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PressClub Japan · 記事.

BMWのフランクフルト国際モーター・ショー2019

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F52
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ドイツ、フランクフルト・アム・マインで開催されている2019年フランクフルト国際モーターショー(IAA Cars 2019)において、BMWブースは未来のドライビング・プレジャーというテーマに焦点を当てている。プレミアム・カー・メーカーであるBMWが現在進めている製品攻勢の一環で投入した各セグメントの最新モデルに加え、将来、人々の移動方法に大きな影響を及ぼすであろう試作車両や先駆的技術の展示も行う。フランクフルト・モーターショー2019に展示する新製品は、BMWのモデル・ラインアップの多様性や未来志向の分野におけるイノベーション能力を示すNUMBER ONE> NEXT戦略の一部であり、頭文字を並べたD+ACES(デザイン+自動運転、コネクティビティ、電動化、サービス)として知られている。BMWの多面的なプレゼンテーション・プログラムには、「BMW Concept 4およびBMW i Hydrogen NEXTの世界初公開、ラグジュアリー・セグメントおよびハイ・パフォーマンス・セグメントの最新モデル、BMW Xファミリーの追加モデル、プレミアム・コンパクト・セグメントおよびプレミアム・ミッドサイズ・セグメントの新型モデル、BMW iの魅力ある特別仕様モデルが並ぶ。さらにモーター・ショーでは初公開となるスタディ・モデルBMW Vision M NEXTも展示する予定であり、未来のドライビング・プレジャーの一端を垣間見ることができる。

 

BMWグループの歴史上最大のモデル攻勢により、2019年1月~6月の6か月間にBMWが世界全体で販売した車両台数は過去最高を記録した。BMWグループは現在、世界で最も成功したプレミアム・カー・サプライヤーであり続けており、160か国以上の国々で、さまざまな法的条件、技術的要件、個人の好みに合わせた適切な選択肢を顧客に提供している。そのためには、柔軟なマーケティング戦略や多様な製品ラインアップだけでなく、高効率のガソリンおよびディーゼル・エンジン、オール・エレクトリック・パワートレイン、プラグイン・ハイブリッド・システム、さらにその先を見据えた水素燃料電池駆動システムも含めたさまざまな駆動技術が必要となる。BMWグループは柔軟性のある車両アーキテクチャーを採用しており、各種の駆動技術を搭載した特定のモデルを需要に応じて迅速に製造している。そのため、ライバル各社よりも明確な優位性を得ている。顧客を中心に据えたこの高度な柔軟性は、世界的に成功したスポーツ・アクティビティ・ビークルBMW X3が、来年からは従来型エンジン、プラグイン・ハイブリッド、あるいはピュアEVを選択できるようになるという事実ひとつを見ても効果的と考えられる。極めて複雑でありながら美しく調和のとれた完全なシステムとして統合することに関するBMWグループの卓越した専門知識は、自動車分野ですでに定評あるサプライヤーや新規参入するサプライヤーと競合する際、BMWの築いた強い基盤を強調することになる。

 

BMWグループは電動化の先駆者

BMWグループは早期から取り組んだ製品攻勢により、競合他社よりも幅広いモデル・ラインアップを提供してその選択肢を拡大したことで、電気駆動システム搭載車の製造を主導するポジションへと浮上した。BMWはドイツ国内におけるピュアEVまたはプラグイン・ハイブリッド車の新規登録台数においてマーケット・リーダーとなり、また欧州および世界レベルのプレミアム・ブランドで最も成功したメーカーとしての地位を確立した(出典:IHSMarkit Report 8/2019)。BMW 2シリーズ、BMW 3シリーズ、BMW 5シリーズ、BMW 7シリーズ、BMW X5、MINI Crossoverのプラグイン・ハイブリッド・モデルおよびBMW iの各モデルに最新のバッテリー・セル・テクノロジーを導入し、これらモデルの電気での航続距離はさらに拡大し、利便性の高い充電機能が追加された。これらすべてが、電気自動車をますます増え続ける顧客グループの魅力的な代替手段にしている。電気駆動モデルの比率を増やし、グリーンゾーンを自動的に検出するBMW eDrive Zones機能などのデジタル・サービスを利用することで、フランクフルト・モーターショー2019に展示される新型プラグイン・ハイブリッド・モデルは、都市圏のCO2排出量削減に大きく貢献することができる。

