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ニューBMW 530iツーリングを発売開始新型6気筒エンジン搭載など一部仕様変更と標準装備品の充実し、BMW 5シリーズのバリエーション拡充
Mon Jun 20 12:00:00 CEST 2005 プレスリリース
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、BMW 5シリーズに新たなモデル・バリエーションとしてニューBMW 530iツーリングをラインアップに追加しました。また、BMW 5シリーズの一部モデルの仕様変更と装着率の高かったオプション装備品を標準装備化するなどして装備の充実化を図り価格を見直し、より魅力的なパッケージングにしました。6気筒エンジン搭載モデルのエンジンは既にBMW 3シリーズ等に搭載しているマグネシウム・アルミニウム合金製クランクケース採用の軽量新型6気筒エンジンに変更します。ラインアップが拡充・変更されたBMW 5シリーズは、6月21日(火)より全国のBMW正規ディーラーにて販売を開始します。
プレス担当者.
Yosuke Shiroshita
BMW グループ
電話番号: +81-3-6259-8017
Fax: +81-3-6259-8009
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著者.
Yosuke Shiroshita
BMW グループ
ビー・エム・ダブリュー株式会社(本社:千葉市美浜区中瀬1-10-2、代表取締役:ヘスス・コルドバ)は、BMW 5シリーズに新たなモデル・バリエーションとして
ニューBMW 530iツーリングをラインアップに追加しました。また、BMW 5シリーズの一部モデルの仕様変更と装着率の高かったオプション装備品を標準装備化するな
どして装備の充実化を図り価格を見直し、より魅力的なパッケージングにしました。6気筒エンジン搭載モデルのエンジンは既にBMW 3シリーズ等に搭載しているマグネシウ
ム・アルミニウム合金製クランクケース採用の軽量新型6気筒エンジンに変更します。ラインアップが拡充・変更されたBMW 5シリーズは、6月21日(火)より全国の
BMW正規ディーラーにて販売を開始します。
BMW 525i 右ハンドル 2.5リッター(160kW/218ps) 6速AT ¥6,100,000
BMW 530i 右/左ハンドル 3.0リッター(190kW/258ps) 6速AT ¥7,120,000
BMW 545i 右/左ハンドル 4.4リッター(245kW/333ps) 6速AT ¥9,240,000
BMW 525i ツーリング 右ハンドル 2.5リッター(160kW/218ps) 6速AT ¥6,420,000
BMW 530i ツーリング 右ハンドル 3.0リッター(190kW/258ps) 6速AT ¥7,550,000
※上記価格は消費税込み、その他税金、保険、登録諸費用は含まず
※525iの左ハンドルは受注生産可能
今回変更のポイント
●バイ・キセノン・ヘッドライトなど人気の高いオプション品を標準化し装備を充実
●軽量マグネシウム・アルムニウム合金直列6気筒エンジンを6気筒搭載モデルに採用し、出力向上、燃費は低減(3.0リッター)。
●ニューBMW 530i ツーリング追加により、バリエーションの拡充。
●様々なオプションと魅力あるパッケージを豊富に用意
■標準装備品の充実化
今回の仕様変更では標準装備品の見直し、新オプションの設定を行いました。全車にロー・ビームだけでなく、ハイ・ビーム点灯時でも高輝度照射可能なバイ・キセノン・ヘッド
ライト、ランフラット・タイヤ(従来525iはオプション)、HDDナビゲーションを標準装備としました。また、今回の変更によりBMW 5 シリーズは全車17インチ以
上のランフラット・タイヤが標準装備となり、従来モデルでスペア・ホイールおよびジャッキが装着されていたトランク内のスペースは、約35リッターの小物入れとして利用可
能になります。
アクティブ・ステアリング、ランフラット・タイヤなど能動的安全性装備を全車に標準装備
