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BMWグループ、ブラジルに工場を建設へ
Mon Oct 22 11:06:00 CEST 2012 プレスリリース
ミュンヘン/ブラジリア発:BMWグループは、ブラジルに新工場を建設する計画を発表した。BMW AGセールス&マーケティング担当上級副社長のイアン・ロバートソンは、22日に行われたジルマ・ルセフ ブラジル大統領との会見で次のように述べた。「BMWグループでは、このほど成立した『Inovar-Auto』法による新たな投資の枠組みを歓迎しており、建設予定の新工場への投資提案をブラジル政府に提出しました。」
プレス担当者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
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著者.
Masahiko Maeda
BMW グループ
- 生産開始予定は2014年
- 年間生産台数約3万台
- 投資額2億ユーロ以上
ミュンヘン/ブラジリア発:
BMWグループは、ブラジルに新工場を建設する計画を発表した。BMW AGセールス&マーケティング担当上級副社長のイアン・ロバートソンは、22日に行われたジルマ・ルセフ ブラジル大統領との会見で次のように述べた。「BMWグループでは、このほど成立した『Inovar-Auto』法による新たな投資の枠組みを歓迎しており、建設予定の新工場への投資提案をブラジル政府に提出しました。」
計画ではブラジル政府による最終承認を経て、2014年の生産開始を目指している。今後、数年間で総額2億ユーロ以上が投じられる。年間生産台数は約3万台を予定している。また、新工場稼動に伴い、同拠点で1,000人以上の従業員を新規採用するほか、サプライヤー側の雇用も増大する見通しとなっている。工場建設予定地はサンタ・カタリーナ州ジョインヴィレ市で、州政府との交渉は順調に進捗している。
ロバートソンは次のように述べている。「ブラジルはBMWグループにとって将来、非常に有望な市場です。そのため、我々はブラジルに対する長期的なコミットメントを強化することといたしました。また、今回の工場建設計画により、ヨーロッパ、アジア、南北アメリカにおける販売バランスが保たれ、BMWグループが長期的な成功を収めるための必要な条件が整うこととなります。すでに、アメリカ、中国、インドなどの市場で成功を収めたように、『生産がマーケットをけん引する』という戦略原則を適用しました。」
BMWグループは現在、世界14ヵ国に29の製造工場を有しているが、新工場建設により生産ネットワークが拡大されることとなる。なお、ブラジルでは2010年よりマナウスでモーターサイクルの生産を行っている。
BMWグループは、1995年にブラジルで現地販売会社を設立した。2011年は1万5,214台を販売し、前年比54%増を達成した。また、BMW Motorradの販売実績についても2011年は5,442台と、前年の55%増となっている。
BMWグループについて
BMWグループは、BMW、MINI、ハスクバーナ・モーターサイクル、ロールス・ロイスというプレミアム・ブランドを擁する、自動車およびモーターサイクルのトップ・メーカーの一つであり、世界14ヵ国に29の製造工場を有し、140ヵ国以上に販売網を構築しているグローバルな企業である。
2011年における自動車総販売台数は167万台、モーターサイクルは11万3千台となっている。2011年度の売上高は688.2億ユーロ、税引前利益は73.8億ユーロを計上した。また、2011 年12月末時点における従業員数は約10万名である。
BMWグループは常に長期的な視野と責任ある行動を企業の指針とすることで成功をおさめており、その結果、すべてのバリュー・チェーンにおける環境的および社会的持続性、責任のある製品作り、さらには資源保護に対する明確なコミットメントを企業戦略の不可分な要素として確立している。このような努力が実を結び、BMWグループはダウ・ジョーンズ・サステイナビリティ・インデックスの自動車部門において、8年連続でトップに選定されている。