PressClub Japan · 記事.
2011年 東京モーターショー MINI 記者会見
Wed Nov 30 12:00:00 CET 2011 スピーチ
セールス・マーケティング担当上級副社長 イアン・ロバートソンのスピーチ原稿をご覧いただけます。
プレスコンタクト
Yosuke Shiroshita
BMW グループ
電話番号: +81-3-6259-8017
Fax: +81-3-6259-8009
メールを送る
第42回東京モーターショー2011、MINIスピーチ
Dr. イアン・ロバートソン
セールス・マーケティング担当上級副社長
東京モーターショーに、ニューMINIが登場して以来、今年2011年でまる10年を迎えました。
この10年の間に、かつてキュートな英国車として知られたMINIはグローバル・ブランドへと成長しましたが、MINIの伝説のこの新しい段階は、実はまだ始まったばかりです。
MINIブランドの進化にとって最も重要なこと、それはもちろんMINIファミリーを育てることであり、MINIではまさにその取り組みを進めて参りました。ハッチに続いて、コンバーチブル、そしてMINIクラブマンを導入し、そして約1年前にはMINIクロスオーバーを発表しました。
このクロスオーバーはおかげさまで販売が好調で、MINIがまったく独自のコンセプトを編み出しつつブランドを育成する力を備えていることを証明するモデルとなっています。
MINIファミリーはちょうど人間の家族のように、それぞれ独自の個性を持つモデルがその持ち前を生かし、MINIの世界的な成功を支えています。2011年は10月末までのMINI全体の累計販売台数が23万2,000台超と、前年同期に比べて23%増となっており、通年でMINI史上最高を記録する見込みとなっています。この継続的で力強い成長により、MINIは対象セグメントにおけるトップ・プレミアム・カーとして、頂点に立っています。
日本では2002年の発売以来、累計販売台数は12万台を超えています。2002年から2006年だけを見ても、初代のMINIで累計販売台数は6万台超を達成、MINIの歴史に大きな足跡を残しました。2011年は10月末までで、ほぼ1万2,000台となっています。日本で、これだけのヒットとなったわけは簡単です。それは、卓越したデザインを誇るMINIが、コンパクト・プレミアム・カーという新しいセグメントを切り開いたからにほかなりません。
さて、皆様すでにご存じのこととは思いますが、2年前にMINI誕生50周年を迎え、その一環として2つのコンセプト・モデルの予告内覧会を行いました。それが、MINIクーペとMINIロードスターです。
クーペは最近発売となり、世界的に好調な販売を記録しています。のちほど詳しくご覧いただきますが、日本のお客様にもきっと気に入っていただけると思います。東京のような街を探検して回るのにぴったりのパートナーとなることでしょう。販売はすでに開始していますので、今晩お帰りの途中にも何台か皆様のお目に留まるかもしれません。
このクーペはMINIファミリー5番目のメンバー、そして、つい数週間前にお披露目した新型ロードスターは6番目のメンバーとなりました。
しかし、皆様ご存じのとおり、MINIはひとときも立ち止まることがありません。今はすでにファミリー7番目のメンバーを開発する作業に全力で取り組んでいます。それがMINIペースマン・コンセプトです。
このように、つねに次を模索していくのがMINIなのです。
クーペはこれまでのMINIで最も速いモデルに属していますが、速いのは走行性能だけではなく、構想から量産までの時間もわずか2年とスピーディに進められました。
クーペは次のようなMINIのきわめて大胆な要素を取り入れています。
- 目を惹くルックス:斬新であると同時にひと目でMINIファミリーの一員とわかるデザインを備えています。
- ゴーカートのようなスポーティでスリリングな走り:211馬力のジョンクーパー・ワークス・エンジンをオプション設定しています。
- 独自装備:時速80km/hで自動的にせり上がるリア・スポイラーなどを搭載しています。
それでは皆様こちらへどうぞ。ファミリー5番目のメンバーとなったMINIクーペをじっくりとご覧下さい。