PressClub Japan · 記事.
BMWグループのデザインおよびBMWグループ・デザインワークスUSAが「レッド・ドット・デザイン賞2013」において5個の受賞。
Wed Mar 27 07:16:00 CET 2013 プレスリリース
ミュンヘン発:BMWグループが「レッド・ドット・デザイン賞(red dot award)」において、その成功の歴史に新しい章を加える
- 国際的なデザイン専門家から成る審査員団が、BMW M6グラン クーペ、BMW M 135i、BMW 3シリーズ ツーリング、BMW R 1200 GS、ニールプライド・ロードバイクBayamoの高いデザイン品質を表彰。
ミュンヘン発:
BMWグループが「レッド・ドット・デザイン賞(red dot award)」において、その成功の歴史に新しい章を加える。「レッド・ドット・デザイン賞プロダクト・デザイン2013(red dot award product design 2013)」において、BMW グループのデザインおよびBMWグループ・デザインワークスUSAが国際的に著名な賞を合計5つ獲得した。BMW M6 グラン クーペ、BMW M135i、BMW 3シリーズ ツーリング、BMW R 1200 GSが、レッド・ドット・デザイン賞の自動車および運輸部門において、高いデザイン品質を表彰されたのである。ロードバイクBayamoは、BMWグループ・デザインワークスUSAとスポーツ・スペシャリストであるニールプライドの共同プロジェクトによるものであり、「アウトドア、フリータイム、スポーツ」部門で受賞した。授賞式は、2013年7月1日、ドイツ・エッセン市のアールト・シアターで開催されるレッド・ドット・ガラにおいて行われる。ここには、政財界やマスコミなどから1,200名を超える国際的なゲストが迎えられる予定である。
1955年に創設された「レッド・ドット・デザイン賞」は、プロダクト・デザインの分野で世界屈指の権威を持つ賞である。国際的に著名な37名のデザイン専門家から成る審査員団が、さまざまな分野における卓越したデザインの製品に対して、賞の授与により評価する。2013年もライバルたちは手強い魅力を放っていた。本年の「レッド・ドット・デザイン賞プロダクト・デザイン2013」には、54カ国から大企業や個人デザイナーが1,865社(名)も応募し、全19部門での応募総数は4,662件に達した。
これらの中でBMWグループおよびBMWグループ・デザインワークスUSAが、高いデザイン品質に与えられるレッド・ドット・デザイン賞を5つ受賞したのである。BMW M6グラン クーペの卓越したデザインは、優れた運動性能と美しさを調和させた独特な個性を具現化している。典型的なMモデルのデザインの特徴が、冷却用エアの必要性やサスペンション・ジオメトリ、重量バランス、エアロダイナミクスに関する技術的な要求にダイレクトに結びついており、BMW M6 グラン クーペのパフォーマンス特性が一目で明らかとなっている。車両のフロント・セクションには、大型のエアインテーク、アダプティブLEDヘッドライト(標準装備)、Mモデル専用デザインのキドニー・グリルが備えられている。BMW M GmbHモデル・プログラム初のこの4ドア・クーペは、サイドビューを見ると、BMW M6 クーペとの違いが際立つ。フラットで柔らかくリア・セクションへと流れるルーフ・ライン、プレス・ラインとその上にあるドア・オープナー、C ピラーにまで届くサイド・ウインドウのデザインが、ダイナミックに延びるシルエットを強調している。ルーフ用材には、超軽量かつ高強度のハイテク素材である炭素繊維強化プラスチック(CFRP)が採用されている。そのカーボン構造のほかにも、ルーフ中央にダイナミックなへこみが設けられていることがわかる。
BMW M135iもまた、プレミアム・コンパクト・セグメントにおいて初のBMW M パフォーマンス・カーとして魅了する。典型的なMモデル・デザインのスポイラーのように空気力学的に最適化されているボディの特徴や、競合車両との比較においても高い走行性能、卓越した効率性により、駆動システム、サスペンション技術、空気力学的バランスにおいて、Mモデルらしい調和が実現している。エクスクルーシブなインテリアが、スポーティでエレガントな存在感をさらに際立たせる。
BMW 3シリーズ ツーリングは、多様性とライフスタイルにおける、ブランドのコア価値を拡張するものである。すっきりと延びるシルエットと斜めにデザインされているリア・ウインドウが、停車している状態でもスピードを感じさせ、また、柔らかく流れ落ちるようなルーフ・ラインと大型のテール・ゲートが、室内空間をさまざまに利用できる多様性を予感させる。BMW 3シリーズ セダンと同様にフロント形状をさらに徹底的に発展させており、ヘッドライトとキドニー・グリルが視覚的に連続した一体感をもたらす、明確なデザインとなっている。インテリアでは「レイヤーリング」、すなわち、相互に重なり合ったような層を利用したデザイン で魅了する。このデザインはBMW特有のドライバー志向に基づいており、重要なすべての機能へのアクセスを可能にしている。
ニューBMW R 1200 GSは、スポーティなオフロードスタイルと比類ないフォルム表現の素晴らしい組み合わせで魅了する。典型的なGSスタイルのBMWモーターサイクル・デザインにより、世界で最も人気のあるこのトラベル・エンデューロの新モデルは、アイコン的存在となっているモーターサイクルをスタイリッシュに完璧化する模範としてふさわしいものである。
そしてさらに、ハイ・パフォーマンス・ロードバイクのBayamoが表彰された。このモデルは、BMWグループ・デザインワークスUSAとスポーツのスペシャリストであるニールプライド・バイクの3つめの共同プロジェクトによるものである。フレームは高品質の炭素繊維製であり、極めて軽量でありながら、バイクに高い安定性をもたらしている。この相反する特徴はフレーム形状にも見られ、サイドビューはパワフルかつシンプルだが、フロントおよびリア・セクションはスリムで軽快な印象を与える。また、すべての駆動ケーブルおよびシフトケーブルが、外観的にも空気力学的にも最適になるようにフレーム内部に取り回されている。このBMWグループ・デザインワークスUSAによって創り出されたオブジェのような製品は、個性的なデザインの可能性をももたらすものである。
BMWグループは、過去にも数多くの優れた製品をレッド・ドット・デザイン賞に結び付けている。2012年、BMWは11の賞を受賞、その中には、BMWヘルメット・エアフロー2およびハスクバーナNuda 900 Rによる2つの特別賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞(best of the best)」が含まれている。2011年、BMW 6シリーズ カブリオレおよびBMW X3が表彰され、BMW 5シリーズ ツーリングが特別賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞している。