 

さらにBMWグループは2020年に入ってすぐ、BMW X3、BMW X1、BMW 3シリーズ ツーリングのプラグイン・ハイブリッド・モデルやピュアEVのMINI Cooper SEも含めた電気駆動システム搭載モデルを発表する。ピュアEVのMINI Cooper SEは、フランクフルト・ショーが初めての展示会デビューとなる。これは、BMW iのモデル開発の際に蓄積された電気駆動システム分野の専門知識を再活用して、BMWおよびMINIブランドに技術を移転することを意味している。2023年までに、BMWグループの各ブランドが提供する電気駆動モデルの総数は25種類に増加する予定である。

 

ドライビング・プレジャーの振り幅が拡大:
フランクフルト・モーターショー2019での世界初公開

世界的に人気の高いBMW Xモデル・ファミリーは、最新のスポーツ・アクティビティ・クーペでさらに強化される。フランクフルト・モーターショー2019で世界デビューを果たす新型BMW X6は、この種のクルマを最初に生み出したBMWにとっては第3世代のモデルとなる。ステージに並ぶ量産モデルの列に加わるこのモデルは、注目すべきショーカー仕様となるだろう。2019年9月12日~22日の開催期間中、フランクフルトの見本市会場のメイン・エントランスにあるホール11を訪れた来場者は、駆けぬける歓びを特徴とするBMWブランドが、あらゆる種類のセグメントにさまざまな車両コンセプトを取り揃え、現在および将来に向けてどう進化するのかが体験できる。このモーター・ショーでは、コンパクトなBMW 1シリーズの第3世代の他、4ドア・ラグジュアリー・スポーツカーのBMW 8シリーズ グランクーペ、高性能モデルのBMW M8クーペ(複合モード燃費:10.6~10.5リッター/100km、複合モードCO2排出量:242~238g/km)およびBMW M8カブリオレ(複合モード燃費:10.8~10.6リッター/100km、同CO2排出量:246~241g/km)、極めてスポーティで多用途性のある新型BMW 3シリーズ ツーリングや新型BMW X1が初公開される。さらにエクスクルーシブな特別仕様のBMW i3s(複合モード電費:14.6~14.0kWh/100km、同CO2排出量:0g/km)、BMW i8クーペ(複合モード燃費:1.8リッター/100km、複合モード電費:14.0kWh/100km、同CO2排出量:42g/km)、BMW i8ロードスター(複合モード燃費:2.0リッター/100km、同電費:14.5kWh/100km、同CO2排出量:46g/km)が、ピュアEVおよびプラグイン・ハイブリッドそれぞれの持続可能なドライビング・プレジャーを高める役割を主張する。フランクフルトで初公開される防弾装甲仕様の新型BMW X5 Protection VR6(複合モード燃費:13.0リッター/100km、同CO2排出量:298g/km)は、あらゆる地形を走破するパワーと高いレベルの要人保護性能の高さをアピールする。

 

同じくフランクフルト・モーターショー2019に展示される試作モデルは、BMWグループが描く将来のモビリティを形作る幅広いテーマを俯瞰的に見せる。例えば世界初公開となるBMW Concept 4は、プレミアム・ミッドサイズ・セグメントにエレガントでスポーティな新次元のドライビング・プレジャーをもたらすモデルである。またフランクフルトで初公開されるBMW i Hydrogen NEXTは、燃料電池技術の分野における最新のイノベーションを紹介するものであり、将来のローカル・エミッション・フリー・モビリティの実現に向けたもうひとつの開発の目玉である。またBMW Vision M NEXTのプレゼンテーションは、スポーティで限界を極めるクルマの未来を予感させるものである。この先進的プラグイン・ハイブリッド・スポーツカーは、感性を刺激するデザインと先駆的駆動技術という組み合わせを魅惑的なスタイルでアピールする。

