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BMWがアメリカズ・カップより撤退 共に成功を築いた長年のパートナー、オラクル・レーシングに謝意を示す
Fri Dec 24 04:59:00 CET 2010 プレスリリース
ミュンヘン発: 本年末をもって、BMWは長年パートナーシップを築いてきたオラクル・レーシングとのパートナーシップを打ち切り、アメリカズ・カップから撤退すると表明した。これは両者が合意の上で至った結論である。双方はこれまでに意欲的な目標を掲げ、アメリカズ・カップ優勝という最高位を手にすることができた。
プレス担当者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
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著者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
ミュンヘン発:
本年末をもって、BMWは長年パートナーシップを築いてきたオラクル・レーシングとのパートナーシップを打ち切り、アメリカズ・カップから撤退すると表明した。これは両者が合意の上で至った結論である。双方はこれまでに意欲的な目標を掲げ、アメリカズ・カップ優勝という最高位を手にすることができた。
BMWとオラクル・レーシングは2002年よりタッグを組んできた。自動車とヨット・セーリングという垣根を超越し、最新技術とノウハウを共有することが可能となった。特に、構造工学と高弾性複合構造の分野では卓越した技術力を発揮した。その結果、2010年2月にスペインのバレンシア沖でおこなわれた第33回アメリカズ・カップにおいて、三胴船ヨット「USA 17」は防衛艇を2-0で下し、優勝。世界最速のヨットに輝いた。
BMWスポーツ・マーケティングのゼネラル・マネジャーであるラルフ・フスマンは次のようにコメントしている。
「デザイン、及び工学の最先端をゆく騎手として、BMWのエンジニア・チームは高度な軽量設計を実現させました。第33回アメリカズ・カップにおいては優勝をおさめ、究極の目的を達成できたと思っています。アメリカズ・カップからは撤退しますが、今後もドイツ国内のヨットレースへの参加は続行する方針です。」
また、BMWオラクル・レーシングCEOであるラッセル・クーツは次のように述べている。
「アメリカズ・カップは技術とスポーツという、それぞれの分野における挑戦の衝路となりました。その成功はレース・コースによって試されてきました。レーシング・チームとBMWのコラボレーションが勝利につながった実績を私たちは誇りに感じています。」