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PressClub Japan · 記事.

BMWザウバーF1チームがカナダ・グランプリで初優勝

モントリオール(カナダ)発:過去のレースにおいて快進撃が続くBMWザウバーF1チームがカナダ・グランプリ(GP)にて初優勝を決めました。ロバート・クビサが同チーム選手のニック・ハイドフェルドに先立ってゴール・イン、BMWザウバーが栄えある1-2フィニッシュを飾りました。この結果、クビサはドライバーズ・ランキングでトップに浮上し、BMWザウバーF1チームはコンストラクターズ・ランキングで首位のフェラーリに3ポイント差の2位となりました。

National Motorsports

プレス担当者.

Yosuke Shiroshita
BMW グループ

電話番号: +81-3-6259-8017
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著者.

Yosuke Shiroshita
BMW グループ

モントリオール(カナダ)発:過去のレースにおいて快進撃が続くBMWザウバーF1チームがカナダ・グランプリ(GP)にて初優勝を決めました。ロバート・クビサが同チー
ム選手のニック・ハイドフェルドに先立ってゴール・イン、BMWザウバーが栄えある1-2フィニッシュを飾りました。この結果、クビサはドライバーズ・ランキングでトップ
に浮上し、BMWザウバーF1チームはコンストラクターズ・ランキングで首位のフェラーリに3ポイント差の2位となりました。

ロバート・クビサ: 優勝
BMWザウバーF1.08-03/ BMW P86/8
最速ラップ:1:17.539分 47周目
「BMWザウバーF1チームにとって初めての勝利を挙げることができて本当にうれしい。僕の故郷のポーランド、そしてファンたちにとっても喜ばしいニュースだったと思う
よ。今回は自分にとって、困難が伴うレースだった。ダート側からスタートを切ってから、キミ・ライコネンに並ばれたけれど、必死に持ちこたえた。ピット・インしよう思って
いた矢先のセーフティー・カーはタイミングが悪かった。イエロー・ライトの点灯があと3秒遅ければよかったのに...僕は走り続けなくてはならなかった。ピット・レーンが開く
と、ほとんどのマシンが同時にピット・インした。僕は赤いライトが出たので、出口でストップしたんだ。キミ(ライコネン)も僕の近くで止まっていたが、ハミルトンが彼のマ
シンに追突する凄まじい音が聞こえたよ。ルイス(ハミルトン)が僕ではなくてキミにクラッシュしたこと、運に守られたよ。このピット・インの後、僕は前方のマシンに阻まれ
て、タイムロスしてしまった。ティモ・グロックのマシンは最後にピット・インするから、それを追うしかなかった。21秒の差を埋めるために残されているのは8周という、大
きな賭けだ。ここで24秒の差を縮めて、ニックより先に出ることができた。その時は少し安心したけれど、いくつかのコーナーでは路面の舗装が剥がれて散乱していたから油断
は大敵だ。けれど最後は結果に恵まれたから、今とても嬉しいよ!」

ニック・ハイドフェルド:2位
BMWザウバーF1.08-03/ BMW P86/8
最速ラップ:1:17.430分 25周目 
「ロバートに優勝おめでとうと言いたい。彼は勝利にふさわしい走りだった!僕はスタートでミスをしてしまい、ルーベンス・バリチェロに抜かれてしまった。運よく彼を抜いて
から、そのトラックでは先頭集団に入っていた。長時間の走行だったので、皆がピットインした時、僕は外れていた。かなり無理をしていたからね。そこで、大量の燃料搭載とソ
フトタイヤを使用するチャレンジングな戦略、「ワン・ストップ作戦」に切り替えた。そしてフェルナンド・アロンソの前を走り続けることができた。彼の2度目のピット・イン
の後、ロバートが僕の前を走っていたから、僕は2位を守ることができた。スタートでは8位だったにもかかわらず、ゴールを2位で終えられたのは快挙だと思う。特に近頃の自
分の苦しい状態を考えればね。昨年モナコでアロンソとの接触事故で大破した僕のマシンに新しいシャーシを装備してくれたヒンウィルのみんな、本当にどうもありがとう!」

マリオ・タイセン(BMWモータースポーツ・ディレクター)
「素晴らしい、圧巻のレースだったよ。言葉では言い表せないくらいだ。今日、すべてがうまく運んだ。モントリオールの表彰台に立つことを望んでいたけれど、まさかワン・
ツー・フィニッシュで優勝するとは思わなかったね。ロバートとニック、そしてミュンヘンとヒンウィルにいるチームのみんな、おめでとう!これは画期的な出来事だ。ドライ
バーたちのミスもなく、戦略が功を奏した。今日は大いに成功を祝いたいね。」

