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新世代のBMW Motorrad ニューBMW R 1200 ST及びニューBMW R 1200 RT 発売開始
Thu Mar 03 12:00:00 CET 2005 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、新型ボクサーエンジンを搭載する2車種、ロング・ディスタンス・スプリンターのニューBMW R 1200 ST とBMW R 1150 RTの後継となるアクティブ・ツアラーのニューBMW R 1200 RTを新たに市場に投入し、製品攻勢を加速します。
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、新型ボクサーエンジンを搭載する2車種、ロング・ディスタン
ス・スプリンターのニューBMW R 1200 ST とBMW R 1150 RTの後継となるアクティブ・ツアラー ニューBMW R 1200 RTを新たに市場に
投入し、製品攻勢を加速します。
ニューBMW R 1200 STのメーカー希望小売価格は2,068,500円(消費税を含む、消費税以外の税金および登録諸費用を除く)、ニューBMW R
1200 RTは2,226,000円(同上)で、それぞれ2005年3月22日(火)より全国のBMW Motorrad正規代理店にて販売を開始します。なお、
ニューBMW R 1200 RTには発売記念パッケージ・モデルとして、クルーズ・コントロール、クロームメッキ仕上げのエキゾースト・パイプ、ホワイト・ウィンカー・
レンズ(総額30万円相当)を装備しながら、52,500円アップとした車両が130台限定で設定されます。
BMW Motorradは開発の段階よりタンデム(二人乗り)走行を前提に生産されています。世界的に見てもトラベル・ツアラー市場でのBMW Motorradのシェ
アは50%にも上ります。今回この2つのニューモデルを日本に導入することで、本年4月より解禁の高速道路二輪二人乗りにより拡大すると予想される、日本でのツーリング・
モデル市場での更なるシェア拡大を目指します。
さらに、両モデルは電波式の盗難防止装置を標準装備し、イモビライザーと併せ最近問題となっている盗難に対する防御力を高めています。
ニューBMW R 1200 STの特徴
ロング・ディスタンス・スプリンターと名づけられたニューBMW R 1200 STの最大の特徴は、スポーティな走りとツアラーとしての快適な走りを両立させていること
です。BMW R 1200 GSで高い評価を確立した1,169ccの新世代ボクサーエンジンをモデルの性格付けにあわせて最適化、16%出力を上げています
(110ps/7,500rpm)。さらに、車重238kg(装備重量)という軽量ボディ、スリムなデザイン、テレレバー、EVOパラレバー、ABS付EVOブレーキと
いったBMW Motorradオリジナルの定評ある技術の採用とあわせて、スポーツ・ツアラーとしての完成度を高い次元で実現しています。
●ワインディングでのスポーツ・ライディングとツアラーとしてのタフな走りを高い次元で両立させた新コンセプトモデル
●新型BMW R 1200 GSで高い評価を得たEVOボクサーエンジンを、モデルの性格に合わせて最高出力81kW(110ps)/7,500rpm、最大トルク
115Nm/6,000rpmに改良し搭載
●車両重量238kg(装備重量)という軽量なボディが、軽快なワインディング走行を約束
主要標準装備品
・パーシャリー・インテグラルABS
・テレレバー・サスペンション(フロント)
・EVOパラレバー・サスペンション(リア)
・シングル・ワイヤー・システム(SWS)
・インフォメーション・フラット・スクリーン
・グリップヒ-タ-
・電源ソケット
・イモビライザー(電子式エンジン始動ロック・システム)
・電波式盗難防止装置
カラーバリエーション <車体カラー(ツートンカラーのみ、シートは全てブラック)>
・ライト・マグネシウム・メタリック/シドニー・ブルー・メタリック[注文生産]
・ライト・マグネシウム・メタリック/グラニット・グレー・メタリック[標準カラー]
・ライト・マグネシウム・メタリック/ピーモント・レッド・メタリック[注文生産]
・ダーク・グラファイト・メタリック/シドニー・ブルー・メタリック[標準カラー]
・ダーク・グラファイト・メタリック/グラニット・グレー・メタリック[注文生産]
・ダーク・グラファイト・メタリック/ピーモント・レッド・メタリック[標準カラー]
主なオプション装備 (価格は全て消費税込み)
・シリンダー・プロテクター ¥15,750
・フロントハイシート(810mm/830mm) ¥52,500
・補助電源ソケット ¥8,400
