ニューBMW 5シリーズ ツーリングがiFデザイン金賞を獲得　卓越したデザインが讃えられる

ミュンヘン発：

バランスの取れたプロポーション、個性的な外観のデザイン、パワフルでダイナミックな印象という特徴が高く評価され、BMW 5シリーズ ツーリングは世界的に権威ある2011年iF Product Design Award （iFデザイン賞）を獲得した。その表彰式が2011年3月1日に、CeBIT（セビット）国際情報通信技術見本市の開幕日に行われ、BMW 5シリーズ ツーリングに「金賞」が授与された。iFデザイン賞は、ハノーバーに本拠を置くInternational Forum Design（インターナショナル・フォーラム・デザイン）が運営するもので、金賞はその最高賞にあたる。iFフォーラムにより「2011 iF」ラベルの表示を認められた製品は合計993点あり、その内、BMW 5シリーズ ツーリングを含む50製品が金賞を獲得した。

表彰式はCeBIT見本市の初日に開かれ、BMWからはモデル・デザイン技術担当ディレクターのトマス・プラトが受賞のために出席した。3月1日夕刻に開かれ、「iFデザイン賞」展示会のオープニング・セレモニーも兼ねた表彰式には受賞者以外にもゲストとデザイン関係者合計約1,000人が出席し、金賞受賞者に讃辞と暖かい拍手が贈られた。今回iFデザイン賞を受賞した993の製品は、今後4ヵ月にわたり展示会場を飾ることになる。

非常に特徴的なプロポーションと外観のデザインで構成された、ニューBMW 5シリーズ ツーリングは、ダイナミックでパワフルな雰囲気を生み出す個性が評価され、晴れて受賞につながった。すらりと伸びたエンジン・フード、ショート・オーバーハング、セグメントで最長を誇るホイールベース、サイド・ビューを飾る伸びやかなライン、力強く下降するルーフ・ラインは、ニューBMW 5シリーズ ツーリングに比類ないハーモニーと優美さを与えている。

今回の受賞について、BMWグループのデザイン部門統括責任者であるエイドリアン・ファン・ホーイドンクは次のように述べた。「今回の受賞を大変喜ばしく思います。ニューBMW 5シリーズ ツーリングは、機能性がデザイン性の評価につながることを証明しました。卓越した機能性とモダンでエモーショナルな本物の美がひとつになったのです。」

1953年に創設されたiFデザイン賞は、優れたデザインであることを示す指標となる存在となっている。優れたデザインを評価された製品には、世界的に権威ある賞を受賞した証としてiFマークが与えられる。このマークは、国際的なデザイン専門家によるプロフェッショナルな審査を受けた製品であることを示すプラットフォームにもなっている。この権威ある賞の獲得を狙い、2011年度は世界43ヵ国から1,121社2,756点の工業製品のエントリーがあった。BMW 5シリーズ セダンとBMW 5シリーズ ツーリングは輸送部門で審査員団の高評価を受け、その中でも今回、BMW 5シリーズ ツーリングは最優秀デザインとして50点の製品に与えられるiFデザイン「金賞」を獲得した。

BMWグループが生み出すデザインのクオリティの高さは、ここ数年連続してiFデザイン賞を受賞していることからも証明されている。2010年はBMW MotorradのBMW Motorrad F 800 R、2009年はBMWグループの8モデルが同時に受賞を果たした。さらに2008年にはBMW 3シリーズ カブリオレとBMW MotorradのBMW Motorrad G 650 Xcountryが受賞、2007年は受賞製品の中からさらに50の最優秀デザインに選ばれた製品に贈られる金賞をBMW 3シリーズ クーペが獲得している。