmです。

こうした出力特性によって極めて優れた加速性能を提供しており、その証拠は測定値に現れています。新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペの停止状態から車速100km/hまでの発進加速性能は、それぞれ4.2秒です。0 - 200km/hの加速に要する時間は13.7秒で、80-120 km/hの中間加速性能は4.1秒(4速ギヤ)または5.6秒(5速ギヤ)です。コンペティション・モデルの場合は、0-100km/h加速が3.9秒で、0-200km/h加速が12.5秒、80-120km/h中間加速が2.6秒(4速ギヤ)または3.4秒(5速ギヤ)です。すべてのモデル・バリエーションで最高速度は250km/hで電子制御されますが、オプションのMドライバーズ・パッケージを組み合わせると最高速度は290km/hになります。

 

モーター・スポーツ譲りの軽量構造とテクノロジー

エンジンの出力特性や効率性、サーキットへの適合性は、BMW M GmbHの長年にわたるモーター・スポーツでの経験に基づいて考案された構造手法や、最高のパフォーマンスを発揮するために開発されたM専用コンポーネントの採用によってもたらされます。クランクケースは、スリーブレス・クローズド・デッキ構造により極めて高い剛性が与えられています。これにより極めて高い燃焼圧力を達成でき、出力特性を最適化できます。ワイヤ・アーク溶射(LDS)で生じるシリンダー摺動面の鉄皮膜は、摩擦損失を低減させるだけでなく軽量化にもつながります。また、極めて高いねじれ剛性を持つクランクシャフト・ドライブは、優れた出力特性と極めて大きなトルクを供給可能にしています。新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペのパワー・ユニットには鍛造軽量クランクシャフトを採用しており、それによる回転質量の低減によってエンジンの高回転特性も改善されています。

この直列6気筒エンジンのシリンダー・ヘッドのコア部分は、3Dプリントで製造されています。この製造プロセスが追加されたことで、従来の鋳造技術ではなし得なかった幾何学的形状を作り出すことに成功しました。また、この3Dプリント技術によってシリンダー・ヘッド・コアが軽量化されただけでなく、温度管理を最適化するクーラント・ダクト配置も可能になりました。

 

2基のターボ・チャージャー、最適化されたインテーク・エア・ガイド、最高のパフォーマンスを求めて設計されたガソリン・ダイレクト・インジェクション

この極めてスポーティなエンジンの出力特性は、さらに特別仕様のMツインパワー・ターボ・テクノロジーによって支援されています。このエンジンにはモノ・スクロール式のターボ・チャージャーが2基搭載されており、それぞれが1番~3番シリンダーに、または4番~6番シリンダーに圧縮した空気を送り込みます。低温回路を通じてエアが供給されるインダイレクト・インタークーラーと特殊なコンプレッサーが、ターボ・チャージャーの出力特性を最適化します。また、素早く閉じることができる電子制御式ウエスト・ゲートがターボ・チャージャーの胸のすくレスポンスを実現させ、その開口部の広さがエンジン近くに配置しているキャタライザーの効率性を最適化します。さらに、流量を最適化した設計により、インテーク・エア・ガイド内の圧力損失も軽減されます。

特に加速時や高回転域などエンジンに高い負荷がかかる際には、ガソリン・ダイレクト・インジェクションの品質がその効力を発揮します。最新仕様の高精度ダイレクト・インジェクション・システムは、最高350barの圧力で燃料を燃焼室に送り込みます。これにより噴射時間をさらに短縮することができ、効率的な混合気形成を実現します。さらに、燃料噴射の微粒化がクリーンな燃焼を促し、エンジンからの排出ガス量を削減します。Mツインパワー・ターボ・テクノロジーには、さらに可変バルブ制御システムのバルブトロニックと無段階可変バルブ・タイミング・システムのダブルVANOSも組み合わされています。この直列6気筒エンジンの排気ガス特性は、ガソリン微粒子フィルターを装備することで最適化されています。新型BMW M3セダンと新型BMW M4クーペの全バリエーションが、ユーロ6d排出ガス基準を満たしています。

