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監査役会、オリバー・ツィプセとの契約を2026年まで延長 - ヨッヘン・ゴラーが新たに取締役に就任
28.09.2023 プレスリリース
オリバー・ツィプセとの契約を2026年まで延長
ライトホーファー:「BMWグループはオリバー・ツィプセの下で、競争力のあるリーダーとしての地位を強化した」
ヨッヘン・ゴラーがピーター・ノータの後任として、カスタマー・ブランド・セールス部門取締役に就任
監査役会は、ノータの卓越したコミットメントと重要な推進力に感謝を伝える
ミュンヘン発:本日、BMW AGの監査役会は、取締役会会長としてオリバー・ツィプセとの契約を2026年まで延長した。ツィプセは2015年から取締役会のメンバーであり、2019年8月からは取締役会会長を務めている。在任中、BMWグループは電気自動車のラインナップを大幅に拡大し、現在ではほぼすべての主要セグメントで完全な電気自動車モデルを提供している。さらに、次世代モデルとしてノイエ・クラッセの開発が始まり、2025年から生産を開始する。
BMW AG監査役会会長のノルベルト・ライトホーファーは、次のように述べた:「オリバー・ツィプセはここ数年の非常に不安定な環境の中で、会社の舵取りを非常に円滑に行ってきました。世界的な危機と大きな変革が起きた局面において、BMWグループは彼のリーダーシップの下で、確実かつ堅調な業績を達成しただけでなく、グローバルな競争における主導的地位を持続的に強化してきました。ノイエ・クラッセによって、BMWグループはこの地位をさらに拡大する軌道に乗っています」
BMW AG労働者評議会会長のマルティン・キミッヒは、次のように語った:「オリバー・ツィプセの再任により、取締役会と労働者評議会の良好な協力関係が継続されます。私たちはこれからも共に建設的な決断を下していけると確信し、前向きに将来を捉えています」
また監査役会は、本日の会議でヨッヘン・ゴラーをBMW AGの取締役に任命した。ピーター・ノータの後任として、2023年11月1日付でカスタマー・ブランド・セールス部門の責務を引き継ぐ。ノータは2018年に同部門を引き継ぎ、近年は完全電気モデルの販売を大幅に加速させ、顧客インターフェースを体系的にデジタル化する上で重要な役割を果たした。さらに、BMW、MINI、ロールス・ロイスのブランドによって、BMWグループのポートフォリオに磨きをかけ、国際的な販売組織を持続可能で顧客中心の販売モデルへと発展させた。ノータの就任以降、BMWグループは世界市場シェアを大幅に拡大し、2019年には250万台以上の販売記録を達成した。彼のリーダーシップの下、2023年のBMWグループの販売台数は再びこのコロナ以前の水準に達する、あるいはそれを上回る勢いである。
「監査役会は、ピーター・ノータの多大な貢献と、特に自動車業界以外での豊富な経験を活かして販売組織にもたらした重要な推進力に感謝します。ヨッヘン・ゴラーを任命することによって、私たちは国際的な経験を持つセールス・マネージャーかつ、BMWグループの最大市場である中国を知り尽くした、実績ある無類のエキスパートを取締役会に迎えることになります」とライトホーファーはコメントした。
ヨッヘン・ゴラーは1999年からBMWグループに在籍し、10年以上にわたり英国および中国で、ブランドを横断する多様な職務に就いてきた。2018年からは、中国地域での活動運営において、大きな成功を収めている。この間、BMWグループは現地合弁会社BMW Brilliance Automotiveの株式の過半数を取得することができた。ゴラーは、かつてMINIブランドの責任者も務めていた。