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PressClub Japan · 記事.

BMW Motorrad World News 2006 Vol. 25

いざ、生涯最高の旅へ/Race to Dakar~ダカールを目指して~/旅、そして旅/砂漠の楽園を探して

BMW Motorrad

プレス担当者.

Yosuke Shiroshita
BMW グループ

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Fax: +81-3-6259-8009

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著者.

Yosuke Shiroshita
BMW グループ

* 以下のニュースはBMW AG発行のニュースレターの翻訳であり、日本市場への導入とは関係の無い場合があります。


【いざ、生涯最高の旅へ】

ライダーの多くは"生涯最高の旅"に夢を馳せているが、それを現実のものとするライダーは少ない。しかし、BMWライダーでありアトランタのビジネスマンでもあるデビッ
ド・ゲルルスキーは友人が設立した基金に100万ドル以上の寄付を募るべくアメリカ大陸縦断の世界記録に挑戦しようとしている。

デビッドは2人の仲間(ライアン・リード、ドニー・クロッソン)と共にアラスカ州のプルドー湾からアルゼンチンのウシュアイアに至る17,000マイル(約270km)を
35日以内で走りぬける予定だ。現在の世界記録はイギリス人のBMWライダー、ケビン&ジュリア・サンダーズが保持している。彼らは2003年にR 1150 GSで、前
の世界記録よりも12日間早い35日+22時間11分でギネス世界記録を塗り替えたのだ。

9月1日にスタートするこの旅では、43才のデビッドは2005年モデルのBMW F 650 GS Dakarに乗り、北アメリカ、中央アメリカ、南アメリカの13ヶ
国・16の国境をまたぐことになる。

デビッドが乗るバイクはアトランタのBMWディーラー、ボブ・ウッドリッジが所有しているもので、今年始めにプルドー湾からキーウェストに至る"アイロン・バット"(有名
なエンデューロレース)の記録を破るために用意されたマシンだった。そしてドニーもF 650 GS Dakar、ライアンはF 650 GSに乗る。

ライアンもドニーも、デビッドとは初対面だった。それでも2人がこの旅への参加を決意したのは、ライアンはインターネットでデビッドが世界記録を塗り替える旅を計画してい
ることを知り、ドニーは地方紙でデビッドの記事を読み、それぞれ自分も同行できないかと問い合わせたのが始まりだった。

この旅は、実はデビッドの幼なじみでありアリゾナ・カーディナルズに所属するアメフトのスター選手だった故パット・ティルマンと計画していた旅だった。しかしパットは旅を
断念し、2002年に陸軍に入隊して戦地に赴き、2004年に陸軍レンジャー部隊としてアフガニスタン展開中に命を落とした。パットの死後、若者が自分の人生や周囲にポジ
ティブな変化をもたらせるようにと遺族が基金を設立した。

この旅は"34for40"と名づけられた。これは、デビッドがアメリカ縦断の旅の目標日数34日と、アリゾナ・カーディナルズでのパットの背番号40から取ったものだ。
デビッドは、「パットの意思を継いで、立ち上がって何かしようと思ったんだ。彼は誰もが憧れるものを全て兼ね備えていながら、国のために全てを投げ打った。だからこの旅
は、私がかつて経験した中でもかなり厳しいものになる。持久力と実行力の勝負になるのは間違いないね。今言えるのはそれだけだよ」と語っている。

世界記録を塗り替えるには、起伏の激しい地形や過酷な気象条件の中、1日平均500マイル(800km)以上を走らなければならない。ほとんどの道は舗装されておらず、旅
のゴールではアンデス山脈の荒れ模様の天気が待ち構えている。

旅は西半球の最北都市(アラスカ州デッド・ホース)からスタートし、最南都市(ティエラ・デル・フエゴ、ウシュアイア)に至る。ライダーにとってもマシンにとっても持久力
が大いに試されることになり、もちろんサポート車両も同行しない。しかし、出発までのサポートにデビッドはとても感謝している。

