BMW モーターサイクルのフラッグシップモデル 全面改良したBMW K 1200 LT 2004年モデルの発表

ビー・エム・ダブリュー株式会社（本社：千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役：ヘスス・コルドバ）は、BMWモーターサイクルのフラッグシップモデルであるK
1200 LTを全面的に改良いたしました。2004年モデルのK 1200 LTは、6月1日より全国のBMW Motorrad正規ディーラーで販売を開始いたしま
す。これに伴い価格を変更し、希望小売価格は、2,929,500円（消費税抜き：2,790,000円）（登録諸費用、消費税を除く税別）です。

●エンジン改良による出力とトルクの向上、トランスミッションの変更
●電動油圧式メイン・スタンドの標準装備
●デザインの変更と装備の充実

エンジン及びトランスミッションの改良
直列4気筒DOHCエンジンを大幅に見直し、カムシャフト、スロットル・バタフライ（直径36mmに拡大）、インテーク・マニホールドを改良することで、出力は15%向上
させ85kW（115hp）/8,000rpmに、最大トルクは5Nmアップし119Nm/5,250rpmになりました。また、前進5速/後退１速のトランスミッション
にも見直しが図られ、よりスムーズで快適にノイズを低減し、ギアの噛み合わせも最適になるよう改良が施されました。

電動油圧式メイン・スタンド
BMW Motorradが開発した電動油圧式メイン・スタンドは、このような重いモーターサイクル＜約400Kg＞を安全かつ快適に駐車させることができる機構です。た
とえ後部に荷物をたくさん積んでいたり、後部座席に人が乗っている状態でも、ライダーは降りることなく、右手でボタンを押すだけで、実に簡単にメイン・スタンドを立てるこ
とが出来ます。

デザインの変更と装備の充実
エンジンやトランスミッションの他に、新しいK 1200 LTはデザインについても変更を施しました。旧型に比べて一貫性が増し洗練されたデザインになりました。
最も特徴的な変更のロー・ビーム、ハイ・ビームと上下に並んだヘッドライトは、美しくフロントのフェアリング部に収まります。また、このヘッドライトはロー／ハイ・ビーム
ともクリア・レンズ・ガラスとフリーフォーミング技術により、光量は旧モデルに比べて10%向上しています。

もう一つ特徴的なものは、フロント・マッドガードです。より大きく、下まで伸びたフロント・マッドガードは、サイド・フェアリングとエンジン・スポイラーから流れるライン
を作り出しています。

K 1200 LTの特別なデザインはツイン・トーン・コンセプトと呼ばれ、マグネシウム調に塗られたエレガントでスレンダーな外観のテクニカルエリアとコンポーネンツに
よって、より上質なものに高められています。その他の部分はクロームで仕上げられ、さらにこのK 1200 LTが特別なものであることを強調します。

クローム仕上げの部分
- フットレスト（前・後席）
-　　フットレスト・サポート（前・後席）
-　　バンパー・ストリップ（フロント・リア）
-　　ミラー・ハウジング
-　　ウインドシールドのホルダーキャップ
-　　トップケースの取っ手部分
-　　ブレーキ／クラッチ　レバー
-　　サイドの吸気口とロゴプレート

ボディ・カラー（シート・カラー）
ライト・イエロー・メタリック（ブラック）
オーシャン・ブルー・メタリック（ブラック）
ダーク・グラファイト・メタリック（ブラック）

フラット・スクリーン・インフォメーション・ユニット付の新高解像度ディスプレイに表示されるもの
-　　走行距離のほかに2つのトリップ・メーター
-　　水温計と外気温計
-　　ギア表示
-　　オンボード・コンピューター
-　　ラジオ情報
-　　燃料計
-　　時計
-　　バックレストを含むシート・ヒーティング
-　　CDチェンジャー
-　　2つのパワーソケット

オプション装備
-トップケース上のブレーキライト
-大型ウインドシールド
-同乗者用高さ調節機能付クローム仕上げサイドボード