2009年モデルBMW 3 シリーズ セダン、X5、X3が米国IIHSの安全性テストで最高評価を獲得 フロント・オフセット衝突、側面衝突、リア衝撃緩和の3種全テストにおいて最高の評価を獲得

北米BMWグループは、11月25日、米国Insurance Institute for Highway Safety（IIHS=道路交通安全保険協会）が行う一連
の衝突評価テストの結果、2009年モデルのBMW 3 シリーズ セダン、X5、X3が安全性の最高評価 を獲得し、3モデル全てに「Top Safety
Pick賞」が授与されたことを発表しました。

今回、BMWの3モデルが獲得したTop Safety Pick賞は、近年IIHSより授与された賞の中でもBMWグループにとって大きな快挙のひとつとなりました。事
実2000年の衝突評価テストでは、 BMW X5 が、SUVカテゴリーにおいて最も優れた結果を示しており、同評価テストにおいて過去最高レベルの高い安全性をすでに
証明しています。

今回の衝突評価テストの結果について、BMWグループ北米社長、ジム・オドネルは以下のようにコメントしています。「BMWグループは受動的安全性・能動的安全性、両面か
らの高い安全技術を徹底して採用してきました。今回、2009年モデルのBMW 3 シリーズ　セダン、X5、X3　の安全性能が最高レベルであることがIIHSに証明さ
れたことを大変光栄に思います。」

IIHSは、高速走行中のフロント・オフセット衝突、側面衝突実験、さらに乗員の頸部を衝撃から防御するための、リア衝突/頭部衝撃実験の一連の調査を実施し、安全性を
「最高レベル」から「不可」まで4段階で評価します。Top Safety Pick賞を獲得するためには、上記の3種類のクラッシュ･テストにおいて、 「最高レベル」
を得なければなりません。さらに、2007年からは実験対象モデルには「エレクトリック・スタビリティ・コントロール　(ESC=車両安定制御システム)」の採用が義務付
けられましたが、このシステムはBMW製品の「ダイナミック・スタビリティ・コントロール」と同一の機能であり、BMWモデル全てにはすでに標準搭載されています。
IIHSは、致命的な単独衝突事故を含めた調査データから、ESCが事故等の緊急事態の際、ドライバーの衝突回避コントロールを支援し、衝突時における乗員のリスクを大幅
に減少させている事実検証に基づき、このシステムの一般車両への搭載を強く求めています。