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BMW オラクル・レーシング、バレンシアのベース建設計画発表。本格的セーリング空間の中にワールドクラスのもてなしの心を実現。
Mon Mar 14 17:00:00 CET 2005 プレスリリース
BMW オラクル・レーシングは、第 32 回アメリカズカップが開かれるスペイン・ダルセーナの港に建設する次世代のチーム・ベースの建設計画を発表しました。ベースは鉄骨 3 階建てで、来週にも鉄骨の組み立て工事が開始します。
BMWオラクル・レーシングは、第32回アメリカズカップが開かれるスペイン・ダルセーナの港に建設する次世代のチーム・ベースの建設計画を発表しました。ベースは鉄骨
3階建てで、来週にも鉄骨の組み立て工事が開始します。
ベースの構造は、テクノロジーを追求するチームの特長を反映しています。アメリカズカップ挑戦チームには全て、同じ基本構造がベースとして与えられますが、これをもとに、
BMWオラクル・レーシングは、艇庫、製帆工場、ヨット陸揚げ用上下架設備付きピア、ジムなど効率的なセーリングを可能にする基本的設備を備えます。さらに、洗練されたも
てなしの場と地元の人々との交流の場をベース内に設けます。
このベースについて、チームの最高経営責任者であるクリス・ディクソンは次のように述べています。「1つの屋根の下にチームが必要とするさまざまなもの全てを収めるよう設
計しました。第一に、効率的なセーリングを可能にすること。それと同時に、ゲストが本物のセーリング空間の中で心に残るワールドクラスのもてなしを感じてもらえるスペース
が欲しかったのです。このベースキャンプはバレンシアでの我々のホームです。地元の人々との毎日の交流の場としての役割も果たします。」
ベースキャンプの面積は約4,000平方メートルで、建物の土地占有面積は2,700平方メートルです。敷地は幅67メートル、奥行き70メートルで、そのうち35メート
ルが海に面しています。
3階建て建物の最上階にはVIPエリアを設け、250名のゲストを招くことができるようになっています。屋上のデッキからはダルセーナの港を一望に見渡すことができます。
チームの運営担当ディレクターであるローラン・エスキエはこのVIPエリアについて、「お客様に対するもてなしについては、これまでのアメリカズカップよりも、フォーミュ
ラ・ワン(F1)に近い形を目指しています」と述べています。重要なのは、一度にたくさんのゲストをお招きする訳ですが、ゲスト一人一人にほかでは味わえないアメリカズ
カップならではの体験をしていただくことです。このベースキャンプの設計はその目的にかなったものだと思います。」
チームは内装設計に著名なデザイナーであるドイツ・カイザーシュラウテルン出身のフォルカー・ベンデル氏を起用。建築は、スペイン・マドリードの大手建設会社ドラガドス社
に委託しました。
「2005年のシーズンをこのベースからスタートしたいと考えていましたが、建設が終わる6月までは、レアル・クラブ・ノーティコのヨットクラブを使わせてもらいます。快
く我々を迎えて下さったクラブの皆様に感謝しています」とディクソンは述べています。「ベースの建設が遅れましたが、6月にルイヴィトン・アクト第4戦、5戦が始まるまで
には新しいベースに移れるよう工事を進めています。チームは皆、ダルセーナのベースに早く落ち着くことを楽しみにしています。他のチームのベースも皆完成すれば、ダルセー
ナは2007年アメリカズカップの会場としていよいよ準備が整うでしょう。」
※ベースの完成予想図を用意しております。ご希望の方はプレスオフィスまでお問い合わせ下さい。
お問い合わせ先:
BMWオラクル・レーシング 東京プレスオフィス
ジーシーアイ・サンパブ株式会社 担当:中里・久保
Tel: 03-3542-6181 Fax: 03-3542-9018
E-mail: bmworacleracing@gci-sunpub.co.jp
Internet: www.bmworacleracing.com