コモ湖畔で美の競演

「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ 2012 」が開催 +++ アルファ・ロメオ 6C 1750 GS が「 BMW グループ賞」を獲得 +++BMW ザガート クーペを世界初公開 +++ モーターサイクル部門はジレラ 500 が受賞

ミュンヘン／チェルノッビオ発： 5月最後の週末、イタリアのコモ湖畔のチェルノッビオは再び自動車とモーターサイクルの愛好家のための祭典の舞台となった。自動車の美を競い合うコンクール・デレガンス「コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステ」では、数々のクラシック・カーやコンセプト・カーが披露され、来場者を魅了した。初日の5月26日にヴィラ・エルバでモーターサイクル部門のコンクールが行われ、翌27日には、コモ湖畔での素晴らしい週末の締めくくりとしてコンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの審査結果が発表された。審査員が選ぶ「BMWグループ賞（Trofeo BMW Group）」と「ベスト・オブ・ショー」、そして招待客の投票による「コッパ・ドーロ・ヴィラ・デステ」はいずれも1933年製のアルファロメオ 6C 1750 GSクーペ・フィゴニが受賞し、審査員と観客の意見が一致した格好となった。コンセプト・カー＆プロトタイプ部門ではアルファ・ロメオ 4Cが勝者となった。また、オールコンクール（審査対象外）出品として世界初公開されたBMW ザガート クーペも大きな注目を集めた。

コンコルソ・デレガンツァ・ヴィラ・デステの理事長を務めるBMW Group Classic代表のカール・バウマーは大会を振り返って、「他に類を見ない素晴らしい出品車が集まり、レベルの高いイベントとなりました」と満足感を表明するとともに、「なかでも、5月27日は約6,000人もの方々ににお越しいただいたことを非常に喜ばしく受け止めています」と述べた。また、ホテル「ヴィラ・デステ」のダニロ・ズケッティ総支配人も「気品、品質ともに最高のコンクールでした」と満足感を示した。

今年で2回目の開催となるモーターサイクルのコンクールでは、イタリアのピアジオ博物館から出品されたジレラ 500 ロンディーネに「BMWグループ賞」が授与された。BMW Motorrad代表のヘンドリック・フォン・クーンハイムは、このモーターサイクルのコンクールについて「私たちが過去90年間、モーターサイクルに傾けてきた心血と情熱を表すものです」と語った。

このトピックに関する追加情報はwww.concorsodeleganzavilladeste.comまたはwww.press.bmwgroup.com（検索ワード「Concorso」）をご参照ください。
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