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BMW中国イノベーション・デイの一環として上海に研究開発拠点を開設

BMW中国イノベーション・デイが開催される中、BMWグループの新しい研究開発拠点が上海にオープンした。このイベントでは、技術革新に関する最新の開発、デジタル・サービス、自動運転、そして自動車デザインが紹介された。

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上海 / ミュンヘン発:

BMW中国イノベーション・デイが開催される中、BMWグループの新しい研究開発拠点が上海にオープンした。このイベントでは、技術革新に関する最新の開発、デジタル・サービス、自動運転、そして自動車デザインが紹介された。2018年5月の北京の研究開発拠点および瀋陽の高電圧バッテリー拠点の開設に続き、上海の新しい研究開発拠点はBMW戦略「中国で、中国のために」を推進するためのさらなるマイルストーンであり、中国におけるBMW研究開発ネットワーク拡張のための基礎固めを担う。

 

中国は先進技術の開発において世界をリードする役割を果たしている。BMWグループにとって中国は技術革新を推進する力として非常に重要であるため、中国での研究開発活動は絶えず拡大している。BMWグループ中国拠点の社長兼CEO、ヨッヘン・ゴラーは次のように語った。「中国はインフラが世界最高のレベルにあり、優秀な人材に恵まれています。また政府から大きな支援があることも強みです。上海は中国の躍動感あふれる都市のひとつであり、最新トレンドや最先端のテクノロジー、革新力の象徴です。上海は、BMWが中国で推し進める研究開発ネットワークの原動力であると同時に、未来の技術を育む役割を担います。上海の研究開発拠点は自動運転、デジタル・サービス、未来的デザインに焦点を当て、さらに優秀なハイテク企業との連携を拡大していきます。経験豊かで有能な従業員から成るチームにより、上海の研究開発拠点は中国のお客様に絶えず革新的な技術を提供します。」

 

地元のハイテク企業との連携と革新的なエコ・システムの構築

BMWイノベーション・デイでは地元の革新・テクノロジー企業がイベントに参加し、BMW研究開発スペシャリストと意見を交わして、自社の最新のプロジェクトを紹介した。2016年以降、テクノロジー・オフィス・チャイナはACES(自動化、コネクテッド、電動化、シェアリング)の分野で中国のハイテク企業と協力し合っている。その目的は、未来のモビリティのためのエコ・システムを構築することだ。BMWグループの中国研究開発センターの本部長を務めるマルティン・ザウター博士は、未来のモビリティのためのソリューションの研究において優れた業績を収めた中国の4つの新進企業を表彰した。

 

ザウター博士は次のように述べている。「100年以上の歴史を持つプレミアム自動車メーカーとして、BMWの遺伝子には古くから技術革新力が刻まれています。この力は中国における開発の主要テーマであると同時に、自動車産業を変革するための推進力でもあります。OEMは未来のモビリティを見据えたソリューションに積極的に関与しており、BMWの場合も例外ではありません。中国は今や全世界のために技術革新を推進する力となっており、BMWの技術革新力の先頭に立ちます。私たちは地元のテクノロジー企業や革新的企業と連携し、オープンなイノベーション・プラットフォームを提供します。これは双方にとってメリットのある連携であり、BMWはこの技術革新の成果を未来の製品やサービスにも利用します。」

 

上海の研究開発拠点の 4 つの部門:未来のモビリティのための主導的な先進技術

上海の新しい研究開発拠点は浦西地域にあり、未来のモビリティの傾向と革新的なデザインに焦点を当てた4つの部門 - テクノロジー・オフィス・チャイナ、デジタル製品&サービスおよびデジタル・カスタマー・インターフェース、ネットワーク化された自動運転ラボ、上海デザインワークス・スタジオで構成されている。2,500㎡を超える敷地に広がるオープンで柔軟な作業環境のもとで、従業員たちはインスピレーションを得て共同作業を促進する。研究開発チームは200名以上の技術スペシャリストとデザイナーから成る。その中の90%以上が中国出身の人であり、その科学的な背景は、ビッグ・データ、ロボット工学、人工知能、ヒューマン・マシン・インターフェース、機械技術、ビジネス・モデル開発、経済学など多岐にわたっている。上海研究開発拠点のすべての部門は連携して作業を進め、全世界の他のBMW拠点と協力する。

 

デジタル製品 & サービスの専門部門は、包括的なモビリティ・エコ・システムを構築するためにBMW Connectedの他にもデジタル・サービスを開発し、中国で推し進める。BMW Connectedは車両をシームレスにユーザーのデジタル・ライフに統合する。これはiPhoneやApple Watchなどの複数のタッチポイントを介して行われ、柔軟性の高いクラウドベースのシステムであるBMWオープン・モビリティ・クラウドにより実現される。BMW Connectedにより、モビリティは車両からさらに先へと広がる。BMWの課題は、モビリティに関する包括的なエコ・システムを構築し、ユーザーにカスタマイズされた、インテリジェントでシームレスなモビリティ・サービスを提供することである。BMW Connected中国では、インテリジェントな音声アシスタントTmall GenieとBaiduのインテリジェントなスピーカーを使用し、自宅からごく簡単に車両の機能を照会することができる。中国ではすでに100万人以上のユーザーがBMW Connectedを利用している。