 

サーキットを走るために設計された冷却システムとオイル供給システム

新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペには、エンジンの高い出力やその構造、また技術的詳細に合わせて綿密に設定された特別仕立ての冷却システムが装備されています。この冷却システムは、短い距離を中心とした日常走行や市街地走行においても、またサーキットで使用する際の高出力運用においても、あらゆる場面で、すべてのドライブトレイン・コンポーネントに最適な作動温度を維持します。

冷却用のエアは、フロント・エンドに装着された大口径のインテークを通じて必要なときにいつでも確実に供給されます。このエアは、BMWキドニー・グリルの後部中央エリアでまず低温用ラジエターを抜け、高温用ラジエターに当たります。このエアはさらに下方へ向かい、水平配置されたエンジン・オイル・クーラーを通過します。コンペティション・モデルの場合、このエアはさらに独立式トランスミッション・オイル・クーラーを通り抜けます。低速走行などの際、冷却の必要性が高い場合には電動ファンでエアの流れを強化します。

インター・クーラーを流れる冷却液の流量は、低温回路内に設置された電動クーラント・ポンプによって最適な状態に維持されます。高温回路には、機械式ウォーター・ポンプとメイン・ラジエターに加えてホイール・ハウス内の側面に設置された別体式ラジエターも含まれています。これらすべてがエンジン・ブロックと2つのターボ・チャージャーに冷却液を供給します。追加された電子制御クーラント・ポンプにより、エンジン停止後の一定時間、引き続きターボ・チャージャーを冷却できるようにしています。

サーキットでのスポーティな走りを考慮して設計されたオイル供給システムのコンセプトにも、BMW M GmbHがモーター・スポーツで培ったノウハウが活かされています。重量を最適化したエンジン・オイル・パンは、2つに分割されたチャンバーと一体化されたサクション・チャネルを備えています。追加のサクション・ステージにより、特性マップ制御式オイル・ポンプに、容量バッファとして働く2つの小さなオイル・サンプからの潤滑液を供給することが可能になりました。これにより、極端な前後方向加速度や横方向加速度が生じても、常に確実なオイル供給を保証します。

 

電子制御式フラップ装備のモデル専用エグゾースト・システムが発する感動的なエンジン・サウンド

この直列6気筒エンジンのハイ・パフォーマンス特性は、モデル専用エグゾースト・システムにより支えられています。最適なパイプの取り回しや大きな断面形状によりデュアル・パイプ・エグゾースト・システム内に生じる背圧を低減させ、特徴的なサウンドを発生させます。このエグゾースト・システムは大容量のサイレンサーに合流しており、排気ガスはそこからBMW Mならではのスタイルの4本出しテール・パイプを通って排出されます。リヤ・エプロンから覗くデュアル・テール・パイプは、新型BMW M3セダンおよび新型BMW M4クーペの場合はクローム、コンペティション・モデルはブラック・クロームになっています。

エグゾースト・システムは、高回転型エンジンの特性やリニアな立ち上がりを強調する極めて感動的なエンジン・サウンドを発生させ、それにより乗員に迫力あるフィードバックを提供します。電子制御で調整される無段階可変式フラップは、エンジン音の騒々しく感じる周波数帯域を抑えて快適性を向上させます。さらに、エンジン・モードを切り替えることでキャビン内に届くエンジン音も変化させることができます。センター・コンソールの該当するボタンでSPORT(スポーツ)・モードかSPORT+(スポーツ・プラス)・モードを選択すると、パワートレインのダイナミクスの高まりに合わせてエグゾースト・ノートの音色や音の強さが正確に同調されます。どちらのモードでも、ドライバーがセンター・コンソールのMサウンド・コントロール・ボタンを押すとエンジン音量を下げることができます。

 