ウィリー・ランプ(テクニカル・ディレクター)
「なんという光栄!このレースの感動は言葉にならないよ。ドライバーもチームのみんなも今日は完璧だった。ロバートはセーフティー・カーの進入で前方のマシンを追い越せな
かったが、そのあとの素晴らしい走りのおかげで首位の座を獲得できた。今日のニックの結果は素晴らしかった。何せ彼は8位からのスタートだったのだからね。ある期間、彼は
トラック内でトップを走っていた。「ワン・ツー作戦」の決断は、非常にリスクを伴うものだった。特に長時間ソフト・タイヤで走行を続けることはニックの負担になりかねない
ものだから。今日の結果は2年半以上の経験と瞬時の決断力が絶妙に働いたものだと思うよ。」

詳細情報
2008年6月8日、カナダF1グランプリにてロバート・クビサが同チーム選手のニック・ハイドフェルドに先立ち、力強い走りで優勝。BMWザウバーF1チームに初勝利を
もたらした。
今回は同チームにとって、42回目のグランプリ出場。
BMWザウバーF1チームは過去8回、表彰台を飾った記録がある。
2006年 ハンガリーGP(ニック・ハイドフェルド/第3位)
2006年 イタリアGP(ロバート・クビサ/第3位)
2007年 カナダGP(ハイドフェルド/第2位)
2007年 ハンガリーGP(ハイドフェルド/第3位)
2008年 オーストラリアGP(ハイドフェルド/第2位)
2008年 マレーシアGP(クビサ/第2位)
2008年 バーレーンGP(クビサ/第3位)
2008年 モナコGP(クビサ/第2位)
「BMWザウバーF1チーム」の前身、「ザウバーF1チーム」の最高記録は第3位。(過去6回達成)


BMWエンジン、F1レース初優勝:1982年6月13日(ネルソン・ピケ、ブラバムBMW、カナダ)。
BMWエンジン、F1レース最終優勝:2004年10月24日(ファン・パブロ・モントーヤ、BMWウィリアムズF1チーム、ブラジル)

ブラバムでは、1982年から85年の間、8回優勝。ベネトンでは1986年、伝説的なターボが優勝する。ウィリアムズF1(2000年-05年)とのパートナーシップで
は通算10回優勝。

1983年、ネルソン・ピケがF1ドライバーズ・チャンピオンシップ (ブラバムBMW)で優勝。BMWザウバーF1チームとして参戦する以前、BMWは通算; GP優勝
19回、ポール・ポジション達成33回の記録を保持。

記録的レース結果
2006年1月16/17日:BMWザウバーF1チーム、バレンシアで初参戦。BMWザウバーF1初の遠征。

2006年3月12日:バーレーンGPに初参戦。

2006年3月19日:マレーシアGP第2回出場レースにて、ジャック・ヴィルヌーヴが初のワールド・チャンピオンシップ7位に入賞。

2006年4月2日:3回目の出場レース、オーストラリアGPにて、ハイドフェルドが4位、ヴィルヌーヴが6位入賞。

2006年8月6日: ハイドフェルドがチーム第13回目ワールド・チャンピオンシップ・レースにて初のトップ3入賞。クビサがブダペストにてハンガリーGPデビュー。

2006年9月10日: クビサ、イタリアGP、モンツァにて3位入賞。チームは総合2位獲得。

2006年10月: ヒンウィル風洞設備の1段階シフトが3段階まで搭載される。

2006年8月22日: 初参戦年度の最終レースにて、BMWザウバーF1チーム、コンストラクターズ・チャンピオンシップにて5位に入賞。

2007年1月16日: バレンシアにてBMWザウバーF1.07とBMWザウバーF1チーム参戦。

2007年6月10日: ニック・ハイドフェルドが2位入賞。ロバート・クビサ、マシンが大破する大事故に遭遇するが、奇跡的に無傷。

BMWザウバーF1チーム、2シーズン目の成績3位。マクラーレン・メルセデスを除いた最終結果は2位決定。

チーム、スイス、ヒンウィルに新しい拠点を構える。2005年度末以来、150人の新しい従業員がチームに加わる。

2008年1月14日: BMWザウバーF1.08 がミュンヘンの「BMWヴェルト」で結成される。

2008年3月23日: ハイドフェルド、チームの最速新記録を樹立。

2008年4月5日: クビサ、BMWザウバーF1チームで初のポール・ポジションを獲得。

詳しい情報はwww.press.bmw-motorsport.com、
チームのオフィシャルウェブサイトはwww.bmw-sauber-f1.com をご覧ください。

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