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BMWグループが再びダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの自動車セクターでトップに。

RobecoSAM AGが9月8日(木)に発表したダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス(DJSI)で、BMWグループが再び世界で最も持続可能性の高い自動車メーカーに選定された。自動車セクターでは毎年3社が選定されているが、BMWグループは1999年以来連続で選定を受けている唯一の企業である。

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  • 2016年度も世界で最も持続可能性の高い自動車メーカーとしての評価を獲得。

 

ミュンヘン発:

RobecoSAM AGが9月8日(木)に発表したダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックス(DJSI)で、BMWグループが再び世界で最も持続可能性の高い自動車メーカーに選定された。自動車セクターでは毎年3社が選定されているが、BMWグループは1999年以来連続で選定を受けている唯一の企業である。

 

「BMWグループは今年創立100周年を迎えました。サステイナビリティ(持続可能性)は当社のアイデンティティと戦略の重要な要素です。私たちは過去数年間に多くのことを達成し、将来についても引き続き具体的な目標を設定しています。ダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスで今回もトップに選定されたことを大変喜ばしく思います。このことは、当社の取り組みが引き続き効果をもたらしており、また当社が正しい道を進んでいることを示すものです。」BMWグループのサステイナビリティ&環境保護部門を率いるウルスラ・マターはこのように述べている。

 

サステイナビリティはBMWグループの企業戦略・企業文化に深く根付いている。2001年にBMWグループは、国連の環境プログラムである「国連グローバル・コンパクト」と「クリーナー・プロダクション宣言」への参加を表明した。また、同社は既に1973年に自動車業界で初めて環境問題に関する責任者を任命した。今日では、BMWグループの全取締役がサステイナビリティ・コミッティーに参加し、義務的目標の設定と戦略的方向性の策定を行っている。

  

これに関してBMWグループは総合的なアプローチを採用し、バリュー・チェーン全体を通じて持続可能性を追求している。戦略の要素にはCO2排出量の低減のほか、工場の環境保護、サプライ・チェーンの持続可能性、従業員研修、社会参加などのテーマがあり、継続的に推進されている。

 

BMWグループは1995年から2015年までの間に、欧州(EU28ヵ国)での新車のCO2排出量を40%削減することに成功した。2015年のCO2排出量の平均値は、世界での147g/kmに対して欧州(EU28ヵ国)では127g/kmとなっている。これには、BMWの代替駆動システム搭載車両の着実な増加と革新的なモビリティ・サービスが大きく寄与している。

 

BMWグループは2016年7月以降、BMW i3のような純粋な電気自動車や、従来型エンジンと電気モーターを組み合わせたプラグイン・ハイブリッド車を7モデル提供しており、このことは持続可能なモビリティへのコミットメントを明確に示している。

 

BMWグループは生産と付加価値創造における再生可能エネルギーの使用に関して、指導的地位を確保することを目標としている。今日でも既に、BMWグループの全世界での消費電力の58%が再生可能エネルギー由来となっている。たとえばライプツィヒ工場では、BMW i3およびBMW i8の生産に必要な全電力を4基の風力発電機で賄っている。また米国サウスカロライナ州にあるスパータンバーグ工場では、生産に必要なエネルギーの最大50%を埋立地で発生するメタンガスから得ている。

 

さらに2015年にBMWグループは、材料輸送用に40トン電気トラックを初めて公道走行させた欧州最初の自動車メーカーとなった。

 

BMWグループのもう一つの目標は、サプライ・チェーンの透明性と資源効率を2020年までに大幅に向上させることである。これに関し、2015年にサプライヤーの事業所約1,900ヵ所で、自動車セクターに特化したアンケート形式の持続可能性評価を初めて実施した。評価対象には、指名中のすべてのサプライヤーの事業所のほか、将来取引の可能性のある、または現在稼働中のサプライヤーの事業所が含まれている。

 

BMWグループでは、従業員の教育訓練にも引き続き重点を置いている。2015年の教育訓練プログラムへの投資額は3億5,200万ユーロであった。また、BMWグループは全世界で1,500人以上の実習生を雇用した。現在BMWグループの職業訓練および人材開発プログラムの対象となっている若年従業員は約4,700人で、そのうち3,800人以上がドイツで就業している。

 

BMWグループは長年にわたって社内外で異文化交流事業を推進している。同社は国連「文明の同盟」(Alliance of Civilizations)プログラムと共同で、この分野で優れた実績を挙げたプロジェクトに「異文化イノベーション賞」(Intercultural Innovation Award)を授与している。

 

またBMWグループはミュンヘン工場の近隣社会プロジェクト「ライフトーク」(Lifetalk)を通じて、難民孤児、地元青少年、BMW従業員の交流を促進している。この取り組みの目的は、キャリアパスの可能性を考えるにあたって若者を支援することにある。

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