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BMW328i、アメリカ高速安全保険協会のセイフティ・クラッシュ・テストにおいてトップ・パフォーマンスを記録
Thu Jun 15 12:00:00 CEST 2000 プレスリリース
米国BMWはこのたび、BMW 328iが米国・高速安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety: IIHS)が行なった時速40マイル(約 64 km)のオフセット・クラッシュ・テストにおいて最高の成績を収め、ミドル・クラスのラグジュアリー・セダン5台のテストカーの中で、328iは「最良の選択」であると評価されたと発表しました。
米国BMWはこのたび、BMW 328iが米国・高速安全保険協会(Insurance Institute for Highway Safety: IIHS)が行
なった時速40マイル(約 64 km)のオフセット・クラッシュ・テストにおいて最高の成績を収め、ミドル・クラスのラグジュアリー・セダン5台のテストカーの中で、
328iは「最良の選択」であると評価されたと発表しました。
328iに対して「最良の選択」というタイトルを授与した理由を、IIHSは次の様に説明しています。「フロントのオフセット・クラッシュ・テストにおいて、パッセン
ジャー・コンパートメントは、室内への侵入がそれほど大したことがなく、その形状をよく保持しており、またドライバーのダミー人形からの計測値からみるに、怪我などの可能
性もごく低いと思われるからです。」
IIHSが行なう、変形可能な障害物に対するフロント・オフセット・クラッシュ・テストは、特に、車両構造に対する要求が高いことで有名です。車両前部の運転席側だけがバ
リアに衝突することになるため、フロント・エンドの構造において比較的小さなエリアで衝突エネルギーが吸収・拡散されなくてはなりません。これは、パッセンジャー・コン
パートメントへの侵入が、フル・スケールのフロント・クラッシュ・テストの場合に比べて大きくなることを意味します。
米国BMWホールディング・コーポレーション(BMW (US) Holding Corp.)の社長であるトム・パーヴス(Tom Purves)は今回の評価に対して
次の様にコメントしています。
「BMWは、乗客の安全性を非常に重視した車両開発を行なっています。ですから、今回のようなテストにおいて素晴らしい評価を得ることができたことは、弊社エンジニア達の
努力が報われた結果であると喜ばしく思っています。」
BMW328iは、BMWの包括的な安全設計、F.I.R.S.T. (Fully-Integrated Road Safety Technology:路上での総合
安全技術)に基づいており、また2段階式フロント・エアバッグ、フロント・ドアのサイド・エアバッグ、そしてITS頭部保護システムを標準装備しています。フロントのシー
トベルトには自動プレ・テンショナ-とフォース・リミッターが組み込まれています。サイドからの衝撃や侵入は、BMWの革新的なインターロッキング・ドア・アンカー・シス
テムによってさらに低減されています。また、標準安全装備として1980年代からBMW車に採用されているクラッシュ・センサーが挙げられます。これは、衝撃に対して即座
にドア・ロックを解除し、脱出や救助活動を行いやすくさせるものです。
なお、同テストについての詳細はIIHSのホ-ムペ-ジで見ることができます。(英文)
http://www.highwaysafety.org.