新型BMW 3シリーズがドイツ「ゴールデン・ステアリング・ホイール2012」を受賞

ミュンヘン / ベルリン発:
BMWのスポーツセダン、新型3シリーズ（6代目）が、本年の「ゴールデン・ステアリング・ホイール」賞（独「アウト・ビルト」誌および同「ビルト・アム・ゾンターク」紙主催）を受賞した。BMW 3シリーズはミディアムクラスおよびラグジュアリークラスのエントリーモデル中、最高評価を獲得し、、5度目の受賞となった。授賞式は昨日ベルリンで盛大に行われ、BMW AG取締役会長、ノルベルト・ライトホーファーが出席した。BMWモデルでは3シリーズのほかに、6シリーズ グランクーペが「コンバーチブルおよびクーペ」部門で3位に入賞したほか、BMW xDrive販売キャンペーンが「ゴールデン・アドバタイジング・ステアリング・ホイール」賞（最優秀広告賞）に輝いた。最優秀広告賞はBMW AGセールス&マーケティング担当上級副社長のイアン・ロバートソンに贈られた。これにより、BMWは本年のゴールデン・ステアリング・ホイール賞において自動車メーカー中、最高の成績を収めた。

現在6代目となるBMW 3シリーズは、これまで30年以上にわたってゴールデン・ステアリング・ホイール賞をたびたび受賞しており、1978年の初受賞以来、1991年、1994年、1998年と受賞するなど、最多受賞モデルとなっている。さらに、プレミアムカーとして世界のトップセラーともなった。ノルベルト・ライトホーファーは受賞の喜びを次のように語った。「BMW 3シリーズの成功要因は、スポーティなミディアムセダンというカテゴリーを初めて創出したこと、ダイナミックなパフォーマンスと優れた効率、美しいデザインによりBMWの性格をまさに象徴していることであると考えています。」

本年2月より世界各地で販売されている新型BMW 3シリーズは、BMWならではの美しいデザインや優れた効率を備え、また、快適性も先代に比べて改善され、スペース効率も向上した。スポーティかつエレガントなボディラインに加え、ツインヘッドライトとキドニー・グリルの間をつなげる印象的なデザインなど、フロントに新しい解釈を施すことで、ひと目で新型3シリーズと判る外観となっている。現行ラインアップはガソリン5モデル、ディーゼル5モデルのほか、BMW ActiveHybrid 3を揃え、このうち4モデルにインテリジェントな4輪駆動システム、xDriveを設定。さらに、新型BMW 3シリーズ ツーリングも最近発売となった。

ゴールデン・ステアリング・ホイール賞は毎年開催され、その年のニューモデルから最優秀車が選定される。読者投票と審査員（レーシングドライバー、技術者、雑誌編集者、主要テスト機関など）による選考が行われ、本年は44車種が審査の対象となった。本年で37回目を迎える同賞は、ヨーロッパでは最も伝統ある有力自動車賞となっている。

また、ゴールデン・アドバタイジング・ステアリング・ホイール賞についても、厳選な審査が行われ、読者投票や著名な審査員による投票のほか、コミュニケーションの専門家や広告スペシャリストも審査に加わった。BMWの電子制御4輪駆動システム、xDriveの特長を謳った「xDrive Mountain」キャンペーンが広告賞を受賞したのも、こうした一般読者と専門家による選考による最終結果である。イアン・ロバートソンは授賞式の会場で次のように述べた。「人の心に強く訴えるこの販売キャンペーンによってBMWは、インテリジェントな4輪駆動システム、BMW xDriveを備えたクルマの販売台数を大きく伸ばすことができました。キャンペーンの成功を大変うれしく思います。」

「xDrive Mountain」は、日々季節が変わり、悪天候が続く架空の山で、テレビコマーシャルや紙媒体の広告、ポスター、インターネット上で露出され、xDrive搭載BMWモデルがめまぐるしく変化するこの山の天候条件に巧みに対応するとともに、すぐれた走りの歓びを約束することを訴えた。