 

 

世界初公開:BMW Concept 4 – 現代版BMW製クーペの美しさの表現

フランクフルト・モーターショー2019は、BMWブランドの朽ちることのないDNAの将来の姿を具現化した「BMW Concept 4」の世界初公開の場となる。スポーツ志向で低く身構えるアスリートのようなボディ、エレガンスとダイナミズムを等しく発散するシルエット、そしてウルトラ・ピュアなサーフェスを備えたコンセプト・カーは、BMWのクーペ特有の魔法を放ち、さらなる興奮を呼び起こすレイヤーを身にまとっている。BMWグループ・デザイン本部長のエイドリアン・ファン・ホーイドンクは次のように説明する。「BMW Concept 4は、BMWブランドの持つ美的エッセンスが具現化されたクルマです。」

 

フロント・エンドのデザインの中心で堂々たる存在感を放つのは、格調と信頼性の高さを示す垂直志向のBMWキドニー・グリルである。高さのあるキドニー・グリルはBMW Concept 4の豊かな表情、独特の構造、細部の精緻さを表現する装飾的な要素となっていて、BMW Concept 4のフロント・エンドのプロポーションとBMWの歴史上のモデルとの間を違和感なく結びつける。キドニー・グリルの形状とデザインは伝説的モデルのBMW 328やBMW 3.0 CSiなどを参考にしており、美しいクーペを生み出すBMWのメーカーとしての長きにわたる歴史と成功にスポットを当てている。BMW Concept 4のサイド・ビューは、伸びやかなボンネット、ロング・ホイールベース、流れるようなルーフライン、ショート・オーバーハングによって定義される。スリムなキャビンと力感ある造形のリヤ・ホイール・アーチが、スポーティな印象を前面に押し出している。リヤ・エンドも同様に、数少ないラインを適切に配置して、ゆったりしたサイズと無駄のないサーフェスを印象付ける。洗練された美しさを色濃く発散するBMW Concept 4は、その他にも印象的なエクステリア・カラーのフォアビドン・レッド、21インチ・ライト・アロイ・ホイール、手の込んだ造形の2セクション・アウターミラーを身にまとっている。

 

世界初公開:新型BMW X6 – 目を奪われるフォルムに包まれたスポーツの資質とオーラを放つ存在感

2007年のフランクフルト・モーターショーで、BMWが初めてBMW Concept X6を一般に公開した。このモデルを生み出す過程で、スポーツ・アクティビティ・クーペ(SAC)という新たな車両カテゴリーが誕生した。それから12年を経た現在、量産モデルとしては3世代目となるX6が、当時と同じ会場で世界初公開を迎える。新型BMW X6には、BMW Xモデルに備わる俊敏性と多用途性、さらにBMW製クーペが持つ注目度の高い外観が、かつてないほど魅力的に組み合わされている。くっきりと描かれたライン、パワフルな造形のサーフェス、さらに躍動感あふれる伸びやかなプロポーションは、このクルマをスポーティで存在感のある印象的な外観に仕立てている。オプション装備品のBMWレーザーライトは、フロント・エンドのデザインに目を引く華やかさを追加する。オプション装備品リストにある照明付きBMWキドニー・グリルも同様の効果をもたらす。

 

新型BMW X6のインテリアは、スポーティな才能を示しながら排他的な雰囲気を作り出している。このモデルはBMWライブ・コックピット・プロフェッショナルを標準装備しており、フル・デジタル式メーター・パネルと12.3インチのコントロール・ディスプレイを装備している。操作コンセプトにおける重要な要素の1つにBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントがある。このシステムはより自然な話し言葉を使った音声入力で制御できる。オプション装備品で特徴的なものとして、加熱機能付きカップホルダー、特定の操作部に装備可能なガラス・アプリケーション、スカイラウンジ・パノラマ・ガラス・サンルーフ、室内に芳香を漂わせるアンビエント・エア・パッケージ、Bowers&Wilkinsダイヤモンド+ 3Dサラウンド・サウンド・システムなどがある。新型BMW X6は、4種のエンジンを用意して2019年11月に発売される。ラインナップのトップには、極めてパワフルなV8ガソリン・エンジンか、または6気筒ディーゼル・エンジンを搭載した2つのMモデルが並ぶ。