デビッドは、「この旅の真のヒーローは、僕らに協力してくれている2つのBMWディーラーだよ。アトランタのBMW Motorcyclesアトランタのボブ・ウッドリッ
ジと、BMW Motorcyclesスコッツデールのデビッド&ジョシュア・スレパックは何時間も僕に付き合ってくれた。これら2つのディーラーの存在がなければ、僕ら
はまだ自宅で旅に夢を馳せているだろうね」と語っている。

この旅でデビッドは100万ドルを超える寄付を募っている。ウェブサイト(www.34for40.org)では基金の詳細を確認でき、ウェブから寄付もできる(英語)。
また、旅では飛び入り参加のライダーも大歓迎だ。


【Race to Dakar~ダカールを目指して~】

2004年、俳優のチャーリー・ブーアマンは友人ユアン・マクレガーと共にBMW R 1150 GS Adventureで世界一周の旅を終えた。Long Way
Roundとして世界に発信されたこの旅は、史上最長クラスの長距離ライディングとなった。テレビシリーズは世界40ヶ国以上で放映され、本は100万部以上を売り上げ
た。イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドではシリーズDVDも発売され、それ以外の国でも順次発売される予定だ。

Long Way Roundの成功以来、チャーリーは新しい挑戦を探し求めていた。そしてダカール・ラリーへの挑戦を決意した。ポルトガルの首都リスボンからスタート
し、セネガルの首都ダカールに至る13,000kmの不安定な地形を通るこのレースは、地球上で最も危険なレースとして広く知られている。

チャーリーは、夢を現実とすべくBMW Motorrad UKのチーフ・オフロード・インストラクター、サイモン・パーヴェイとカメラマン(兼 熟練ライダー)、マッ
ト・ホールとチームを結成した。チームは、リスボンからダカールまでを走るユーロミルホー・ダカール2006(通称パリダカ)にレース仕様のBMW F 650 GS で
エントリーした。そしてダカールまでの全記録を網羅した本およびテレビシリーズがリリースされることになった。

Time Warner Books出版『Race to Dakar』にはハードカバー、ペーパーバックがある。チャーリーがとてつもないレースについて語り、さらにダ
カールの過酷なレースの歴史に独自の識見を展開している。そして、零下から54℃以上に急上昇する気温の中でレースを戦うチームの軌跡を320ページにわたり紹介してい
る。また、ダカールに出場している他のライダーの話も掲載されている。皆の目指すところはただ1つ――ゴールに辿り着くこと、それだけだ。

『Race to Dakar』は、ポルトガルからモロッコ、西サハラ、モーリタニア、マリ、ギニア、セネガルを抜けるスリルに富んだ冒険と、読者の想像力をかきたてる魅
惑的なレースが全て記録されている。本は9月21日に発売され(ISBN:0-316-73192-7)、価格は18.99ポンド(約4,000円)。


【旅、そして旅】

1980年に発売されたR 80 G/Sで、BMW Motorradは大型トレールバイクというカテゴリを新たに確立した。特にユベール・オリオールが1981年に悪名
高いパリ・ダカール・ラリーに勝利してからは、瞬く間にその名が広まった。それ以来、GSモデルは何千人ものライダーを魅了し続けている。多くのメーカーがエンデューロマ
シンの製造に着手する間も、BMWのGSモデルには常に進化し続け、他の追随を決して許さない。

高品質のバイクアクセサリーを26年以上にわたって提供しているメーカー、Touratech社はBMW Motorradとの関係も深く、BMWバイク専用アクセサリー
の開発も行っている。Touratech社の常務ヘルベルト・シュワルツも、年に1度世界の隅々を旅し、新製品のテストのみならずTouratechの年間カタログに掲載
する写真を撮影している。

新しいR 1200 GS Adventureが発売される数ヵ月も前、既にヘルベルトはメキシコでこのバイクに跨り、マシンの特性をさらに活かすために開発されたアクセ
サリーの数々の写真を撮影した。そして、ケルン(ドイツ)で開催予定の2006インターモト(国際オートバイ・スクーター・ショー)に向けて新しいカタログの作成が急務に
なったため、ハーバートは再びBMWバイクと共に行く冒険旅行を計画中だ。