セグメントで唯一の6速マニュアル・トランスミッション

BMW M3セダンとBMW M4クーペのエンジンとトランスミッションの組み合わせにより、クラシックなパフォーマンスも体験できます。新型高性能モデルの競合環境には、6速マニュアル・トランスミッションを提供しているモデルは他にありません。伝統的に、マニュアル・トランスミッションはドライバーとクルマとの密接な対話を可能にします。正確に設定されたショート・シフト・ストロークによって、そのときどきの走行状態に適したギヤを選択する際の操作快適性と正確性を向上させています。極めてスポーティな走行状態では、シフト・アシスタントが快適性と走行安定性をサポートします。

コーナー手前でのブレーキングの際、シフト・アシスタントはシフト回転数コントロールによってシフト・ダウン後にスリップ(ホイール・ロック)を引き起こさないようにするためのシステムです。シフト・アシスタントはiDriveメニューで作動解除できます。

6速マニュアル・トランスミッションのギヤ比の幅およびギヤ・レシオは、エンジンの出力特性に完璧に合わせてあります。これにより最適なシフト回転数に調整し、最大の運動性能を確保することで極めてスポーティな加速を実現できます。さらに、先代モデルのマニュアル・トランスミッションと比べてベル・ハウジングも新設計となり、この極めて高性能な新型エンジンの要件に合わせて調整され、軽量化することができました。こうした総重量の軽減も、このマニュアル・トランスミッションのもう1つの特徴です。全コンポーネントを合計すると、コンペティション・モデルの8速Mステップトロニック・トランスミッションよりも約25kg軽くなっています。

 

コンペティション・モデルに標準装備:ドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッション

コンペティション・モデルに搭載される極めてパワフルな直列6気筒エンジンのパワーは、標準装備のドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションを経て伝達されます。新型BMW M3コンペティション セダンおよび新型BMW M4コンペティション クーペのために特別に開発されたこのオートマチック・トランスミッションは、エンジン特性に精密に合わせたギヤ比の組み合わせと極めてスポーティなギヤ・シフトを特徴としています。ギヤ比の幅を大きく取り、エンジン低回転域での経済的な走行に貢献すると同時に、低速域からでも素早く駆動力を高めることができます。またトルク・コンバーターを技術的に改善して回転ムラを抑制し、極めてダイレクトなレスポンスを可能にしています。このトランスミッションのコンバーター・ロック・アップ・クラッチは、すでに発進直後から100パーセントの締結状態になります。

このMステップトロニック・トランスミッションでは、フル・オートマチック・ギヤ・シフトおよびシーケンシャル・マニュアル・シフトによるギヤ・チェンジが可能です。そのために、新設計のギヤ・セレクター・スイッチの他にステアリング・ホイールにパドル・スイッチが標準装備されています。ドライバーは、左右いずれかのパドル・スイッチを操作することでオートマチック・モードから自発的に、または一時的にマニュアル・モードへ切り替えることができます。マニュアル・モードで定速走行から急加速する際は、一気にロー・ギヤまで飛ばしてシフト・ダウンすることができます。その場合、ドライバーはアクセル・ペダルをフル・スロットル位置まで踏み込むと同時に左側のパドル・スイッチを引きます。マニュアル・モードで加速する際は、エンジンがレブ・リミットに達しても強制シフト・アップは行われません。オートマチック・モードでは、ダウンシフト時にエンジン回転数を自動調整することで、スポーツ走行を意識したコーナーへのブレーキング時にドライバーをアシストします。このスロットル・ブリッピング機能により、スポーティな走行時の好ましくないエンジン・ドラッグ・トルクが軽減されます。

ギヤ・セレクター・スイッチに統合されたドライブロジック・ボタンでは、トランスミッションのシフト特性を変更できます。オートマチック・モードでもマニュアル・モードでも、明らかに異なる3つのセットアップから選択できます。ドライバーは快適性重視、スポーツ走行用のセットアップの他、サーキット走行に最適なシフト特性を使用することもできます。

 