BMW 5シリーズ全車には、安全性に寄与するランフラット・タイヤ、アクティブ・ステアリング、バイ・キセノン・ヘッドライトが標準で装備されます。
アクティブ・ステアリングの最大の利点は、DSC(ダイナミック・スタビリティー・コントロール)<横滑り防止装置>の機能の一部として、万が一ドライバーが過速度でカー
ブなどを侵入してしまった場合や路面の一部が凍結または積雪しているような、路面の摩擦係数に差がある状況でハンドル操作を誤ると、アクティブ・ステアリングがDSCと連
動して、カウンター・ステア(補舵)を当てることにより車両を安定させます。その素早さと正確さは、平均的なドライバーの及ぶところではありません。ただし、物理的限界を
超えるものではありません。
日常的に大いに役立つ機能としてステアリング・ギア・レシオ及び油圧によるアシスト量を変化させて、低速走行時はステアリング回転数、操舵力を少なくてすむようにダイレク
ト気味に、高速走行時にはステアリング回転数、操舵力を多く必要にしてダイレクトさを和らげるように制御することで、俊敏性、安定性、および走行快適性を同時に実現しまし
た。
BMW のほぼすべての車種の純正アロイ・ホイールは、特殊なデザインのリム・ハンプを持つEH2(Extended Hump)リムですが、空気圧が突然低下したときで
もタイヤがリムから脱落するのを防ぐ働きがあります。またランフラット・タイヤは、ランフラット機能を実現するためにサイド・ウォールを強化し、インサート・ストリップを
追加し、耐熱性の高いラバー・コンパウンドが使われています。このセルフ・サポート構造により、空気が完全に抜けても車両の積載量に応じて最大80 km/hの車速で
50~250 kmの距離を走ることができます。
システムにはタイヤ空気圧インジケーター(TPI)が含まれていて、これはホイールの回転速度を基準に、全てのタイヤの空気圧を常時モニターしています。異常が発生する
と、システムが警告灯と警告音でドライバーに警告します。警告が出される条件は、車速が15 km/h以上、タイヤ空気圧の低下が30%を超えたときです。
■新型直列6気筒エンジンは出力向上、燃費も向上
BMW 530i, ニューBMW 530iツーリングに搭載される3リッター直列6気筒エンジンは、最高出力が190kW(258ps)/6,600rpmとなり、従来
モデルに比べて実に20kW(27ps)もパワーアップされました。最大トルクは300 Nmで同じですが、エンジン回転数2,500~4,000 rpmの範囲でコンス
タントにこのレベルを維持します。その結果出力が向上しながら、燃費は10・15モードで9.0km/リッターと前モデルの8.8km/リッターに比較し向上しています
(ツーリングは8.6km/リッター)。
BMW 525i、BMW 525iツーリングに搭載される2.5リッター直列6気筒エンジンは、最高出力が160kW(218ps)/6,500rpmとなり、従来モデ
ルに比べて実に19kW(26ps)もパワーアップされ、最大トルクは250Nmで、従来モデルに比べて5 Nm 向上しておりながら、燃料消費は10・15モードで
8.8km/リッター (ツーリングは8.5km/リッター)と同等です。
エンジン重量をぎりぎりまで削減するために、BMWは量産車では初めてマグネシウム合金を採用、アルミニウムに比べて約30%の軽量化を実現しました。クランクケースとシ
リンダー・ヘッド・カバーが、高度のテクニックを必要とするこの超軽量素材で作られています。
この直列6気筒エンジンのもう1つの特徴は、アクセル・ペダル位置に応じてインテーク・バルブのリフト量(ストローク)とバルブが開くタイミングを無段階に連続可変する
BMW独自の技術であるバルブトロニックがさらに軽量に改良された第2世代が採用されていることです。これにより、エンジンに噴射された燃料をより効率的に利用できるだけ
でなく、エンジンのレスポンスも一段と向上します。またエンジン回転数に左右されることなく、エンジン冷却水量を制御することが可能な量産車初の電動式ウォーターポンプも
燃料消費低減に貢献しています。
