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最上級の革新で、さらなる安全性と快適性を。新しくなったヘッドレストで後部からの衝突も効果的に保護。
Fri Sep 21 12:00:00 CEST 2007 プレスリリース
ミュンヘン発(2007年8月14日):2007年秋、BMW車のオキュパント・セーフティーは、衝突時に作動する新型ヘッドレストの導入によってさらに最適化されます。BMW 6シリーズ、BMW 5シリーズ、BMW X5、BMW X3の全モデルには、後部からの衝突の際に頸椎損傷の危険性を大幅に削減する新開発のヘッドレストが標準装備されます。衝突時にヘッドレストと頭部の間に隙間が生じないよう、乗員の頭部が衝撃で後ろに反る前にヘッドレストが瞬時に最大60mm(2.36インチ)前方、最大40mm(1.57インチ)上方に移動します。これによりヘッドレストの安定した安全機能が強化され、怪我の危険性や頚椎への影響を最小限に留めます。
ミュンヘン発(2007年8月14日):2007年秋、BMW車のオキュパント・セーフティーは、衝突時に作動する新型ヘッドレストの導入によってさらに最適化されます。
BMW 6シリーズ、BMW 5シリーズ、BMW X5、BMW X3の全モデルには、後部からの衝突の際に頸椎損傷の危険性を大幅に削減する新開発のヘッドレストが標準
装備されます。衝突時にヘッドレストと頭部の間に隙間が生じないよう、乗員の頭部が衝撃で後ろに反る前にヘッドレストが瞬時に最大60mm(2.36インチ)前方、最大
40mm(1.57インチ)上方に移動します。これによりヘッドレストの安定した安全機能が強化され、怪我の危険性や頚椎への影響を最小限に留めます。
鞭打ちとも呼ばれる頸椎症候群は、交通事故の怪我の中でも最も一般的なもので、後部からの突発的な衝撃が原因となっています。
これには多くの場合に大きな痛みを伴い、都市部における低速での衝突でも起こり得ます。このような衝突を減らすため、BMWでは2003年に2段階点灯式ブレーキライトを
導入しました。ドライバーが強くブレーキを踏んだ時にブレーキライトの点灯面積が広がり、一目で分かるサインを送ることで後続車のドライバーにも強めのブレーキを促してい
ます。そして現在では、衝突が避けられない事態に陥った場合に新開発のヘッドレストが衝突時に作動し、さらなる乗員保護につながります。
快適で安全、調節も可能。
ヘッドレスト支柱と衝撃プレートに分かれ、必要に応じて前面に動くパッドが入った現代的な外観のヘッドレストは、外からでもはっきりと識別できます。側面のパッド入りの部
分には、運転の快適性を高めるためにヘッドレストの厚みを手動で調節できるボタンが付いており、パッドの位置を3段階、最大30mm(1.18インチ)まで調節することが
可能です。衝突時には、ヘッドレストと乗員の頭部に隙間が生じないよう、パッドと衝撃プレートが瞬時に最大60mm(2.36インチ)前面、最大40mm(1.57イン
チ)上方に移動します。
BMWの快適なシートに合うよう開発された新型ヘッドレストは、ヘッドレストのパッドの高さに合わせてストレッチするサイドサポートが特徴で、先代のアクティブ・ヘッドレ
ストの後継となります。
エアバック制御装置で作動
衝突時に作動するヘッドレストの内部は、パイロ・アクチュエーターで作動する複合スプリング駆動のメカニカル制御装置で構成されています。パイロ・アクチュエーターが点火
されると、リリーススティックがリリースプレートを動かし、2つの調整スプリングを解放します。これらのスプリングは、衝撃プレートとヘッドレストのパッドを前方と上方に
移動させます。車の背後にセンサーが衝撃を感知すると、即座にパイロ・アクチュエーターがエアバッグ制御装置から点火の信号を受け取ります。BMWが開発したこのシステム
は速かつ効率的に動作し、鞭打ちなどの頸椎症候群から乗員を守ります。
新型ヘッドレストは、ヘッドレストの安定性と安全機能だけでなく、運転中の快適性も強化しています。従来のヘッドレストは乗員の頭部に近すぎて動きにくいことが多かったの
ですが、新型ヘッドレストはずっと頭部にくっついている必要はないので、安全性のみならず開放感も増しています。
新型ヘッドレストの安全機能が作動すると、チェック/コントロールメッセージがインパネに表示されます。パイロ・アクチュエーターの交換は、BMWディーラーにて行ってい
ます。