BMW Motorrad World News 2005 Vol. 1

＊以下のニュースはBMW AG発行のニュースレターの翻訳であり、日本市場への導入とは関係の無い場合があります。

【BMW Motorrad 受賞ラッシュ】

今年の二輪誌ではBMW Motorradの二輪車が絶賛され、25の賞を獲得した。

その中でもR 1200 GS は、世界各国で2005年最多となる11の賞を獲得した。
また167馬力のK 1200 Sは3つの賞を獲得した。
そして163馬力のK 1200 Rは、今年のMotoGPワールド・チャンピオンシップ協賛のBMW Motorradパワーカップレースシリーズのスター的存在で、
3つの賞を獲得した。
また、HP2 Enduroもパリの二輪車ショーで世界のトップデザイナーが選ぶベスト・オブ・ショーを受賞した。

さらに製品のみならず、BMWもイギリスでベスト・マニファクチャラー賞を獲得した。加えて、優れた安全性を備えた二輪車メーカーであるとギリシャの雑誌で認められた。

2005年の受賞は以下の通り。

・R 1200 GS
2004年インターナショナル・バイク・オブ・ザ・イヤー：ベルギー「Motor Wereld 」
2005年モーターサイクル・オブ・ザ・イヤー：ギリシャ「Moto」
The most popular on/off-road motorcycle―ギリシャ「Moto」
Best on/off-road motorcycle―ギリシャ「Moto Triti 」
La moto dell'anno（エンデューロ部門のモーターサイクル・オブ・ザ・イヤー）：イタリア「Motociclismo」
2005年バイク・オブ・ザ・イヤー（エンデューロ）：イタリア「Motosprint 」
2004年、2005年アイリッシュ・バイク・オブ・ザ・イヤー：アイルランド「Bike Buyers Guide」
2005年モーターサイクル・オブ・ザ・イヤー：スイス「Tӧff 」
2005年ベスト・アドベンチャー・バイク：アメリカ「Motorcyclist 」
2005年モーターサイクル・オブ・ザイヤー：アメリカ「Rider 」
2005年ベスト・オールラウンダー：イギリス「Motor Cycle News」

・K 1200 S
ベスト・ツーリング/スポーツ・モーターサイクル：ギリシャ「Moto Triti 」
2005年バイク・オブ・ザ・イヤー：オーストリア「twowheels」
ベスト・スポーツ・ツアラー：イギリス「Motor Cycle News」

・R 1200 RT
La moto dell'anno（ツーリング部門のモーターサイクル・オブ・ザ・イヤー）：イタリア「Motociclismo 」
2005年ベスト・ツーリング・バイク：アメリカ「Cycle World 」
2005年ベスト・ツーリング・バイク：アメリカ「Motorcyclist 」
2005年ベスト・ツアラー：イギリス「Motor Cycle News」

・K 1200 R
2005年モーターサイクル・オブ・ザ・イヤー：アメリカ「Motorcyclist 」
モスト・ビューティフル・モーターサイクル：ブタペスト二輪車博（ハンガリー）
「twowheels」誌読者が選ぶ第1位：（オーストラリア）

・HP2 Enduro
2005年ベスト・オブ・ショー：（パリ二輪車ショー）

・F 650 GS
2005年バイク・オブ・ザ・イヤー：スペイン「Motor Mundial 」

・BMW
2005年ベスト・マニファクチャラー：イギリス「Motor Cycle News」
優れた安全基準を備えた二輪車メーカーである：ギリシャ「Moto Triti 」

【英俳優ブーアマン、ダカール・ラリーに挑む】

ダカール・ラリーほど過酷なレースはない。世界でも類を見ない、肉体と精神の限界に挑戦するモータースポーツである。劣悪な地形の中、16日間にわたって8,500kmを
走破する。毎年数百人もが二輪、四輪バイク、車、トラックに分かれてエントリーするが、ゴールにたどり着けるのは4割にも満たないのだ。
2006年ダカール・ラリーのスタート地はポルトガルの首都リスボン。そこからスペイン、モロッコ、モーリタニア、マリ、ギニア、セネガルを通過する。途中には砂漠や森
林、水溜りなどがあるので、ナビゲーション技術が明暗を分ける。

2006年のラリーには、Long Way Roundチームからチャーリー・ブーアマンがBMW F 650 GSで参加する。
チャーリーは2004年、友人のユアン・マクレガーとBMW R 1150 GS Adventureで、ロンドンからニューヨークまで20,000マイルを走破した。こ
のテレビシリーズが世界中に配信され、チャーリーとBMW Motorradの名前を一躍有名にしたのだ。
しかし彼はこれまでレースには出場しておらず、ダカールが自身初のレースとなる。

