MINI 5 DOOR誕生

• MINI初めての5ドア・ハッチバック・モデルが誕生。
• 3ドア・ハッチバック・モデルより70mm延長したホイールベースによる高い後席の居住性。
• プレミアム･コンパクト・セグメントをリードする数々の先進技術を導入。

ビー・エム・ダブリュー株式会社（代表取締役社長: ペーター・クロンシュナーブル）は、MINIの基幹モデルであるハッチバック・モデルに、MINI 5 DOOR（ファイブ・ドア）を新たにMINIのラインアップに加え、本日より、全国のMINI正規ディーラーで販売を開始すると発表した。

メーカー希望小売価格（8%消費税込）

• 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金（消費税を除く）、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。また｢自動車リサイクル法｣に基づく､リサイクル料金が別途必要となります。

全世界で愛される小型車のベンチマークであるMINIは、2002年よりBMWグループにて開発、製造および販売されているブランドであり、皆を興奮させるエキサイトメントをブランドのコアにおいており、ドライビングのみならず、ライフスタイルを楽しむ人達に人気を博している。　本年3月に一新された基幹モデルである3ドア・ハッチバック・モデルに加え、今回、新たにラインアップに追加するのが、5人乗りの5ドア・ハッチバック・モデルのMINI 5 DOORである。

5ドア・ハッチバックは、日本市場におけるコンパクト・セグメントの主要ボディ・タイプであり、MINI 5 DOORは、多くの顧客が求めるニーズに応える最適なモデルである。

MINI 5 DOORは、3ドア・ハッチバック・モデルであるMINI 3 DOOR と同様に、一目でMINIと分かるMINIのデザイン・アイコンを継承しながら、現代的なデザインで仕上げている。

MINI 3 DOOR より70mm延長したホイールベースに合わせて、テール・ゲート、リア・バンパーを新たにデザインし、MINIらしいプロポーションとした。

燃料消費は最小限に収めるべく、新開発の高効率ターボ・エンジンを採用。　MINI COOPER 5 DOORにおいては、燃料消費率17.9km/L（AT車）を実現し、「平成27年度燃費基準」および「平成17年排出ガス基準75%低減レベル（★★★★低排出ガス車）」を達成、エコカー減税対象モデルとなり、自動車取得税が60%減税、重量税が50%減税となる。

さらに、プレミアム・コンパクト・セグメントをリードする先進装備を採用している。視認性および操作性の高いナビゲーション・システム、前車接近警告機能、衝突被害軽減ブレーキ（自動ブレーキ）、アクティブ・クルーズ・コントロール、ヘッドアップ・ディスプレイ等が用意される。

エクステリア・デザイン

MINI 3 DOOR と同様にMINIのデザイン・アイコンである、丸型ヘッドライト、六角形グリル、クローム・パーツを採用しつつ、モダンなデザインとしている。

ボディ・サイズは、MINI 3 DOORに比べ、全長を165mm、全高を15mm、ホイールベースを70mm拡大させ、高い居住性を実現している。（全長*: 4,000mm、全幅: 1,725mm、全高: 1,445mm、ホイールベース: 2,565mm ）

拡大されたホイールベースに合わせて、リア・オーバーハングを延長し、最適なプロポーションを実現した。更にテール・ゲートの傾斜を、より寝かせることにより、MINIらしいスポーティさと軽快感を演出している。

*: MINI COOPER 5 DOORの値。MINI COOPER S 5 DOORの全長は、4,015mm。

居住性

MINI 5 DOORは、後席のレッグ・スペースがMINI 3 DOORに対して約4cm拡大し、大人5名が余裕を持って乗車できるスペースを確保している。また、67L拡大した(MINI 3 DOOR比)トランク容量は278Lあり、トップ・レベルの容量を実現し、機能性および利便性を高めている。

