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PressClub Japan · 記事.

BMW M3の20年

自動車の歴史においても国際的なモータースポーツ界においても、最も成功したエピソードとして語られるのが、BMW M3のサクセス・ストーリーです。今日に至ってもなお、この比類ないサクセス・ストーリーには終わりが見えません。2006年、BMW社とBMW M GmbH社は、いつの時代にも最高の好成績を収めたツーリング・カーの生誕20周年を祝いました。BMW M3は、20年間にわたって3世代のモデルが市場へ参入を果たし、常に成功を収め、サーキットでも数々の勝利を獲得してきました。これらのモデルはそれ自体がそれぞれ極めて独創的であり、伝説的ですらありました。常にレース・シーンを独占し、極めてスポーティでありながらも実用性に優れた全く新しいカテゴリーの量産車につながる道を切り拓いたBMW M3。ブランド意識が強く、絶えず増え続けている世界中の熱烈なファンを、今も感動させ続けています。

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本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2007年7月現在)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異 なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更さ れる可能性がありますので予めご了承ください。     1. BMW M3の20年 - モータースポーツ界の伝説(ショート・バージョン) 2 2. モータースポーツ伝説の誕生 5 3. 後継モデル: サクセス・ストーリーを継承する6気筒モデル 12 4. サクセス・ストーリーの継承:3代目BMW M3 18 5. BMW M3 - 最先端のイノベーション 26 6. 歴代BMW M3モデル 30

自動車の歴史においても国際的なモータースポーツ界においても、最も成功したエピソードとして語られるのが、BMW M3のサクセス・ストーリーです。今日に至ってもな
お、この比類ないサクセス・ストーリーには終わりが見えません。
2006年、BMW社とBMW M GmbH社は、いつの時代にも最高の好成績を収めたツーリング・カーの生誕20周年を祝いました。BMW M3は、20年間にわたって
3世代のモデルが市場へ参入を果たし、常に成功を収め、サーキットでも数々の勝利を獲得してきました。これらのモデルはそれ自体がそれぞれ極めて独創的であり、伝説的です
らありました。常にレース・シーンを独占し、極めてスポーティでありながらも実用性に優れた全く新しいカテゴリーの量産車につながる道を切り拓いたBMW M3。ブランド
意識が強く、絶えず増え続けている世界中の熱烈なファンを、今も感動させ続けています。
この比類ないサクセス・ストーリーは、モデル・コードE30のBMW 3シリーズをベースに開発された初代BMW M3が発売された1986年まで遡ります。この純粋なス
ポーツ・カーは、当初からモータースポーツ・ファンやレース関係者だけでなく、世界中の自動車ファンにも感動を呼び起こしました。力強い形状のスポイラーと、全面的に大き
く張り出したホィール・アーチを備えた初代BMW M3は、静止しているときでさえも目を見張る存在感を漂わせていました。この公道走行モデルは、最新のクルマに求められ
ている実用的な走行特性をすべて備えていましたが、BMW M3の実際のホーム・グラウンドはサーキットでした。新しい4バルブ技術を搭載した4気筒エンジンのパワーを得
たBMW M3は、次々と勝利を収めてゆきました。
当初の計画では、ホモロゲーション(型式認証)を受けるために5,000台だけ製造する予定でしたが、この初代BMW M3は発売当初から高い人気を得ました。このクルマ
のコンセプトが説得力のあるものだったというだけでなく、そのエンジン・パワーが発売当初の195 psから最終的に238 psまで引き上げられたことも、このクルマの
わくわくさせるような魅力を深めることにつながりました。
1991年に生産中止になるまでに生産された台数は、BMW M3カブリオレを含めて約18,000台でした。その後、次に続く2代目モデルによって、この驚異的な販売台
数は大幅に塗り替えられました。E36のBMW 3シリーズをベースに開発された2代目BMW M3の販売総数は約72,000台、E46をベースにした3代目BMW
M3は、さらに感動的な85,000台を超える生産台数を記録しました。
こうした成功は、究極のモータースポーツ・マシンの資質をそのまま量産車に移植するというBMW M GmbH社の戦略の正しさを裏付けるものです。3世代で合計
174,000台を超えるBMW M3が販売された後、つまりE46の3シリーズをベースに開発されたBMW M3が2006年に製造を中止した後は、2007年に登場す
る4代目がこの傑出したサクセス・ストーリーを継承します。