 

ネットワーク化された自動運転ラボの目標は、未来のモビリティのためにより安全な、使いやすい、インテリジェントなソリューションを開発することである。お客様の要望、技術的な開発、技術規格、法規制に基づき、中国で自動運転の開発が進められる。中国では約60名のエンジニア達が自動運転の主要技術に取り組むが、その中には、特に高解像度の地図データ、センサーおよび認識機能、走行戦略および車両制御、オンデマンド・モビリティ・サービス用インターフェース、プロトタイプ、規制要件が含まれる、2018年5月、BMWはOEMとして初めて、中国の道路で自動運転試験を行うための許可を取得した。2018年6月までにBMWは中国の公道ですでにおよそ20万kmのシミュレート走行とおよそ3万kmの試験走行を達成している。

 

BMWグループは自動運転を開発した最初の国際自動車メーカーのひとつとして、研究開発における10年以上の経験を頼りとすることができ、この分野での確固たる基礎を持っている。BMWは2014年から中国で自動運転の開発を進めている。中国のインフラは世界で最も複雑なもののひとつであり、加えて中国では走行特性に非常に多くの要求が課せられることがある。そのため、地域に自動運転のための研究開発部門を持つことは、この技術を完全なものにするための重要な基礎である。2017年、BMWは世界各地の道路でレベル4を試験するために40台のテスト車両を走らせた。2018年、このテスト車両は80台に増える。BMWにとって走行安全性は最優先されるべきものであり、自動運転車両の量産の前に全世界で2億kmに及ぶテスト走行を達成することを目標としている。

 

上海の研究開発拠点のテクノロジー・オフィス・チャイナは、カリフォルニアと東京の拠点に続く3番目のテクノロジー・オフィスである。ここでは3つの主要課題、中国メガシティ・モビリティ、技術革新、そして中国のカスタム・カーのデータ分析に焦点が当てられる。その中で最も重要なプロジェクトのひとつが、中国での革新的なエコ・システムを構築するオープン・イノベーション・ネットワークである。このネットワークは北京、上海、杭州、深セン、香港をカバーし、大学、新進企業、テクノロジー企業と協力して共通の研究プロジェクトを推進する。

 

上海デザインワークス・スタジオは、ミュンヘンとロサンゼルスの拠点と同様、グローバルで未来志向のクリエーティブなデザイン・スタジオである。ここでは自動車産業やその他の産業分野のお客様に、先進技術や企業の成長を促進するための戦略的なサービスを提供する。上海スタジオは、多文化のチーム、柔軟な作業組織、さまざまな専門能力によりお客様のための戦略的なパートナーとなり、デザイン製品を共同でカスタマイズし、今後のマーケット・チャンスを予測する。

 

「中国はBMWグループとデザインワークスにとっての重要な市場であり、その重要性はますます増しています。この地域は、特に急速な変化、テクノロジーやデジタル化の進歩、そしてとりわけ全般的に見られる楽観主義のため、デザインのインスピレーションを得るには最適な場所です」、BMWグループ・デザインの本部長、アドリアン・ファン・ホーイドンクはこのように述べ、さらに続ける。「私たちは直接の体験を収集してこの市場を理解することによって、中国のお客様に力強い、極めて有意義なソリューションを提供できるのです。そしてさらに、こうして得られた知識を世界中のチームとプロジェクトに注ぎ込むことも可能になります。」

 

遺伝子に刻み込まれた 100 年の技術革新、ローカルの確かな研究開発ネットワークの構築

BMWの遺伝子に刻み込まれている技術革新は、市場の持続可能な開発の推進力となっている。過去100年の間、BMWは常に、革新技術を未来のモビリティ開発のための手段として投入することに力を注いできた。グローバルなBMW研究開発ネットワークは5つの国々(ドイツ、米国、日本、韓国、中国)の13の都市をカバーしている。BMWグループはこの研究開発ネットワークを絶えず拡張しており、中国はドイツと並び、BMWグループで最大の研究開発ネットワークを持つことになる。

 

BMWグループはさらなる投資を行い、先導的な役割を担うことを明確にしている。2017年の研究開発費は18.3%増えて61億800万ユーロに達した。これは会社の年間収益の6.2%に相当する。BMWグループは中国における研究開発ネットワークを絶えず拡張することにより、未来のモビリティ分野での技術革新力を一層強化し、ハイテク・モビリティ・サービスを提供するテクノロジー・カンパニーへの転換を推し進める。

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