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BMWグループとPSAプジョー・シトロエンが合弁会社を設立してハイブリッド技術提携を強化へ
Fri Feb 04 11:47:00 CET 2011 プレスリリース
ミュンヘン発/パリ発: BMWグループとPSAプジョー・シトロエンは、両社の提携を新たな段階へと進めるべく、合弁会社を設立する合意を結んだ。新会社の社名は「BMWプジョー・シトロエン・エレクトリフィケーション社」である。出資比率は双方50%ずつとなる。今回の合意は2月1日にフィリップ・ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長とBMW AG取締役会会長のノルベルト・ライトホーファーとの間で取り交わされた。なお、両社はすでに2010年10月に、既存の提携対象分野をハイブリッド・システムへ拡大する覚書(MoU)を結んでいる。
新闻联系人.
Masahiko Maeda
BMW グループ
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作者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
ミュンヘン発/パリ発:
BMWグループとPSAプジョー・シトロエンは、両社の提携を新たな段階へと進めるべく、合弁会社を設立する合意を結んだ。新会社の社名は「BMWプジョー・シトロエン・エレクトリフィケーション社」である。出資比率は双方50%ずつとなる。今回の合意は2月1日にフィリップ・ヴァランPSAプジョー・シトロエン会長とBMW AG取締役会会長のノルベルト・ライトホーファーとの間で取り交わされた。なお、両社はすでに2010年10月に、既存の提携対象分野をハイブリッド・システムへ拡大する覚書(MoU)を結んでいる。
新しい合併会社となるBMWプジョー・シトロエン・エレクトリフィケーション社は、バッテリー・パック、電気モーター、ジェネレーター、パワー・エレクトロニクス、充電器などのハイブリッド部品の開発や生産を行なうとともに、ハイブリッド・システムのソフトウェア開発も手がけ、研究開発、生産、部品調達の共同化により、両社は大きなスケール・メリットの実現を目指す。
今回の提携拡大の最大の目的は、両社の自動車ラインアップへの電気駆動システム導入促進に必要な標準ハイブリッド部品の開発である。これらの部品について、欧州版オープン・プラット・フォームを構築し、ハイブリッド化分野における欧州業界の構造化を支援する狙いがある。そのため新合弁会社では、開発案件のアウトソーシングにより、サプライヤーの統合を図るほか、親会社2社以外へのハイブリッド部品の販売も視野に入れる。
操業開始は、独禁当局の承認をへて2011年第2四半期の見込みで、開発および生産したハイブリッド部品がBMW、PSAプジョー・シトロエンの車両に搭載されるのは、2014年以降となる。
新会社の経営陣および従業員はBMWおよびPSAプジョー・シトロエン両社の人員を移籍する他、外部からも採用する。主要管理職ポストは両社平等に分け合い、最高経営責任者には現BMWグループ購買戦略担当のヴォルフガング・グリッヒ、社長には現在PSAプジョー・シトロエン顧客満足および品質計画担当ディレクターを務めるジャン・ルフルールが就任の予定である。
ライトホーファーは「この合弁会社設立によって、両社は自動車の電化の分野で大きなスケール・メリットを実現することができます。また、持続可能なモビリティ実現へ向けた大きな一歩となります。」と述べた。また、フィリップ・ヴァランは次のように話している。「PSAプジョー・シトロエンは、この合弁会社の運営を通じて持てるノウハウをさらに発展、拡大し、ハイブリッドによる自動車革新をリードする欧州企業を作り上げます。」
BMWグループとPSAプジョー・シトロエンはこれまで数年にわたり、エンジン分野で提携を進めて成功を収めており、2006年~2010年のエンジン共同生産台数は180万台以上に達している。また、2010年2月には、EU 6排出ガス基準に適合する次世代の共同設計4気筒ガソリン・エンジンの開発にも合意している。共同設計エンジンは。現在すでに、MINIをはじめ、プジョーやシトロエンの多くのモデルに採用されている。