インテリア・デザイン

円形のデザイン・エレメントなどMINIのデザイン・アイコンを採用し、更に品質感の高い現代的な仕上げにより上質な空間を演出している。また、ドア・トリムの楕円形デザイン・エレメントは、前後席の一体感を持たせたデザインとなっている。　MINI COOPER S 5 DOORに標準装備のナビゲーション・システムには、大型の8.8インチのセンター・ディスプレイが採用される。センター・ディスプレイの周囲にはLEDがリング状に配置され、ナビゲーション・システムの案内や、パーク・ディスタンス・コントロールによる周囲の障害物の状況などに応じて色が変化し、ドライビングに遊び心を与えている。

エンジンと走り

MINI 5 DOORは、BMWグループが開発した新世代ターボ・エンジンを全モデルに採用している。可変バルブ制御システム、ダイレクト・インジェクション、ターボ・チャージャーを組み合わせたMINIツインパワー・ターボ・テクノロジーの採用により、スムーズで力強い走りと、低燃費を実現している。

MINI Cooper 5 DOORには、最高出力136PS（100kw）、最大トルク220Nmを発生し、燃料消費率17.9km/Lの1.5リッターMINIツインパワー・ターボ・エンジンが搭載される。MINI Cooper S 5 DOORには、最高出力192PS（141kw）、最大トルク280Nmを発生し、燃料消費率16.4km/Lの2.0リッターMINIツインパワー・ターボ・エンジンが搭載される。

走りの面では、MINI 3 DOORと同様に、このクラスでは稀なマルチリンク式サスペンションをリアに採用することにより、MINIの伝統的な走りの特徴であるゴーカート・フィーリングを、MINI 5 DOORでも堪能することが可能である。

COOPER, COOPER S共にエコカー減税対象となっている。減税率に関しては、以下の通りである。

主要装備品

MINI 3 DOORと同様に、MINI 5DOORでは数々の最先端技術を採用している。 主な装備品は下記の通りである。

― 前車接近警告機能

前走車との距離が縮まるなどして 衝突の危険が高まると、システムが警告を発するとともに、ドライバーがブレーキ操作を行った際に大きな減速力が得られるようスタンバイする。

― 衝突被害軽減ブレーキ

万が一の衝突時の被害を軽減することを目的とし、衝突が不可避と判断された場合、システムが自動でブレーキをかけ、車両を減速させる。また、歩行者検知機能により、歩行者に対してもシステムが作動する。

― アクティブ・クルーズ・コントロール

アクティブ・クルーズ・コントロールの装備により、クルーズ・コントロールを使用中、前走車が減速した場合に自車の速度を自動的に調節し、適切な車間距離を保つことが可能となる。

― ヘッドアップ・ディスプレイ

ドライバーが運転操作に集中できるよう、必要な情報を視界内の見やすい位置に表示するシステム。表示される情報は、車速、ナビゲーション・システムの案内、オーディオに関するもの等が含まれ、電動でダッシュボード上に上昇する透明のプレートに映し出される。

― ナビゲーション・システム

8.8インチ・ワイド・ディスプレイ、MINIコントローラーを採用したナビゲーション・システムが、MINI COOPER Sに標準装備される（MINI COOPERにオプション）。MINIコントローラーにはタッチ・パッドが装備され、地図のスクロール、拡大や縮小、文字の入力を指で操作することが可能である。

― パーキング・アシスト

システムが駐車可能なスペースを自動で検知し、駐車のサポートを行なう。ステアリング操作はシステムが自動で行ない、ドライバーは画面の指示に従い、アクセルおよびブレーキ操作とギアの選択操作を行なう。

― リアビュー・力メラ

車両後方の画像とともに、障害物などをビジュアルに表示する。また、画像内には車幅、予想進路も表示される。

― ITSスポット対応車載器

自動防眩機能付きルーム・ミラーに内蔵されたITSスポット対応車載器(ETC機能付)。

アジア・プレミア

本年10月4日（土）に富士スピードウェイで実施のMINIコネクションにおいて、アジア・プレミアとして、MINI 5 DOORを展示する。

デビュー・イベント

全国のMINI正規ディーラーにおいて、本年11月1日（土）～3日（月、祝日）まで、デビュー・イベントの実施を予定している。