PressClub Japan · 記事.
BMWグループがアルミニウム・スチュワードシップ・イニシアチブに参加
Thu Dec 27 08:10:00 CET 2012 プレスリリース
ミュンヘン発:持続可能なアルミニウム生産のための厳格な基準作りをBMWグループが支援する。
プレス担当者.
Rosemary Mitchell
BMW グループ
電話番号: +81-3-6259-8866
Fax: +81-3-6259-8880
メールを送る
著者.
Rosemary Mitchell
BMW グループ
ミュンヘン発:
BMWグループは、アルミニウム・スチュワードシップ(日本語訳: 管理)・イニシアチブ(ASI)への参加を通じて、持続可能な企業としてのリーダーシップを際立たせている。この非営利の取り組みの目的は、アルミニウムのバリュー・チェーン全体にわたる持続可能な基準を作ることであり、その範囲は、責任ある企業経営から環境的および社会的基準の順守にまで及ぶ。2012年9月に設立されたアルミニウム・スチュワードシップ・イニシアチブは、アルミニウムのバリュー・チェーンに対する持続可能な基準を定めるための初めての取り組みである。
BMWグループにおいては、アルミニウムがカーボンファイバーと並んで軽量構造に大きな役割を果たしている。スチールよりも30%軽いアルミニウムは、カーボンと同じく軽量化にも貢献している。BMW i3には、再生アルミニウムまたは再生可能エネルギーによる電力で生産されたアルミニウムが主に用いられている。その結果、BMW i3の生産に使われるアルミニウム全体のCO2排出量は、従来のアルミニウムを使う生産工程よりも大幅に少なくなっている。
「私たちの目標は、EfficientDynamicsを通じて将来のモビリティに大きく貢献し続けることです。その中で軽量構造は重要な役割を果たすと考えられます。このことから、BMWグループは持続可能なアルミニウムの基準作りに参加しているのです。私たちは、市民社会の関与を伴う業界横断的な取り組みが正しいアプローチであると固く信じています」と、BMWグループのサステイナビリティおよび環境保護部門の責任者であるウルスラ・マターは述べている。
BMWグループは、アルミニウム・スチュワードシップ・イニシアチブへの参加により、世界で最も持続可能な自動車メーカーとしての指導的役割を強化している。BMWグループは、サステイナビリティに関する多くの評価やランキングにおいて1位を獲得しており、ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス(DJSI)では8年連続で自動車部門のトップに選出されている。2012年、BMWグループは、カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト(CDP)が実施するグローバル500社ランキングにおいても自動車メーカーの中でトップとなった。さらにBMWグループは、企業の最も重要なサステイナビリティ指標の1つであるFTSE4Goodにおいても、11年連続で対象銘柄に選定されている。
BMWグループについて
BMWグループは、BMW、MINI、ハスクバーナ・モーターサイクル、ロールス・ロイスというプレミアム・ブランドを擁する、自動車およびモーターサイクルのトップ・メーカーの一つであり、世界14ヵ国に29の製造工場を有し、140ヵ国以上に販売網を構築しているグローバルな企業である。
2011年における自動車総販売台数は167万台、モーターサイクルは11万3千台となっている。2011年度の売上高は688.2億ユーロ、税引前利益は73.8億ユーロを計上した。また、2011 年12月末時点における従業員数は約10万名である。
BMWグループは常に長期的な視野と責任ある行動を企業の指針とすることで成功をおさめており、その結果、すべてのバリュー・チェーンにおける環境的および社会的持続性、責任のある製品作り、さらには資源保護に対する明確なコミットメントを企業戦略の不可分な要素として確立している。このような努力が実を結び、BMWグループはダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの自動車部門において、8年連続でトップに選定されている。