伝説の継承者
E36のBMW 3シリーズ・クーペをベースに開発された2代目BMW M3のデビューは1992年でした。大きなスポイラーも目を見張るホィール・アーチもないこのモデ
ルは、一目見ただけでは「普通の」モデルでした。しかし、エンジン・ルームには、新たなストーリーを生み出す資質が垣間見えていました。そう、このモデルは初めて6気筒パ
ワー・ユニットを搭載したBMW M3だったのです。
3,600~6,000 rpmという幅のあるエンジン回転域を通じて最大トルク320 Nmを発生し、最高出力286 psを誇ったこの卓越したスポーツ・カーは、いつ
でも、どのような状況においても、常に圧倒的な加速をもたらすモデルでした。実際にBMWのエンジニアは、細部に至るまで配慮を惜しむことなく、数多くの革新的な技術を採
り入れることで、当時としては極めて異例の、突出したパフォーマンスを達成しました。VANOS可変バルブ・タイミング・システムや、各シリンダーに1つずつスロットル・
バタフライを装着する改良型個別スロットル・バタフライ・コントロール・ユニットの採用のほか、1秒間に2千万回を超える命令を処理できる新開発エンジン・マネジメント・
システムもまた、エンジンの膨大なパワーとパフォーマンスに貢献しました。
4ドア・モデルの需要が伸びることを考慮して、2代目BMW M3はクーペとカブリオレの他にセダンも生産されました。これら3つのモデルはすべてが圧倒的な成功を収めま
した。7年間の生産期間を通じて、3モデル合計で約72,000台の2代目BMW M3がBMWレーゲンスブルク工場から巣立ちました。この数字には、南アフリカにある
BMWロスリン工場で生産された完全現地組立(CKD)車の700台が加算されています。
BMW M3の武勇伝の始まり
2000年末頃にかけて、最新の、そして今なお現行モデルであるBMW M3が、3代目モデルとして市場にデビューしました。E46のBMW 3シリーズ・クーペをベース
に開発されたこのBMW M3は、最高のパフォーマンスと傑出した走行特性、それに独創的なデザインを兼ね備え、他のBMW 3シリーズ・モデルとは明らかに際立つ存在で
す。
特にアルミ製ボンネットを持つ現行BMW M3のフロント・セクションは、通常生産のBMW 3シリーズよりもフラットで、挑戦的な顔つきです。印象的なパワードームを備
えたボンネットの下には、このモデルに採用された最も重要な革新技術が秘められています。
さらに力強さを増した新開発6気筒エンジンは、最高出力252 kW(343 ps)を発生。この新型エンジンには、F1マシンとBMW M GmbH社が製造したすべて
の車両から継承された、高回転エンジン・コンセプトを採用しています。たとえばエンジンが8,000 rpmの回転数で作動している場合、新開発のM3用エンジンのピスト
ンは毎秒20メートルを超える速度で往復運動を繰り返します。つまり、このクラスのクルマにとって、新たな局面を迎えたことになります。

BMW M3 CSLもまた、E46の3シリーズをベースにしていました。最高出力265 kW(360 ps)を発生するさらに強力なエンジンを搭載し、カーボン・ファ
イバー強化プラスチック(CFP)やカーボンなどの最先端素材を使用した革新的なライトウェイト・テクノロジーを身にまとい、BMW M3 CSLは単位馬力当たり
3.85 kgというパワー・ウェイト・レシオを達成しています。これは運動性能の分野でこのBMW M3を全く新しい次元へと昇華させる、非常に突出した数字です。
今日においてもなお、現在までに生産されてきたすべてのBMW M3の中で、最も高速で、最も高価なモデルとして際立っているもう1台のモデルがあります。それが
2001年にアメリカン・ル・マン・シリーズ(ALMS)向けに発表されたBMW M3 GTRです。実際に、この非常にユニークなクルマは、そのたくましい外観だけでな
く、とりわけレース・モデルが最高出力330 kW(460 ps)を発生し、公道走行モデルでも最高出力258 kW(350 ps)を発生する総排気量4リッターの高
性能V8エンジンによって、最初から耳目を集める本格的なマシンでした。
この究極のスポーツ・カーは、もうひとつの面でも基準を確立しました。それは約250,000ユーロ(約40,000,000円)という非常に高価な価格が設定されたこと
です。

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