 

世界初公開:新型BMW X6のベンタブラック(Vantablack®)塗装

フランクフルト・モーターショー2019での新型BMW X6世界初公開に並行して、このスポーツ・アクティビティ・クーペのスピンオフの一例を公開する。この展示車両は、現在まで他のクルマが採用することのなかった車体塗装仕上げを施して、見る者の想像力を掻き立てる。この注目すべき展示車両(BMWとサリー・ナノシステムズの共同作品)のエクステリアにはVantablack® VBx2ナノ構造コーティングが施され、新型BMW X6のデザインをより鮮明に際立たせる。ベンタブラックは「世界で最も黒い黒」と見なされており、当初は遠方の銀河にある天体を観測する際の不必要な太陽光の錯乱(迷光)を抑制するといった航空宇宙分野に応用する目的で開発された。極小のカーボン・ナノ・チューブで構成された表面構造は、表面に当たる光をほぼ完全に吸収する。つまり観察者にとってはBMW X6展示車両の車体表面の立体感をほとんど失い、綿密な検査でなければ立体であることを知覚できなくなる。その結果、スポーツ・アクティビティ・クーペの「真っ黒」なサーフェスと、オプションで装備される照明付きBMWキドニー・グリル、目を引くツイン・ヘッドライト、印象的なデザインのテールライトといったデザイン的特徴との魅力的なコントラストが生まれる。

 

世界初公開:水素燃料電池駆動システムを搭載したBMW i Hydrogen NEXT

ゼロ・エミッション・ドライブに向け、BMWグループはバッテリー式eドライブ・システムおよびプラグイン・ハイブリッド・ドライブ・システムと並んで水素燃料電池技術分野での開発作業を進めている。例えばフランクフルト・モーターショー2019でBMW i Hydrogen NEXTを世界初公開するが、これは2022年を目途に計画されている新型BMW X5をベースにした少量生産の次世代燃料電池車の先行開発車両である。改造が施されたBMW i Hydrogen NEXTのデザインには、革新的で持続可能なキャラクターに焦点を当てたアクセントが細部に組み込まれている。

 

BMW i Hydrogen NEXTは、BMWグループが熱心に取り組むゼロ・エミッション・モビリティの正当性を実証し、また世界中の顧客の移動手段の必要性に対してさまざまな駆動技術を用意するための研究の成果である。水素燃料電池技術は燃料の補給が短時間に行え、航続距離が長く、従来型の動力を搭載する車両と同等の利便性と多用途性が得られるため大きな可能性がある。BMWグループは、2013年に始まったトヨタ自動車との開発協力の一環として、水素燃料電池駆動システム分野の活動を推進している。BMW 5シリーズ グランツーリスモをベースに燃料電池駆動システムを搭載した試作車は、2015年の夏からテストが行われている。今回展示されるBMW i Hydrogen NEXTにより、BMWグループの量産車にこの駆動技術を搭載することを目的とした戦略は次の段階へと踏み出す。

 

展示会初公開:新型BMW 1シリーズ –
コンパクト・セグメントで最新のドライビング・プレジャー

新型BMW 1シリーズは徹底的な見直しが行われ、その最新のデザインおよび駆動技術によりプレミアム・コンパクト・セグメントでBMWが築いた豊かな成功を継続する。このニュー・モデルには、初めて現代版BMW前輪駆動プラットフォームを採用した。これにより第3世代のBMW 1シリーズは、クラス最高の俊敏性と運動性能による駆けぬける歓びを保証しつつ室内の居住空間を大幅に拡張できる。また、2019年9月の発売と同時に、最高出力225kW[306PS]を発生するトップ・モデルBMW M135i xDrive(複合モード燃費:7.1~6.8リッター/100km、同CO2排出量:162~155g/km)および最高出力140kW[190PS]のBMW 120d xDrive(複合モード燃費:4.7~4.5リッター/100km、同CO2排出量:124~117g/km)の2つのモデル・バリエーションにインテリジェント四輪駆動システムBMW xDriveを搭載する。

