未来の電気自動車でドライビングを楽しむ：新型MINI Cooper Electric誕生

完全電気駆動の第5世代MINI 3 Doorは、伝説的なモデルのサクセスストーリーを引き継いでいる。最高のゴーカートフィーリングを味わえる新型MINI Cooper Electricは、未来のブランドにふさわしいドライビングの楽しさを体現している。

ミュンヘン発: MINIファミリーの次世代モデルとして、新型MINI Cooper Electricが登場する。アイコンとも言えるMINI 3 Door の新型は、電気駆動の楽しさを追求し、2つの電力レベルを用意している。スリリングで俊敏な走りを実現したMINI Cooper Electricは、未来の完全ローカル・エミッションなしのプレミアム モビリティの象徴である。

2020年に発売された完全電気駆動のMINI Cooper SEは、2022年には販売台数が25.5%増加し、MINIの中でも群を抜いた人気モデルとなった。昨年は完全ローカル・エミッションなしのMINIが全世界で43,000台以上販売された。今、路上を走るMINIの5台に1台は電気で動いている。先ごろ、第4世代となるMINI 3Doorの100万台目が製造されたことは、オリジナルのMINIが現在も大きな成功を収めている証だ。100万台目も完全電気自動車で、カナダで納車された。

電動でゴーカートフィーリングが体感でき、スタート直後から最大トルクを発揮

MINI Cooper Eは出力135kW、MINI Cooper SEは出力160kW。新しいMINIファミリーは、スタート直後から最大トルクを発揮し、シフトチェンジの影響なく瞬時に加速する。リチウムイオン高電圧バッテリーはMINI Cooper Electricのフロアに設置。路面をしっかりとつかみ、最適な重量配分、高い安定性と敏捷性を実現。このようにMINIは、ブランドの代名詞とも言えるゴーカートフィーリングを再定義し、60年以上にわたって成功を収めてきた「都市的なドライビングの楽しさ」というコンセプトを変わらず育て続けている。

BMWグループ内の開発ノウハウを活用することにより、新型MINI Cooper Electricのドライビング・ダイナミクスはさらに向上した。2001年のMINI 3Doorのモデルチェンジから、今回の第5世代に至るまで、MINIはブランドの歴史にしっかりと根付いている。テクノロジー、効率性、パワーデリバリーの領域で途切れることなく前進を続け、伝統に裏打ちされたMINIの人気モデルの歴史を尊重しながら、全く新しいドライビングの楽しさを提供する。

航続距離の向上と高い柔軟性

MINI Cooper Eの総電力量は40.7kWh、MINI Cooper SEは54.2kWh。予想航続距離は300～400kmとなり、都市部だけでなく郊外まで、ドライブ距離が格段に広がる。

2023年11月からライプツィヒのBMWグループ工場で製造されるMINI Countrymanとともに、新型MINI Cooper Electricは、MINIの完全電動自動車化の未来に向けて万全の態勢で臨んでいる。2024年以降の新しいモデルファミリーには、MINI Acemanが加わる予定だ。