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(ドイツ本国発表)BMW Vision ConnectedDrive
Tue Mar 08 03:04:15 CET 2011 プレスキット
未来はすでに始まっています。今年、3月3日~13日の間で開催されるジュネーブ・オートサロン2011で、BMWのコンセプト・カー「BMW Vision ConnectedDrive(BMWビジョン・コネクテッド・ドライブ)」がワールドプレミアを飾ります。このコンセプト・カーは、革新的なドライバー・アシスタンス・システムとモビリティ・サービスの開発で自動車業界をリードするBMWが世に問う、比類ない試作モデルです。BMW Vision ConnectedDriveでは、今日の、そして将来のモバイル・ネットワークの可能性が非常にバランスよく共存しています。思わず息を呑むスタイリングのこのロードスター・モデルには、ネットワーク社会の構成要素として切り離すことのできない存在としての自動車にふさわしいデザインとテクノロジーが盛り込まれています。ドライバーと同乗者の個々のニーズに的を絞って開発した最新の機能により、快適性、安全性、そして車内でのインフォテイメントの体験を緻密に組み合わせ、そしてBMW特有の駆けぬける歓びに、さらなるメリットを追加する新しいテクノロジーとデザイン・コンセプトを採り入れています。
プレス担当者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
電話番号: +81-3-6259-8016
Fax: +81-3-6259-8009
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著者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
未来はすでに始まっています。今年、3月3日~13日の間で開催されるジュネーブ・オートサロン2011で、BMWのコンセプト・カー「BMW Vision ConnectedDrive(BMWビジョン・コネクテッド・ドライブ)」がワールドプレミアを飾ります。このコンセプト・カーは、革新的なドライバー・アシスタンス・システムとモビリティ・サービスの開発で自動車業界をリードするBMWが世に問う、比類ない試作モデルです。BMW Vision ConnectedDriveでは、今日の、そして将来のモバイル・ネットワークの可能性が非常にバランスよく共存しています。思わず息を呑むスタイリングのこのロードスター・モデルには、ネットワーク社会の構成要素として切り離すことのできない存在としての自動車にふさわしいデザインとテクノロジーが盛り込まれています。ドライバーと同乗者の個々のニーズに的を絞って開発した最新の機能により、快適性、安全性、そして車内でのインフォテイメントの体験を緻密に組み合わせ、そしてBMW特有の駆けぬける歓びに、さらなるメリットを追加する新しいテクノロジーとデザイン・コンセプトを採り入れています。
革新性の魅力:BMW Vision ConnectedDrive
未来志向の技術が、駆けぬける歓びをいっそうの高みに押し上げます。BMW Vision ConnectedDriveでは、見るものをたちまち虜にする魅惑的でインテリジェントな方法により、誰もが納得する形でそれを実現しました。この2シーター・ロードスターのコンセプト・スタディは、ネットワーク社会におけるモバイル・コンポーネント(つまり、移動することのできるネットワーク端末)として位置づけています。そのため、それにふさわしいデザインに加えて、革新的なテクノロジーを随所に採用しています。BMWは、快適性、安全性、そして車内でのインフォテイメント利用の面で、BMW ConnectedDriveの現在と将来の発展がもたらす独特の可能性を実証するために、このクルマを製作しました。
インテリジェント・ネットワークが駆けぬける歓びをどのように膨らませるか。ジュネーブ・オートサロンではその大きな可能性を、スタディ・モデルBMW Vision ConnectedDriveのボディ/インテリア・デザインと印象的な光の効果や新しい表示および操作コンセプトを通じて、あるいは会場で提供するマルチメディア・プレゼンテーションを通じてご覧いただくことができます。デザインの基本は、ドライバーとクルマとの密接な結びつき、ドライバーと同乗者との対話、乗員と外部環境との相互作用に置いています。BMW ConnectedDriveのさまざまな機能を、快適性、安全性、インフォテイメントの3つのレベルに大別し、すべての機能の基本となる情報/データの流れを、趣向を凝らした光の効果とプレゼンテーションで視覚的にアピールします。
このスタディ・モデルのデザインが強調するのは、BMW特有の、ウィンドシールドへと流れるように連なる長いエンジン・フード、ロング・ホィールベース、後方に寄せられたシート・ポジションが生み出すダイナミックな魅力に加え、BMW ConnectedDriveで実現できるエクステリア、インテリア、外部環境との融合です。印象的で力強く、緊張感あふれるボディ・サーフェスと、明瞭に描かれたラインが互いを引き立てます。そのインテリアにもエクステリアにも、個々のコンポーネントに複数の機能性を持たせるレイヤー原理を採用しています。ヘッドライトとテールライトに組み込んだセンサーで路上や周囲の状況をモニターし、ドア・ミラーの位置に取り付けられたアンテナで外部環境に向けて情報を発信したり、ナビゲーション・データを受信したりします。
BMW Vision ConnectedDriveの表示および操作コンセプトに関連する新しい装備品として、拡張型ヘッドアップ・ディスプレイがあります。このディスプレイは、情報や記号を立体的に表示するもので、実際の路上の風景とバーチャル・コンテンツを視覚的に融合します。この拡張現実(AR)を利用することにより、たとえばナビゲーションのルート案内用のシンボルを、ドライバーの視野内の実際の右折(左折)位置に重ねて表示することができます。走行状態に合わせて、さまざまな情報は、重要度別にフォアグラウンドまたはバックグラウンドに表示されます。コンセプト・スタディにはさらに、設定を自由に変更できるプログラマブル・メーター・パネルが装備されます。このメーター・パネルは、ヘッドアップ・ディスプレイの表示を補完する役割を果たします。メーター・パネルの機能も多彩に用意され、その豊富さはクラシックなコクピットにあるメーター類の比ではありません。メーター・パネルもまた3D表示のディスプレイになっており、走行状況に応じたさまざまな情報を、ドライバーの注意を喚起するかどうかの必要性に応じて、強調のレベルを変えて表示します。
BMW Vision ConnectedDriveには、さらにパッセンジャー用インフォメーション・ディスプレイを装備しており、助手席の乗員もインテリジェント・ネットワークが提供する機能を利用できます。助手席の乗員はまるで副操縦士のような役割を担い、オンラインで受信した情報やナビゲーション・システムに設定する住所を確認し、必要に応じてドライバーのメーター・パネルに転送します。このように、ドライバーと助手席の乗員との間で、また外部の環境との間で新たな次元の相互作用やネットワークを実現します。さらにエモーショナル・ブラウザ機能は、さまざまな個人的ニーズに合わせてカスタマイズした情報交換を可能にします。走行中、システムは周囲の状況に特有の追加情報、たとえば周囲の人通りや雰囲気、あるいはその場所特有の情報などを拾い集め、設定に従って抽出します。この個人設定は事前に行いますが、希望に応じて走行中にその対象を狭めたり、または拡大したりすることもできます。