日曜日のDTMレースでBMWのウィットマンが3位表彰台を確保 – スペングラー、グロック、ファーフス、ブロンクビストもポイントを獲得。

ニュルブルクリンク発：

日曜日にニュルブルクリンク（GER）で行われたDTMドイツ・ツーリングカー選手権でマルコ・ウィットマン（GER）はポール・ポジションからスタートし、表彰台を確保。ドライバーズ選手権でもトップとの差を縮めた。昨年のDTMチャンピオンは全18戦の14戦目で今シーズン最初のポール・ポジションを獲得、またレースでは3位となり15ポイントを得たため、ドライバーズ選手権で4位となった。ブルーノ・スペングラー（CAN）は日曜日のレースで素晴らしい追い上げを見せ、ウィットマンに続いて4位でフィニッシュした。ティモ・グロック（GER）、アウグスト・ファーフス（BRA）、トム・ブロンクビスト（GBR）もそれぞれ8位、9位、10位でフィニッシュした。マキシム・マルタン（BEL）は11位でフィニッシュ・ラインを通過した。

予選：

日曜日のレースのための予選セッションは、ドライ・コンディションで摂氏約10度という肌寒い気温の中で行われた。昨年のDTMチャンピオンであるマルコ・ウィットマン（Red Bull BMW M4 DTM）は1：20.936のベストタイムを記録した。これにより彼はDTMキャリアで9度目のポール・ポジションを得て、ドライバーズ選手権で3ポイントを獲得した。これはBMWにとってはDTMで63度目のポール・ポジションであり、今シーズンは7度目となる。BMWドライバーは、この予選で4名がトップ10に入った。ティモ・グロック（DEUTSCHE POST BMW M4 DTM）、アウグスト・ファーフス（Shell BMW M4 DTM）、ブルーノ・スペングラー（BMW Bank M4 DTM）は、それぞれ5番手、6番手、7番手、8番手となった。SAMSUNG BMW M4 DTMのマキシム・マルタンは、12番手でレースをスタートする。

レース：

ポール・ポジションからスタートしたマルコ・ウィットマンだが、第1コーナーまでの加速でポール・ディ・レスタ（GBR、メルセデス）に後れを取り、2番手を喫した。マキシム・マルタンはフライングでドライブ・スルー・ペナルティを受けた。数周後、ウィットマンはディ・レスタにプレッシャーをかけて先頭に復帰した。彼はピット・ストップ後もトップ・ポジションをキープしていたが、冷えたタイヤのせいでロバート・ウィケンズ（CAN、メルセデス）にパスされた。スペングラーは25周目までピット・ストップを遅らせ、その時点までレースをリードしていた。ティモ・グロックはニコ・ミュラー（SUI、アウディ）と接触して彼のDEUTSCHE POST BMW M4 DTMのフロントに損傷を受けたが、レースは続行できた。レース終盤でウィットマンは再びディ・レスタにパスされたが、スペングラーの直前で3位に入った。レースはウィケンズが勝利した。グロック、アウグスト・ファーフス、トム・ブロンクビストはそれぞれ8位、9位、10位で完走した。マルタンは11位でレースを終えた。

コメント：

BMWモータースポーツ・ディレクター、イェンス・マルクアルト：

「78,000人の観客はこのニュルブルクリンクで信じられないほど激しい2つのレースを経験したことでしょう。あまりに多くのポイントを逃したため、この結果に満足することはできません。私たちの戦略は、土曜日は理想的とは言えないものでした。それは、私たちが勝利するための戦いに関与していなかったことを意味しています。そして私たちは日曜日も、コースでの厳しい戦いを見ることになりました。マルコ・ウィットマンは、今日のこの状況下ではおそらく3位を上回る結果を残すことはできなかったでしょう。彼はロバート・ウィケンズをパスしようとしてマシンのフロントを損傷し、その後はアンダーステアに苦しみました。BMWはトップ10に5台入り、まずまずのポイントを獲得しましたが、全体的にハードなレースであり、時には厳しすぎるほどでした。私たちはシュピールベルクでの次のレースに集中する必要があります。私たちはプッシュし続けます。」