 

BMWの”駆けぬける歓び”は、何よりもまずシャシーおよび制御システムに使用する最先端テクノロジーに起因している。このニュー・モデルで特に注目すべき技術が、タイヤスリップ・コントロール・システム(ARB)である。これにより、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)はより迅速に、より敏感に反応する。BMW M135i xDriveのフロント・アクスルにはさらにリミテッド・スリップ・ディファレンシャルが装備され、また全モデル・バリエーションのオプション装備品にアダプティブ・サスペンションが用意される。その他にも、最新式の表示および操作コンセプト、1シリーズに初めて設定されるBMWヘッドアップ・ディスプレイなどの新しい機能が用意される。また、各種ドライバー・アシスタント・システムや、BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント、BMWコネクテッド、BMWコネクテッド・ドライブを使ったデジタル・サービスも提供する。

 

展示会初公開:新型BMW 8シリーズ グラン クーペ – 4ドア・ラグジュアリー・スポーツカー

プレミアム・カー・メーカーのBMWは、ラグジュアリー・セグメントでの製品攻勢をさらに加速するため、新型BMW 8シリーズに3つ目のモデル・バリエーションを追加した。新型BMW 8シリーズ グラン クーペは、その卓越したパフォーマンスに4ドア・ラグジュアリー・スポーツカーの華やかなデザインと極めて広々とした空間が組み合わされている。BMW 8シリーズ クーペと比べてホイールベースが201ミリメートル長くなって乗り心地を向上させており、また後席に乗る2人が本物のスポーツカー・フィーリングを味わえるよう、1ミリでも多く後席のスペースを増やす工夫をしている。後席には短時間の乗車に適したサード・シートも用意される。

 

このモデルは新型BMW 8シリーズ クーペから派生した4ドア・スポーツ・カーである。新型BMW 8シリーズ グラン クーペの特徴的なプロポーションはもちろんであるが、サイドおよびリヤ・エンドのデザインについてもクーペとの明確な差別化が図られている。キャビンの豪華な雰囲気は、ヴェルナスカ・レザー・トリム、全面をレザーで覆ったダッシュボードやドア・ショルダー、アンビエント・ライト、BMWライブ・コックピット・プロフェッショナル等を惜しみなく標準装備していることからも窺える。また、非常に大きなパノラマ・ガラス・ルーフ、4ゾーン・オートマチック・エア・コンディショナー、リヤ・サイド・ウィンドウおよびリヤ・ウィンドウ用電動式ローラー・ブラインドなど、BMW 8シリーズの4ドア・モデル専用オプション装備品も豊富に用意されている。2019年9月の発売時には、最高出力235kW(320PS)~390kW(530PS)の3種のエンジン・バリエーションが用意され、8速ステップトロニック・トランスミッションと四輪駆動システムBMW xDriveが組み合わされる。後輪駆動方式を採用したBMW 840iグラン クーペ(複合モード燃費:7.5~7.4リッター/100km、同CO2排出量:170 168g/km)も用意される。

 

展示会初公開:新型BMW M8クーペおよび新型BMW M8カブリオレ – ラグジュアリー・セグメントの高性能スポーツカー

BMW M GmbHは現在進行中のモデル攻勢を強化し、新たな高性能スポーツカーをラグジュアリー・セグメントに導入する。他を圧倒する性能は、主にMツインパワー・ターボ・テクノロジーと高回転コンセプトを採用したV8エンジンによるものであり、新型BMW M8クーペ(複合モード燃費:10.6~10.5リッター/100km、複合モードCO2排出量:242~238g/km)、および新型BMW M8カブリオレ(複合モード燃費:10.8~10.6リッター/100km、同CO2排出量:246~241g/km)は最高出力441kW(600PS)を、また新型BMW M8コンペティション クーペ(複合モード燃費:10.6~10.5リッター/100km、同CO2排出量:242~238g/km)、および新型BMW M8コンペティション カブリオレ(複合モード燃費:10.8~10.6リッター/100km、同CO2排出量:246~241g/km)はさらに大きな出力460kW(625PS)を発生する。この高性能パワーユニットにはドライブロジック付き8速Mステップトロニック・トランスミッションが組み合わされており、四輪駆動システムM xDriveとアクティブMディファレンシャルを通じて、強大なパワーを確実に路面に伝達する。

