BMW、第76回カンヌ国際映画祭の公式パートナーを務める

ミュンヘン発：BMWは、昨年カンヌ国際映画祭の公式パートナーとして初参加し、引き続き2023年もこの役割を務める。76回目となるこの祝祭と一部の公式パートナーのために、BMWは200台を超える電気自動車のセレクションに加え、プラグイン・ハイブリッド車の新しいBMW XMモデルを提供する。フランス南部で開催し、世界中の映画関係者が集うこの祭典は、アクション満載のBMWフィルム最新作の紹介と、先進的な新ウォータークラフトTHE ICONの初披露にふさわしい舞台となる。世界初公開されたばかりの新型BMW i7 M70 xDrive*は、BMWの全ポートフォリオの中で最もパワフルで最速の電気自動車モデルであり、路上走行を初めて披露する。

 BMWカスタマーおよびブランド担当上級副社長のイェンス・ティーマーは次のように述べている。「カンヌ国際映画祭との公式パートナーシップを継続できることを光栄に感じています。この映画祭は、若さと時代のスピリットをさらに尊重し、デジタル化の推進に力を注いでおり、このパートナーシップはラグジュアリーなBMW製品にとって理想的なプラットフォームです。当社は伝説的なBMWフィルム・シリーズの最新版である、BMWフィルム新作のプレミアをカンヌで祝します。さらに、THE ICONとBMW i7 M70 xDriveの両方によって、ラグジュアリー、イノベーション、サステナビリティの魅力的な融合を実現しています」

カンヌ国際映画祭プレジデントのイリス・ノブロック氏は次のように語っている。「BMWは2022年にカンヌ国際映画祭のオフィシャル・オートモーティブ・パートナーとして参加し、この映画祭の環境方針と一致した電気100%のすばらしいモデルを80台提供してくれました。７番目の芸術（映画）と歴史に残る関係を持つBMWが提供するサポートに期待できることを、私たちは誇らしく、嬉しく感じています。今回もすべてのゲストがさまざまな移動を行う際に同行してくれます」

BMWフィルムから華々しい新作リリース

BMWフィルムの最新作から分かるのは、当社が現行モデルを主役にして映画で紹介する伝統を守っている点である。現在からさかのぼること20年以上前、高名なハリウッド監督たちは名だたる俳優を主役とし、彼らの車を共演させる魅力的な短編映画を次々と制作していた。最も有名な代表作の１つである『Star』では、BMW M5のスリルあふれるドライブで観客を映画のプレミアへ連れていく。BMWフィルムの最新作『The Escape』 では、BMW 5シリーズ・セダンが息をのむようなカーチェイスの主役となる。ファンはカンヌで開催するBMWフィルム新作プレミアで、今回もテンポの速い走行シーン、壮観なアクション、スターが勢ぞろいした配役を楽しみにすることができる。

Port de CannesでTHE ICONのワールド・プレミア

Port de Cannes（カンヌ港）で映画祭来場者を待つ別タイプのプレミアは、THE ICONの初披露である。BMWがボートメーカーTYDEと共同で開発・製作したこの革新的な船舶は、水上でもゼロ・エミッション・モビリティを提供し、先進的なラグジュアリーを別の形で体現する。

THE ICONは、BMW iブランドの長年にわたる電気モビリティの経験に、TYDEの船舶製造技術とBMWグループ子会社Designworksのスタジオが手がける未来志向のデザインを組み合わせて完成した。カンヌ国際映画祭でTHE ICONを初公開することによって、明日の世界で持続可能なモビリティを実現するBMWの俯瞰的なアプローチに再び注目が集まることになる。

電動化性能とサステナブルなラグジュアリーを映画祭ゲストに提供

2023年5月16日から27日にかけて、世界中の映画制作者、俳優、映画愛好家が、コート・ダジュールのリゾート地カンヌを訪れ、世界有数の新作映画を楽しみ、パルム・ドール授賞式に立ち会う。BMWは市内のパレ・デ・フェスティバル・エ・デ・コングレで開催される本イベントのために、さまざまな乗り換えルートのシャトル・サービスを担う。提供するBMW現行モデルのフリートはすべて電動パワートレインを搭載し、カンヌの街をほぼ無音かつゼロ・ローカル・エミッションで滑らかに駆け抜ける。これにより、世界中のゲスト、映画祭の参加者、VIPは、真のサステナブル・ラグジュアリーを味わうことが可能となる。

映画祭と一部の公式パートナーのために提供するフリートは、現在BMWがラグジュアリー・セグメントとして販売する多種多様な電動モデルで構成される。完全電気駆動のBMW iX M60 xDrive*およびBMW M GmbHが製造する史上初の高性能プラグイン・ハイブリッド駆動モデルBMW XM*が、有名なクロワゼット通り周辺を走行する。搭乗者はこのモデルのM HYBRID駆動システムや、M Loungeリア・コンパートメントの比類ない環境による特別なパフォーマンス体験に期待することができる。水素燃料電池技術を採用したBMW iX5 Hydrogen*は、今後持続可能なモビリティに取り組む上で、新たな選択肢を提供する。

この映画祭は、電気自動車BMW i7 M70 xDriveが、サステナブルなラグジュアリーを究極の形で示す最新の機会となる。システム最高出力 485kW/660psおよび最大トルク1,100 Nm (811 lb-ft)を備えたこの新性能モデルは、BMWグループのポートフォリオの中で最もパワフルかつ最速の電気自動車である。

BMW i7のリア・シートで体験するBMWフィルム最新作の特別上映

BMW i7モデルで移動する映画祭のゲストは、フル・エレクトリック・セダンの後部座席で、BMWシアター・スクリーン（31.3インチ・パノラミック・ディスプレイ）で上映するBMWフィルムの最新作を楽しむことができる。

BMWシアター・スクリーンは、ヘッドライナーからフロント・シートのバックレストまで下がり、インテリアのほぼ全幅にわたって広がり、BMW i7 の後部座席で無類のエンターテインメントを提供する。大型のパノラミック・ディスプレイと Bowers & Wilkinsのダイヤモンド・サラウンド・サウンド・システムが一体となり、後部座席を専用の車内パーソナル・シネマへ転換させる。

CO2排出量および燃料消費率

BMW i7 M70 xDrive: 電力消費量（kWh/100 km複合）：23.8 – 20.8 WLTPモード。
BMW iX M60: 電力消費量（kWh/100 km複合）：24.7 – 21.9 WLTPモード。
BMW XM: 燃料消費率（l/100 km (mpg imp) 複合）：1.7 – 1.6 (166.2 – 176.6) WLTPモード、電力消費量（kWh/100 km複合）：34.5 – 33.0 WLTPモード、CO2排出量（g/km 複合）： 39 – 35 WLTPモード。
BMW iX5 Hydrogen: 水素消費量（kg/100 km複合）：1.19 WLTPモード。