■ニューBMW 530iツーリング をバリエーションに追加
BMW 5シリーズのツーリングに今回仕様が変更された3リッター6気筒エンジン(258ps(190kW))を搭載し、より高性能モデルのニューBMW 530iツーリ
ングを追加設定いたします。
BMW 5シリーズ ツーリングのリア・サスペンションには、リア・アクスルにエア・スプリングを採用したセルフレベリング・コントロール付サスペンション(自動車高調整
機能付サスペンション)が標準装備されます。その結果、積載する荷物の重量にかかわらず車両姿勢を一定に保つことができるため、優れた操縦安定性、走行快適性が実現されま
す。
BMW 5シリーズ ツーリングのラゲッジ・ルームは、他のすべての BMW製ツーリングと同様、大きな荷物の出し入れにはテールゲートを、また小さめの荷物を出し入れす
るときにはリア・ウインドを開閉することができます。これらのいずれを開けても、ロールアップ式のラゲッジ・エリア・カバーが自動的に上方に開くため、荷物の出し入れが容
易に行えます。
ラゲッジ・ルームのフロアは前後・左右方向共に完全にフラットになっています。ラゲッジ・ルーム容量は500リッターから最大1,615リッターにもなります。ラゲッジ・
フロアは防犯性を高めるために施錠可能となっており、通常のポジションから上に跳ね上げるとガス・プレッシャー・スプリングによって(ボンネットと同様に)開いた位置に
保っておくことができます。このフロア・パネルの下には容量可変式の収納ボックスが設けられており、さまざまなサイズや種類の小物類を収納しておくことができます。ラゲッ
ジ・ルームにはロールアップ式ラゲッジ・エリア・カバー、ネット、カーゴ・フック 4個、補助電源ソケット1個が標準装備されます。
リア・シートは60:40の分割可倒式で、スキーや釣竿などの長尺物が濡れることなく室内へ簡単に収容可能なスキーバッグが標準装備されます。スタイリッシュなルーフ・
レールも標準装備しており、アクセサリーのルーフ・ボックスやルーフ・ラック・システムを取り付けると簡単にルーフ上に荷物を積載することが可能です。
このようなツーリングの特徴・装備に加えニューBMW 530iツーリングでは、BMW 525iツーリングにおいてオプションの選択率が50%強となっている好評なオプ
ションの電動パノラマ・ガラス・サンルーフ(オプション単体価格21万円)や、ヘッドライト・ウォッシャー、CDチェンジャーなど魅力ある装備を標準装備としながらセダン
との価格差を43万円に設定しました。
■様々なオプションと魅力あるパッケージを豊富に用意
ボディ・カラーも、シート素材と内装色の組み合わせも、インテリアのトリムパネルも豊富な種類の素材・色を用意しており、技術的な組み合わせ可能なパターンは数百通りにも
なります。
また、夜間進行方向であるカーブの内側を照らすアダプティブ・ヘッドライトや、最高級ステレオHiFiシステム・プロフェッショナル・ロジック7など魅力ある豊富な個別オ
プションも用意しております。
さらに人気の高いオプションをお買い求めやすい価格にパッケージングしたものも用意しており、よりスポーティでダイナミックな車両に仕上げるためのスポーツ・サスペンショ
ン、スポーツ・シート、ワイド・タイヤなどパッケージングした人気の高いM-Sportパッケージ、レザーシートなどより上級指向の装備をパッケージングした
Hi-Lineパッケージ、さらに今回ヘッドアップ・ディスプレイ・パッケージを追加しました。
ヘッドアップ・ディスプレイ・パッケージは、クライメート・コンフォートガラスとパッケージされ、現在速度、クルーズ・コントロールの設定速度、およびナビゲーションの行
き先・交差点などの表示を、フロント・ウインドへ投射しますが、他車のものとは異なり、ドライバーはあたかもエンジンフード前端部に表示されているように視覚され、視線を
車両前方からそらすことなくより運転に集中することが可能です。この装置はフロント・ウインドへの投射領域が外側から見えることは無く、インテリア/エクステリア・デザイ
ンを損なうことがありません。
BMW 5シリーズのカスタマイゼーション、パーソナライゼーションの余地は無限ともいえます。