前回の旅ではボリビアとメキシコに行ったが、今年は10月11日~15日までケルンでインターモトが開催されるので、チームはヨーロッパを旅することを決定。サルディー
ニャ島(イタリア)で10日間かけて2006-07年度版の写真を撮影することになった。

ヘルベルトは、「とりあえずサルディーニャに行って、その後のことは着いてから決めるよ。その時の天気とフィーリング次第だね。コインを投げて決めようかな」と語ってい
る。

チームはカメラマン、ジャーナリストともちろんヘルベルトの3人で、全員がBMWのGSモデルに乗る。R 1200 GSが2台と、R 1200 GS
Adventureが1台だ。

ヘルベルトは、「昨年は幸運にもメキシコで発売前のR 1200 GS Adventureに乗ることができたし、マシンのパフォーマンスも申し分なかった。早くまたサル
ディーニャで乗りたいよ。本当に完璧なマシンだからね」と、熱をこめて語った。

そして11月、ヘルベルトは2007年度版・750ページのTouratechカタログとDVD用の写真撮影を兼ねた旅に出る予定だ。詳細はまだ確定していないが、これま
での旅とはまた違ったものになるようだ。噂ではHP2 Enduroで旅に出るという話もある。

ヘルベルトは、「今年のバイクショーの日程から見て、旅に2回行かなきゃいけないんだ。今度は時間をかけて、じっくりアメリカ大陸を旅してくるよ。とても刺激的な旅になる
と思うよ」と語っている。

TouratechのカタログおよびDVDは、公式ウェブサイト(www.touratech.de)からダウンロード可能。ドイツ語、英語、イタリア語、スペイン語、フ
ランス語に対応している。


【砂漠の楽園を探して】

ミヒャエル・マルティンは、これまでの人生を勉強、写真、そして砂漠の横断に費やしてきた。ドイツ出身43才の彼は、果てしなく広がる手つかずの自然にすっかり魅了されて
しまった。

「世界中の砂漠が私を惹きつけてやまないんだ。色も形も信じられないほど素晴らしいし、手つかずのまま残されているからね」とミヒャエルは語る。

17才の頃から世界中の砂漠を旅していたミヒャエルにとって、これまでで最大の旅は1999年のこと。ドイツを出発してから950日をかけて世界を一周し、その過程で様々
な国を訪問した。この旅では、世界で最も有名な砂漠だけでなく、チベットやイランのあまり知られていない砂漠も旅した。

ミヒャエルは旅のDVDを2004年にリリースし、その翌年には340分拡大バージョンをリリースした。2006年には、"Deserts of the Earth(地
球の砂漠)"の初の英語版を出した。

「僕の職業はカメラマンであり、地形のスペシャリストさ。最近、冒険家の肩書きも加わったけどね!」

BMW Motorradとミヒャエルの関係は過去15年にわたり、2007年にも継続される。ミヒャエルは、「直近の旅ではR 1150 GSに乗ったよ。1999年に
出発したから、初代GS Adventureがリリースされる前だね。でも、2007年の旅では新しいR 1200 GS Adventureに乗るつもりさ。素晴らしい
マシンだから、今から本当に楽しみだよ」と語っている。

2007年には、彼がこれまで訪れたことのない砂漠に行く予定だ。まだ確定していないが、グリーンランドのツンドラなど極寒の地域にも行きたいと考えている。

2007年の旅でも、素晴らしい写真や旅行記を提供してくれることは疑う余地が無い。彼はヨーロッパ中で1,000回を超えるスライドショーを終えたばかりで、見事な写真
や旅での信じられないような出来事の数々を披露した。今後のプレゼンテーションの詳細は、ウェブサイト(www.michael-martin.de)で確認できる。3枚
組DVDボックスも39.80ユーロ(約6,000円)で購入可能。

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