 

サーキット走行の要件を念頭に置いて設計された専用のシャシー・テクノロジーには、ボタンを押すだけで2つの異なるブレーキ・ペダル特性が選択できる新開発のブレーキ・システムも含まれている。ドライビング・エクスペリエンスをさらにカスタマイズするもう一つの新機能として、エンジン、ダンパー、ステアリング、M xDrive、ブレーキ・システムの設定を直接変更することができるセットアップ・ボタンが用意されている。これにより、ドライバーの好みや現在の走行状況に合わせてそれぞれの設定を個別に選ぶことができる。同じく新採用のセンター・コンソールのM MODE(Mモード)ボタンでは、ドライバー・アシスタント・システムの設定やメーター・パネルおよびヘッドアップ・ディスプレイに表示される情報を変更することができる。この新型高性能スポーツカーのダイナミックなポテンシャルは、機能性を追求した結果として定評あるMデザインや、室内のモデル専用スタイリングにも反映されている。ここでは爽快なドライビング・エクスペリエンスを提供すべくデザインされたコックピットに、質の高い独特なオーラが溶け込んでいる。

 

展示会初公開:新型BMW 3シリーズ ツーリング –
スポーツの才能のためにスペースを拡大

新型BMW 3シリーズ ツーリングの特徴は、スポーティで多用途性を有している点である。そのBMW 3シリーズ ツーリングがフランクフルト・モーターショー2019で初のショー・デビューを飾り、2019年9月にはディーラーのショールームにも並ぶ。この最新世代のエンジンと最先端のシャシー・テクノロジーを搭載した第6世代のツーリング・モデルは、プレミアム・ミッドサイズ・クラスにおける俊敏性と運動性能の基準を再び確立する。モデル・レンジのトップに立つのは、最高出力275kW(374PS)の直列6気筒ガソリン・エンジンを搭載するBMW M340i xDriveツーリング(複合モード燃費:7.5~7.1リッター/100km、複合モードCO2排出量:170~162g/km)である。BMW 3シリーズ ツーリングのプラグイン・ハイブリッド・モデルは2020年夏以降に発売の予定である。

 

ラゲッジ・ルーム・フロアの滑り止めレールやテールゲートとは別に開くリヤ・ウィンドウなど、細部に施された数々の工夫がツーリング・モデルの最先端の機能性をさらに強化する。500リッターのラゲッジ・ルーム容量は、最大1,510リッターまで拡大することができる。インテリアの上質な雰囲気、トップ・クラスの標準仕様、洗練された表示および操作コンセプト(オプションでジェスチャー・コントロールやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを装備可能)、BMWコネクテッドおよびBMWコネクテッド・ドライブによる最新のデジタル・サービスを組み合わせ、印象深いドライビング・プレジャーと快適性を実現している。

 

展示会初公開:新型BMW X1 –
最高のコンパクト・スポーツ・アクティビティ・ビークル

フランクフルト・モーターショー2019の来場者は、かつてないほど魅力的な新型BMW X1に出会うことになる。プレミアム・コンパクト・セグメントで大きな成功を収めたスポーツ・アクティビティ・ビークルは、慎重に見直されたデザイン、より洗練された駆動技術、さらに制御/操作および接続性の分野でトップ・クラスの装備品を携えて脚光を浴びる。大きくなったBMWキドニー・グリル、新しい外観のLEDヘッドライトおよびテールライトによって、このクルマははるかに大きな存在感を放ち、個性を際立たせる。優れた可変性を持つインテリアの洗練された上質な雰囲気に、最先端の機能が追加されている。その他にも新型BMW X1では、オプションとして最大10.25インチのコントロール・ディスプレイを備えたより高度なオペレーティング・システム、最新のドライバー・アシスタント・システムの数々、BMWコネクテッド・ドライブによる広範なデジタル・サービスが利用できる。