BMW M3セダンおよびBMW M4クーペに初設定された四輪駆動システムM xDriveがトラクションとパフォーマンスを最適化

2021年夏以降、BMW M3およびBMW M4モデルに初めて、従来の後輪駆動に代わる選択肢として高性能スポーツ・カー用に開発された4WDシステムを提供する予定です。4つのホイールすべてに駆動力を供給することで、エンジンの卓越したパワーを最も効果的なスタイルで運動性能へと変換できる新たな可能性が用意されたのです。モデル専用開発の四輪駆動システムM xDrive(エム・エックスドライブ)は、極めて素早くかつ正確に作動する新しい制御システムを採用しており、必要に応じてフロント・ホイールとリヤ・ホイールの駆動トルクを可変配分できます。その結果得られるドライビング・エクスペリエンスは、驚異的な俊敏性に加え、極めてダイナミックな走行状況でも驚くほど正確なハンドリングを提供します。さらに、駆動力の可変配分により最適化されたトラクションが、発進加速性能を大幅に向上させます。Mならではの後輪駆動を意識したシステム設計により、スポーティなコーナリングでもかつてないレベルの安定性と運動性能を実現します。

M xDriveシステムには、駆動トルクをホイールに伝達するモデル専用のプロペラ・シャフトとアウトプット・シャフト、ならびにファイナル・ドライブのアクティブMディファレンシャルが組み合わされます。フロント・ホイールとリヤ・ホイール間の駆動トルクは、必要に応じてトランスファー・ケース内の電子制御多板クラッチが無段階に可変配分し、左右のリヤ・ホイール間の駆動トルクはアクティブMディファレンシャルが同様に振り分けます。これにより、スポーツ走行の際や左右のホイール間で路面グリップの異なる場面において、トラクション、俊敏性、安定性を大幅に向上させることができます。M xDriveとアクティブMディファレンシャルは、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)とネットワークで結ばれており、そのときどきの走行状態に合わせて2つのシステム間の協調を綿密に調整します。走行状況の変化にいち早く対応するため、トランスファー・ケースにはさらにホイール・スリップ・コントロール機能が統合されています。これにより、フロント・アクスルとリヤ・アクスル間のわずかな回転数差は、セントラル・コントロール・ユニットにフィードバックすることなく、迅速かつ直接的に補整されます。

通常の走行状態であれば、システムはすべての駆動力をリヤ・ホイールに送ります。リヤ・ホイールが駆動力を路面に伝達しきれなくなったとき、初めてフロント・ホイールに駆動力が供給されます。この特別なセットアップにより、この四輪駆動システムはBMW Mモデルの伝統的な特徴である駆けぬける歓びを実現します。さらに、ドライバーはセットアップ・メニューから必要に応じて駆動力配分を設定することもできます。初期設定である4WD(四輪駆動)モードの場合、後輪駆動を重視した駆動力伝達によって優れたトラクションと精密にコントロール可能なハンドリング特性が得られます。4WD Sport(4WDスポーツ)モードでは俊敏性がさらに高まり、リヤ・ホイールへ送られる駆動トルクの割合はさらに大きくなります。このモードではコントロール・ドリフトも可能であり、Mならではのリニアな横方向加速度(横G)の上昇によって、コントロールが容易な状態を維持します。サーキットで最大の運動性能を発揮させるため、4WD Sportモードはオプション設定されているパフォーマンス・タイヤのグリップ特性に精密に合わせられています。DSCをオフにすると、2WD(後輪駆動)モードが使用できます。このモードでは駆動トルクをリヤ・ホイールにのみ伝達するため、経験豊富なドライバーであれば、スタビリティ・コントロール・システムの介入に邪魔されることなく純粋な後輪駆動の走りを愉しめます。

 

 

詳細は添付のプレスキットをご覧ください。

 

パワートレイン

出力が異なる二つの直列6気筒エンジン、マニュアル・トランスミッション、8速 M ステップトロニック・トランスミッション、オプションの4WDシステムM xDrive..............3

サスペンション

Mならではの正確性、カスタマイズ性を最大化................................................................11

デザイン

表情豊かでエモーショナル.......................................17

装備品

モーター・スポーツの雰囲気を醸し出す コクピットと操作コンセプト.............................................................22

BMW Mパフォーマンス・パーツ

カスタムメイドの運動性能.................................................................30

新型BMW M 1000 RR

モーターサイクルのMモデル................................................................32

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