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BMWスパータンバーグ工場、メタンガス・プログラムを拡大1,200万ドルを追加投資、能力を増強

米国スパータンバーグ発(2009年6月10日): BMWでは、埋め立て処分場メタン “Gas-to-Energy”(ガス・トゥ・エナジー)プログラムの生産能力と効率を高めるべく、1,200万ドル(約12億円)の追加投資を進めています。

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Yosuke Shiroshita
BMW グループ

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Yosuke Shiroshita
BMW グループ

米国スパータンバーグ発(2009年6月10日): BMWでは、埋め立て処分場メタン “Gas-to-Energy”(ガス・トゥ・エナジー)プログラムの生産能力と効率を高めるべく、1,200万ドル(約12億円)の追加投資を進めています。

完成間近の新システムは、効率に劣る従来の4基のタービンに代えて出力1万1,000kWの新型高効率コジェネレーション・ガスタービン発電機2基を導入するもので、これにより同社工場の電力需要に占めるガスタービン発電の割合はこれまでの14%から約30%に上昇します。新型タービンは同量のメタンガスからの総発電電力が2倍となりますが、工場はこれまで同様、電力と温水の供給を通してエネルギー需要全体の60%以上を近隣埋め立て処分場で発生するメタンガスでまかなうことになります。

BMWスパータンバーグ工場長、ヨーゼフ・ケルシャーは次のように話しています。「BMWの埋め立て処分場ガス利用プログラムは、当社工場にとって非常に大きなメリットがあり、工場におけるメタンガス発電電力の利用は、環境にやさしい生産を重視する当社の姿勢を示す好例となっています。」

タービンおよび熱回収ボイラーの大型化に加え、BMWでは、埋め立て処分場で発生するメタンガスに通常含まれ、ガスタービンを損傷するおそれのある化合物、シロキサンを除去する新しい専用処理システムも導入する予定です。なお、従来のガスタービン4基(出力1,200kW)のうち2基は、新システムのバックアップ用としてそのまま利用されます。

BMWの埋め立て処分場ガスプロジェクトはもともと2002年12月よりスタートし、当初プロジェクトを開発したアメレスコ社と、パルメット埋め立て処分場(サウスカロライナ州ウェルフォード)を運営するウェイストマネジメント社の支援を受けて実施されたもので、初期に整備されたインフラにより、同州スパータンバーグにほど近いパルメット埋め立て処分場よりメタンガスを収集・浄化・圧縮することが可能となりました。具体的には、メタンガスを全長9.5マイルのパイプラインを通じてBMW工場まで導き、圧縮したうえで、ガスタービン発電機4基を運転するものです。

この埋め立て処分場ガスプロジェクトによりBMWがこれまで節約したエネルギーコストは年平均500万ドルとなっていますが、今回の新型タービン導入により、年平均節約額は最大で200万ドル増加、また、年間CO2排出量は約9万2,000トン減少する見込みです。

補足情報:
• 今回の拡張工事ではBMWが、設計、調達、建設を監督したほか、今後も運転全般の管理と新システムの保守を行います。
• BMWの埋め立て処分場プロジェクトは、埋め立て地から離れた産業拠点に電力と温水を供給する世界で唯一のコジェネレーション事業です。
• メタンガスのリサイクルは周辺地域における温室効果ガス(メタンおよびCO2)の排出を削減することにつながり、現地の大気浄化に役立ちます。
• BMWスパータンバーグ工場のこの独自の取り組みは、2003年サウスカロライナ知事汚染防止賞、米国環境保護局グリーンパワー賞、同局埋め立て処分場メタン利用プログラム(LMOP)の「プロジェクト・オブ・ザ・イヤー」賞など、全米や州の環境賞を多数受賞しています。
• 米国環境保護局の試算によると、CO2排出量を年間9万2,000トン削減することは、年間2万3,000エーカー以上の土地(ニューヨークにあるセントラルパークの30倍)に植樹を行うのと同じ効果があります。
• 工場で現在までに利用した埋め立て処分場発生メタンガスによるエネルギーは、同工場のエネルギー需要全体の60%以上に相当します。

BMWスパータンバーグ工場は、ドイツ、ミュンヘンBMW本社の子会社であり、BMW X5 SAV、X6 SACをグローバル市場に送り出しています。BMW北米はサウスカロライナの製造施設に加え、米国全土、カナダ、南米において、販売、マーケティング、ファイナンシャル・サービスを展開しています。また、デザイン、技術担当部門はカリフォルニアに置かれています。詳細はwww.bmwusfactory.comをご覧ください。

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