 

新型BMW X1には、最高出力103kW(140PS)~170kW(231PS)の最新世代の3気筒または4気筒ガソリン・エンジンとディーゼル・エンジンが用意されている。動力伝達は仕様に応じて6速マニュアル・ギアボックス、7速ステップトロニック・デュアル・クラッチ・トランスミッション、あるいは8速ステップトロニック・トランスミッションが組み合わされ、前輪駆動の他、四輪駆動システムBMW xDriveも選択できる。2020年春には、新型BMW X1モデルにプラグイン・ハイブリッド仕様も追加される。

 

世界初公開:BMW i3s Edition RoadStyleおよびBMW i8 Ultimate Sophisto Edition

BMW iブランドのピュアEVおよびプラグイン・ハイブリッド・モデルに、ドライビング・プレジャーとサステイナビリティ(持続可能性)という独特の組み合わせを強調する魅力的で個性的なスペシャル・エディション・モデルが追加される。フランクフルト・モーターショー2019で初公開されるBMW i3s Edition RoadStyle(エディション・ロードスタイル)のインテリアおよびエクステリアのデザインは、スポーツの優雅さにあふれている。このモデルはフルード・ブラックのエクステリア・カラーに専用アクセント・カラーのE-カッパーがあしらわれ、ジェット・ブラックに塗装された20インチ・ツイン・スポークBMW iライト・アロイ・ホイール、サン・プロテクション・ガラス、ステラリック/ダルベルギア・ブラウンのナチュラル・レザー仕様、ダーク・オーク・マット・ファイン・ウッドのダッシュボードが装備される。最高出力は135kW(184PS)のこのピュアEV(純電気自動車)のスペシャル・エディションは、1,000台限定で2019年11月に発売される。

 

BMW i8クーペとBMW i8ロードスターは、世界全体でわずか200台限定のUltimate Sophisto Edition(アルティメット・ソフィスト・エディション)が発売となる。この種のカラー・コンビネーションとしては初めて、ソフィスト・グレー・ブリリアント・エフェクトのエクステリア・カラーにE-カッパーのアクセントがあしらわれ、モデル専用のラジアル・スポーク・デザインにブラック/E-カッパーのバイ・カラー仕上げが施された20インチBMW iライト・アロイ・ホイールが装備される。また同じく初公開となるクリア・ガラス付きテールライトが装備される。ブラック/E-カッパーのAccaroインテリア・デザインが、その外観に完璧にマッチする。

 

展示会初公開:BMW Vision M NEXT – スポーティ・モータリングの未来

BMW Vision M NEXTは、ミュンヘンのBMW Weltで開催された#NEXTGenイベントのハイライトの1つだった。今回、フランクフルト・モーターショー2019の来場者は、BMW Mブランドの電動化された未来の姿を垣間見ることができる。フランクフルトでも展示されているBMW Vision i NEXTと同様、BMW Vision M NEXTは、未来のBMWのドライビング・エクスペリエンスを提示する試作車である。オール・エレクトリックのBMW Vision iNEXTは、主にEASEエクスペリエンス・コンセプトの紹介という役割を持ち、自動運転が自動車と生活をどのように変えるのかを提示する。一方BMW Vision M NEXTは、BOOSTコンセプトによって自分自身で運転するという純粋かつ感情に訴える魅力的な体験に重点を置いている。このビジョン・ビークルは、感情を刺激するデザインと自らハンドルを握りたいと望むドライバーに正面から焦点を当てた明確な配置のインテリアを備えた進歩的なプラグイン・ハイブリッド・スポーツカーである。Power PHEV駆動システムは、スポーティ・ドライビングの新たな次元を切り拓く。オール・エレクトリックまたはターボチャージャー付き4気筒ガソリエンジンのいずれかの動力を使い、電動式の四輪駆動または純粋な後輪駆動のいずれかを選択できる。システム合計出力は441kW(600PS)を発生し、静止状態からわずか3秒で車速100km/hに達することができる。ボタンを押すだけで駆動力が増大するBOOST+モードも用意されており、さらに爽快なパフォーマンスを体験できる。このモデルはオール・エレクトリック・モードで最大100キロメートルの航続距離を持ち、市街地内だけでなく、都市近郊地域も含めてほとんどのドライブをゼロ・エミッションで完走することができる。

