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BMW iの生産
Wed Sep 18 11:30:00 CEST 2013 プレスキット
本プレスキットの内容は、ドイツ国内市場向け(2013年9月現在)の仕様を基準として記載されており、その他の市場においては仕様、標準装備品、オプション設定などが異なる場合もあります。本プレスキットでは、車体寸法、エンジン出力などはBMW AG発表のデータとなるため、日本仕様とは異なる場合があります。なお、仕様は随時変更される可能性がありますので予めご了承ください。
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BMWグループは、量産電気自動車のBMW i3を市場に投入しようとしています。このクルマは、都市部における持続可能なモビリティ(移動手段)の新しい形を表しています。BMW i3は、初のプレミアム電気自動車として、現代の社会的、環境的、および経済的な課題に対処します。画期的な車両アーキテクチャーを採用したコンセプトは、最新の軽量構造材料と革新的な生産プロセスを必要とします。この分野においても、サステイナビリティはBMWグループにとって極めて大きな役割を果たします。BMW i3は、サステイナビリティに関する目標を満たし、それに続いてコスト、重量、および品質に関する目標も同じくらい精力的に追求した初めての車両プロジェクトでした。目標の中には生産が環境にもたらす影響をできる限り低く抑えることも含まれ、そのためにエネルギー供給や水の消費量、溶剤の排出、廃棄物処理などの面に焦点を当てています。これはBMW iの生産網に含まれる全拠点が取り組むべき目標です。その中には米ワシントン州のモーゼズレイク(炭素繊維の製造)とヴァカースドルフ(炭素繊維積層板への加工)も含まれます。両工場はBMWグループとSGLグループが設立した合弁企業のSGL Automotive Carbon Fibers(ACF)社によって運営されています。これらに加えて、BMWグループ内のディンゴルフィング、ランツフート、およびライプツィヒの各工場があります。
BMW i3の革新的なアーキテクチャーは、アルミニウム製ドライブ・モジュール(パワートレイン、シャシー、バッテリー、構造的機能、衝突安全機能)、および炭素繊維強化樹脂(CFRP)製ライフ・モジュール(パッセンジャー・セル)という2つの要素で構成されます。LifeDriveコンセプトとCFRPの使用により、従来の生産ラインで同等のクルマを作る場合と比べ、生産時間を半分に短縮することができます。従来のプレス施設と塗装施設に必要な高いコストがもはや問題ではなくなり、ライフ・モジュールとドライブ・モジュールを並行して製造することが可能なため、生産プロセスへの投資額は低く抑えられます。CFRPをBMW iのモジュールに必要な規模で用いることは、世界の自動車産業において他に例がありません。BMWグループはこの分野においても主導的な役割を担います。
詳細は添付のプレスキットをご覧ください。
1. BMW iの生産コンセプト: ライフドライブ・モジュール
2. 新たな時代の幕開け - CFRPを用いた自動車の生産
米国モーゼズレイクでの水力発電による炭素繊維製造
ヴァカースドルフでの炭素繊維積層板への加工
ランツフートおよびライプツィヒでのCFRP製コンポーネントへの加工
CFRP製ボディの製造における新しい精密プロセス
3. 軽量かつ頑丈: 熱可塑性プラスチック製外皮
4. ドライブ・モジュール:基本構造体、高電圧バッテリー、および電気モータ ーをバイエルンの工場で製造
高電圧バッテリー
エレクトリック・ドライブ・システム
5. コックピット
6. 並行した組立プロセス:
車両全体の組み立て
7. ライプツィヒでの持続可能な生産