ラリー出場のきっかけとなったのは、BMW オフロード・スキルコース。ダカールに数回出場したサイモン・パーヴェイとニック・プラムが講師を務め、2日間のコースでオフ
ロードの基礎を学ぶ。
チャーリーは、「ダカールは子供の頃からの夢だった。BMWのコースでオフロードについて多くを学び、なんとか難しい地形を克服することができた」と話す。

さらにチャーリーはBMWの上級オフロードコースなども修了した。また、ドバイでダカール・ラリー用の二輪を砂の上で始めて走らせた。
「砂丘を走ったのは素晴らしい経験だった。二輪の性能だけじゃなく自分のスタミナを試すことができた。ラリーまでにそんなに時間はないけど、南ウェールズやオーストラリア
で最終調整をする予定」と語る。

最終調整の一環として、チャーリーはイギリスでのレースに参加した。中でも全英エンデューロ・チャンピオンシップのラウンドでは、全英チャンピオンと共に参加した。また、
南アフリカで開催されたBMWグレート・アフリカGSに参加した際には、新しいHP2 Enduroに乗った。

BMW Motorradでは、オンロード／オフロードの様々なトレーニングを世界中で開催中。詳細は、BMWモーターサイクルのホームページ（http:
//www.bmw-motorrad.jp）、イギリスのトレーニング施設についての詳細は、www.worldofbmw.comで確認できる。
ダカール・ラリーの詳細はwww.dakar.comで確認できる。

【BMW K 1200 S 世界最高時速をマーク】

BMW K1200Sは、BMWが生み出した最速かつ最もパワフルなバイク。ユタ州のボンヌヴィル塩原にて、市販車で世界最速時速をマークした。

169mph（271.97km/h）という記録は、国際二輪車連盟で認定された。
この記録を達成したアメリカ人のアンディ・シルズは、4台のBMWで300,000マイル以上を走破した、熱烈なBMWファン。「BMWと自分にとっては、またとない機会
だった。エルンスト・ヘンネが1937年に特別改良マシンで出した173.68mph（279.50km/h）というBMWの最速記録と、市販車が出した記録が互角なんて
最高だ」と語る。

K1200Sの167馬力のエンジンでは、0から時速100Kmに到達するまでにわずか2.8秒しかかからない。しかもこのエンジンは、新設計の６速ギアボックスと革新的
なフロントサスペンションシステム"デュオレバー"により、楽にコントロールできるのだ。発売以来、K1200Sは非常に多くの称賛を得ている。オーストラリアの
「Two Wheels」誌ではバイク・オブ・ザ・イヤーを獲得、イギリスの「Motorcycle News」とギリシャの「Moto Triti」誌でもベスト・ス
ポーツ・ツアラーを獲得した。

【クリック1つで世界へ】

BMWのライダー達は冒険好きで、刺激を求めて世界中の新たな土地を開拓している。誰にも知られていないような道を探して山道を縦横無尽に走り、小川の浅瀬を横断して道な
き道にあえて進む。

こんな増え続ける冒険旅行の欲求を満たすために、BMW Motorradでは「トラベル・ポイント」を設けた。ここでは、理想の旅行を自宅でオンライン予約することがで
きる。

このサイト（http://www.bmw-motorrad.com/com/en/index.html）にチェックインすると、クリック1つで世界中の旅行やトレー
ニングを見ることができる。どの季節にどの位の期間、どこの国（地域）に行きたいか、二輪はレンタルか持ち込みか、一般道かオフロードかなどをユーザーが素早く、確実に、
簡単に選択できるようになっている。

旅行の他に、様々なトレーニングコースも提供している。希望する国で、トレーニングコースと旅行の両方に参加できる。ドイツで開催されるロード＆サーキットスキルコースや
GPSナビゲーショントレーニング、スペインで開催されるエンデューロコースなどスキルや予算など全てのレベルに合ったパッケージを選択することが可能だ。

刺激的で実り多く、かつ楽しい旅行及びトレーニングコースを世界中で長年にわたり提供している。厳選されたプログラムは全て初心者から上級ライダーまで、難易度に応じてレ
ベル分けされている。

http://www.bmw-motorrad.com/travelpointで自分にぴったり合った旅行やコースを探して、2006年には夢の旅を実現してみよう。
最高の冒険は、数クリック先にある。

これらの件に関する報道関係者のお問い合わせは下記までお願い致します。
BMWジャパン広報室 Tel:　043-297-7075　(広報室直通)