 

紛れもないスポーツカーのプロポーション、低く身構えたウェッジ・シェイプのシルエット、ガルウィング・ドア、そして明瞭で無駄を削ぎ落したスタイリング。BMW Vision M NEXTは、ダイナミックなパフォーマンスのためのクラシックなデザインと持続可能なドライビング・プレジャーを融合させている。インテリアに目を移すと、革新的テクノロジーの採用により、前方の道路で起こっていることにドライバーの注意を集中させる。「フォーカス・ロジック」は、刻々と変化する走行状況に合わせて表示される情報を制御することで、BMWならではのドライバーを中心に据えるスタイルを次のレベルに引き上げる。車速が上がると情報の表示はドライバーが直接目視できる視野内で変化し、走行に関連する情報にますます集中する。

 

世界初公開:新型BMW X5 Protection VR6 – 最高の能力を誇るセキュリティ車両

BMWグループは40年以上にわたり特別な保護を必要とする政府機関、公務員、個人向けセキュリティ車両の開発と製造を行ってきた。フランクフルト・モーターショー2019では、新型BMW X5 Protection VR6(複合モード燃費:13.0リッター/100km、複合モードCO2排出量:298g/km)が初公開される。BMWで人気のスポーツ・アクティビティ・ビークルをベースにした第4世代のセキュリティ車両は、各種の火器、鈍器、あるいは爆発物を使用した暴力的な攻撃からの効果的な保護を提供する。この目的のため、新型BMW X5 Protection VR6に装備されるモデル専用の装甲および防御ガラスは量産モデルの開発時にすでに考慮されていたもので、X5のボディに完璧にフィットする。

 

新型BMW X5 Protection VR6に採用した総合的セキュリティ・コンセプトには、シャシー・テクノロジーをこの特殊なモデルの車両重量に合わせて念入りにセットアップしているというさらなる利点がある。その結果、最高出力390kW(530PS)のV8エンジンを搭載したセキュリティ車両は、BMW X5で定評ある俊敏なハンドリングと多才なパフォーマンスを提供できる。視覚的には新型BMW X5 Protection VR6と標準仕様の生産車を区別することはほとんど出来ず、目立たない外観は乗員の保護能力を強化するのにも役立っている。このモデルは、国家試験センターによって公式規格VR6クラスの保護能力を認定されている。さまざまな快適装備品に加え、インターホン・システムやパニック・アラームも標準装備される。また、多様な目的のための特注オプション装備品(工場装着オプション)も入手可能。

 

燃費、CO2排出量、電力消費量の数値は型式認定時に有効であった欧州規格(EU)2007/715に既定されている測定法に従って測定されている。これらの値はドイツにおける基本装備の車両に対するもので、数値範囲はホイール/タイヤの種類及び装着されたオプション装備品による差異を考慮したものであり、構成過程で変化する場合がある。

数値は、新しいWLTPテスト・サイクルに基づく測定値を比較のためNEDCに換算したものである。これらの車両については、税その他のCO2排出量が考慮される課金の評価に際して、ここに示した値とは異なる数値が該当することがある(国別法規によって異なる)。

 

新車に関する公式の燃料消費率、CO2排出量、電力消費率に関する更に詳細な情報は「新しい乗用車の燃料消費率・CO2排出量・電力消費率に関するガイドライン」(Leitfaden über Kraftstoffverbrauch, die -Emissionen und den Stromverbrauch neuer Personenkraftwagen)に記載されている。この資料はすべての販売店、DAT(Deutschen Automobil Treuhand GmbH)(所在地:Hellmuth-Hirth-Str.1, 73760 Ostfildern-Scharnhausen, Germany)、https://www.dat.de/co2/から無料で入手できる。

 

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