BMWグループ、NTTデータにサークエントの発行済株式、約73パーセントを正式譲渡

ミュンヘン発：BMWグループは、8月1日付けで、情報システム子会社であるドイツ・サークエント（Cirquent) の発行済株式72.9パーセントを、日本の
NTTデータに譲渡にすることを同意しました。BMWグループは25.1パーセントの株式を、サークエントは2パーセントの株式を引き続き保有します。譲受け価額について
は、両者間で非公開とする旨現時点で合意しています。株式譲渡は欧州委員会より確認を経た後、実施することになります。

BMW取締役グループおよびブランド開発担当のフリードリッヒ・アイヒナーは以下のように述べています。
「Number ONE ストラテジー内で掲げたように、BMWグループはコア事業への集中を鋭意推進していきます。NTTデータという理想的なビジネス・パートナーを得
ることで、サークエントにとっても、さらなる成長が期待できます。」

サークエントはソフトラブ（Softlab）株式会社として1971年に設立されました。ミュンヘンを拠点のとするこの会社は、1992年、BMWグループに株式譲渡され
ました。昨年度におけるサークエントの売上高は286百万ユーロ、従業員数は1,747人でした。サークエントが提供する事業内容は、ビジネスコンサルティングから、デザ
イン、ITサービス全般まで、多岐の分野に至ります。