ニューBMW R 1200 RTの特徴
ニューBMW R 1200 RTはアクティブ・ツアラーと名づけられており、現在BMW Motorradのラインアップで最も人気のあるBMW R 1150 RTの
後継モデルです。ニューBMW R 1200 RTはST同様新しいエンジン、6速トランスミッションを搭載し、BMW R 1150 RTと比較して約10kgの軽量化
(281kg)を果たしました。さらに工場オプションで、電子調整式サスペンション(ESA)が用意されており、走行中でも前後サスペンションを走行スタイルや路面状況に
あわせて3つの設定に調整することが可能で、特に、タンデム走行時に最適です。最新の装備、運動性能を持つニューBMW R 1200 RTは、エルゴノミクス(人間工
学)にのっとった快適で安全な長距離ツーリングを可能にします。
●Rシリーズを代表するツーリング・モデルが、新エンジンと軽量化により、スポーティに進化
●新型BMW R 1200 GSで高い評価を得たEVOボクサーエンジンを、モデルの性格に合わせて最高出力81kW(110ps)/7,500rpm、最大トルク
115Nm/6,000rpmに改良し搭載
●車両重量281kg(装備重量)という軽量化を実現
●電子調整式サスペンション(ESA)が工場オプションで装備可能
主要標準装備品
・パーシャリー・インテグラルABS
・テレレバー・サスペンション(フロント)
・EVOパラレバー・サスペンション(リア)
・シングル・ワイヤー・システム(SWS)
・インフォメーション・フラット・スクリーン
・ラジオ/オーディオ取り付け用キット
・グリップヒ-タ-
・電源ソケット
・イモビライザー(電子式エンジン始動ロック・システム)
・電波式盗難防止装置
カラーバリエーション <車体カラー(シートカラー/エンジンスポイラー)>
・ピーモント・レッド・メタリック (ブラック/スレート・ダーク・メタリック)
・グラニット・グレー・メタリック (ブラック/スレート・ダーク・メタリック)
・ダーク・グラファイト・メタリック (ブラック/ホワイト・アルミニウム・メタリック・マット)
主なオプション装備 (価格は全て消費税込み)
・電子調整式サスペンション(ESA) ¥94,500(工場オプション)
・ハイシート (820mm/840mm) ¥47,250
・ラジオ/オーディオ(CDプレーヤー付き) ¥210,000
・ホワイト・ウインカー(フロント・リヤ) ¥36,624
・クルーズ・コントロール ¥42,000 (工場オプション)
電子調整式サスペンション(ESA)を工場オプションで装備
-走行中もボタンひとつでサスペンションを調整可能
前後のサスペンション・システムには、高品質なガス封入スプリング・ストラットが使用されています。スプリング・ストロークはフロントが115 mm、リアが135
mmです。こうした標準仕様の中で、リアのスプリング・ストラットは圧縮側ダンピングを好みに応じて無段階に調整でき、スプリングのプリロードも調整できます。この機構の
おかげで、ライダーはただダイヤルを回すだけで、荷重に応じたサスペンションの調整を行えるのです。
さらにオプションの電子調整式サスペンション(ESA)装備車両では、ライダーはプリロードとダンピングの両方を、ハンドルバーのボタンを押すだけという、極めて簡単便利
な方法で調整できるようになります。このシステムは、走行中でもダンピングのセットアップが可能で、世界中のモーターサイクルに先駆けてK 1200 Sに導入され、この
たびR 1200 RTにも設定されました。これにより、リア・ホイールのスプリング・プリロードと圧縮側および伸び側のダンピング調整、フロント・ホイールの圧縮側ダン
ピング調整が可能です。
システムの操作をできるだけシンプルにして、誤った調整を無くすために、ライダーはまず現在の荷重の状態(ライダーのみ、ライダーと荷物、ライダー+パッセンジャーと荷
物)を入力するだけで、あとはシステムがスプリングのプリロードを調整します。
さらにライダーはそれぞれのライディング・スタイルに応じて、コンフォート、ノーマル、スポーツのモードを選ぶことができ、モーターサイクルのセントラル・エレクトロニッ
ク・システム(CES)にあらかじめセットされているパラメーターを元に、最適なダンピング・レートが設定されます。
つまり全部で9種類の調整パターンが用意されることになり、ライダーは走行中であってもボタンを押すだけでダンパーの設定(コンフォート、ノーマル、スポーツ)を変えるこ
とができます。ただしスプリングのプリロードについては、機能面と安全面の理由から、モーターサイクルが停車している場合にのみ調整できます。スプリングのプリロードを指
示通りに変える役目は、電動モーターが担っています。一方、ダンピング・レートは小さなステッピング・モーターにより調整されます。