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BMW 7シリーズが、8年ぶりのフル モデルチェンジ。10月27日より、注文受付開始
Thu Oct 18 12:00:00 CEST 2001 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社では、第35回東京モーターショーに於いて、世界初新型6速オートマチック トランスミッションをはじめとして数々の革新的技術を投入したBMW のフラッグシップ モデル、ニューBMW 7シリーズを発表し、10月27日より全国のBMW正規ディーラーを通じて注文受付を開始します。希望小売価格は、735i が8,300,000円、745i が9,900,000円、ロング ホィールベース仕様の745Liが10,600,000円(いずれも右/左ハンドル、車両本体価格のみ、消費税/諸費用含まず)です。デリバリー開始は、735i及び745iが2002年3月中旬、745Liが2002年6月の予定です。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2 、会長:マンフレート・エルムリッヒ)では、第35回東京モーターショーに於いて、世界初新型6速
オートマチック トランスミッションをはじめとして数々の革新的技術を投入したBMW のフラッグシップ モデル、ニューBMW 7シリーズを発表し、10月27日より全
国のBMW正規ディーラーを通じて注文受付を開始します。希望小売価格は、735i が8,300,000円、745i が9,900,000円、ロング ホィールベース
仕様の745Liが10,600,000円(いずれも右/左ハンドル、車両本体価格のみ、消費税/諸費用含まず)です。デリバリー開始は、735i及び745iが
2002年3月中旬、745Liが2002年6月の予定です。
8年ぶりのフル モデルチェンジを受けた第4世代となる新型7シリーズには、燃費と排ガス値を大幅に改善する革新的なバルブトロニック機構採用エンジンをはじめ、世界初の
6速オートマチックトランスミッション、マン-マシン インターフェースの革命ともいえるiDriveなど、500か所にもおよぶ最新技術が盛り込まれています。内外装に
も、機能的且つダイナミックなデザイン手法が用いられ、動力性能、ダイナミズム、安全性、快適性、デザイン性など、あらゆる分野に於いてプレミアム ラグジュアリーカーの
新しい指標を打ち立てるべく開発されました。この新しいBMW 7シリーズの特徴は以下の通りです。
●新しいデザイン ラインを採用して高級車像の未来基準を示すダイナミックなフォルム
新型7シリーズの外装デザインは、BMWの伝統であるキドニーグリル、ヘッドランプからリアデザインに到るまで、従来とは全く異なる解釈が施されています。デザイナーは、
すべてのBMW車を貫くスポーツ性に加え、ダイナミックなパワー、際立った高級感、強力な存在感を表現するための外観に工夫を凝らしました。従来のウェッジ シェイプに決
別し、サイドから回り込むセクションとトランク リッドからリアエンドへのラインを意図的に分断、Cピラーからなだらかに流れるショルダーラインを組み合わせることで、個
性あふれるシェイプを創りあげています。フロント フェンダー及びボンネットにはアルミニウム、ボディシェルには高張力鋼板が用いられ、軽量化が図られると同時に、剛性や
強度も徹底的に練り上げられ、世界最高レベルの快適性と衝突
安全性を実現しています。
●後席の乗員にファーストクラスの快適性をもたらすロング ホィールベース仕様
ニュー 7シリーズには、ロング ホィールベース モデルとして標準よりも全長が140 mm延長されたLiモデルが用意されます。
ロング ホィールベースが生み出すゆとりある快適空間は、リアに標準装備されるセルフレベリング サスペンションや、アップ グレードされたインテリアと装備品などとの相
乗効果によってさらに強調されています。たとえば、後席用エアコンには専用のクーラー ボックスを完備しており、さらに後席の乗員が好みに合わせて、左右別々に空調の温度
調節を行うことも可能です。
●燃費と最高出力を14%向上させた革新的な新開発8気筒エンジン
この新世代のV型8気筒エンジンは、吸排気バルブのバルブ タイミング(ダブルVANOS )、吸気バルブ リフト量(バルブトロニック)、インテーク マニフォールドの
長さ(世界初)など、エンジン マネージメントに関連するすべてのパラメータを、連続的に可変統合制御します。その結果、燃費を約14%削減しながらも、最高出力を同じく
約14%向上させることに成功しました。BMW 735iには最高出力200kW(272ps)、最大トルク 360Nm (36.7kgm)を発揮する排気量3.6リッ
トル エンジンが、またBMW 745iには最大出力245kW(333ps)、最大トルク450Nm(45.9kgm)の4.4リットル エンジンが搭載されます。
●世界初の6速オートマチック トランスミッション
革新的8気筒ユニットのパワーは、世界初の6速オートマチック トランスミッションによって伝達されます。高効率でコンパクトな最先端のトランスミッションは、シフト バ
イ ワイヤ方式を採用し、ステアリング コラム横に新たに設けられたセレクター レバーと、ステアリングホィール上に組み込まれたステップトロニック スイッチでそれぞれ
コントロールが可能になっています。パフォーマンスは、0 ~100 km/h加速を7.5 秒(735i)、同じく6.3秒(745i)、最高速度250km/hをマー
クしながら、EU複合サイクルでの燃費は、10.7リットル/100km(735i)、10.9リットル/100km(745i)とリッターあたり9kmを超え、ラグジュ
アリークラスにふさわしい俊敏な加速性能を持ちながら、大幅な燃費削減を実現しています。
●高い安全性と快適性を両立する画期的な操作/表示コンセプト「iDrive」
車内に増え続ける表示および操作系の数を、いかに人間に順応させる形で統合するかという命題に対するBMWの回答が、「iDrive(アイドライブ)」です。この全く新し
い車両操作コンセプトにより、運転に必要な全ての機能は、マルチファンクション ステアリング ホィールの周囲に集中され、簡単に操作することが可能となりました。また、
運転者が利用できる情報や機能は大幅に増えた(装備により異なりますが、ほぼ700種類)にもかかわらず、同時に、スイッチや制御装置の数は激減し、表示方法は簡素化され
ました。まったく新しい操作系インターフェースとして採用されている、センター コンソールに設置された「コントローラー」により、運転機能以外のエアコンやオーディオ、
ハンズフリー テレフォン システム、ナビゲーションをはじめとするさ
まざまな機能を、ひとつの操作部で簡単に制御できます。つまり、運転者は、より安全に、よりリラックスしながら、交通状況に集中してドライブできることになります。
●多くの先進テクノロジーによりドライビング カルチャーの新しい基準を確立
この他にも、フロント及びリア アクスルからブレーキ キャリパーまで軽量アルミ合金製のシャーシをベースにしたアクティブ サスペンションの「Dynamic
Drive」(オプション)、これも新開発の無段階調整式特性マップ コントロールによる電子制御ダンパー コントロール(EDC-C)、世界初のオートマチック ホール
ド機能付きタッチスイッチ式パーキングブレーキや、ハイテク コンフォートシート等、特筆すべき新技術が採用されています。さらに安全性に関しても、最高級モデルにふさわ
しく、アドバンスドITSヘッド エアバッグ、マルチ サテライト式エアバッグ コントロール システム、世界初のアダプティブ フォース リミッター付きフロント シー
トベルト、新開発フロント アクティブ ヘッドレスト(オプション)等が装備され、最高クラスの安全性を達
成しています。
なお、新7シリーズは第35回東京モーターショー会場に展示されるほか、10月25日より28日まで、745Liが東京・銀座のソニースクエアに展示される予定です。
注記) 本文中の性能数値は全てヨーロッパ仕様車の参考値です。